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婚活にみる「絶対評価の相対化」とは?95点より82点の肝

  • 恋愛の法則
Pacific Bridal「婚活にみる「絶対評価の相対化」とは?95点より82点の肝」-1

はじめに

「スペックは完璧なのに、なぜか次に会う気が起きない・・」


「スペックはいたって普通なのに、なぜかこの人といると時間が経つのが早い・・」


婚活を進めていると、このような不思議な現象に直面することがあります。


データやプロフィールだけで見れば、明らかに「Aさんの方を選ぶべき」なのに、自分の心が選んだのは、スペックでは劣る「Bさん」だった。


実はこの現象の裏には、婚活を成功させるための超重要な本質が隠されています。


それが、今回提唱したい『絶対評価の相対化』というお相手選びのロジックです。


なぜ婚活では、スペック95点の完璧な人よりも、82点の「まあまあ良い人」が最終的に選ばれるのか?


今回は、そのメカニズムと、お相手選びの真実について深く考察していきます。

第1ステージ:まずは「絶対評価」による足切りから始まる

そもそも、婚活のスタート地点は「絶対評価」です。 数多くの異性の中からお相手を探すとき、私たちは無意識のうちに自分なりの「基準」を設けています。


・年齢は◯歳〜◯歳まで

・年収は◯◯万円以上

・ルックスはふつう+(プラス)

・価値観や結婚観に致命的なズレがないこと


これらはいわば、学校のテストと同じです。


「平均して80点以上なら合格とし、『お見合いする』、『仮交際へ進む』というように判断します。


このように、第1ステージでは、別の人と比べるのではなく、「その人単体が自分の基準を満たしているか?」をチェックしていきます。


数多くの出会いを効率よくフィルタリングするためには、この絶対評価(足切りライン)はどうしても必要です。


そして、基準をクリアした『80点以上の合格者』だけが、次のステージへと進むことができます。

第2ステージ:合格者同士を並べたときに起きる「相対化」の大逆転

本当の婚活の難しさは、ここから始まります。


絶対評価のフィルターを通り抜けた『80点以上の合格者』が複数人現れたとき、私たちは彼らを一列に並べて比較する「相対評価」のステージに移行するのです。


ここで、冒頭でお話しした『奇妙な大逆転』が起こります。


仮に、絶対評価で「95点」という高得点を叩き出した完璧な条件の人と、合格ラインをギリギリでクリアした「82点」の普通の人がいたとしましょう。


数字の優劣だけで見れば、当然《95点 > 82点》ですから、95点の人を選ぶのが正解のはず。


しかし、実際の婚活市場や最終選考において、上位に評価され、最後に選ばれるのは『82点の人』であることが珍しくありません。


絶対的なスペックの高さが、相対的なトータルの評価でひっくり返る。これこそが、婚活における『絶対評価の相対化』の正体です。

なぜ「95点」より「82点」が選ばれるのか? 3つの理由

なぜ、このような数字の逆転劇が起きてしまうのでしょうか? 理由は大きく分けて3つあります。


① 評価軸が「単体スペック」から「二人の関係性」へシフトするから

絶対評価(プロフィール選び)の段階では、年収やルックスといった「相手単体のスコア」しか見えません。


そのため、スペックが高い人ほど高得点(95点)になります。


しかし、実際に会って複数人と比較(相対化)する段階に入ると、評価の軸は「相手のスペック」から「自分との相性(関係性)」へとガラリと変わります。


結婚は、一人でするものではなく「二人の掛け算」です。いくら単体で95点の輝かしい魅力を持っていても、自分との会話のテンポが合わなければ、関係性のスコアはゼロになってしまいます。


逆に、単体では82点でも、自分と一緒にいるときに120%の楽しさや居心地の良さを引き出してくれるお相手なら、総合評価で簡単に逆転してしまうのです。


②「派手な加点」よりも「致命的な減点がない安心感」が勝つから

スペック95点の人というのは、多くの場合「ルックスが抜群に良い」「年収が飛び抜けて高い」といった、分かりやすい派手な加点要素を持っています。


しかし、その一方で「少し上から目線」「金銭感覚が荒そう」といった、マイナス15点分に相当する致命的な違和感(減点)を隠し持っていることが少なくありません。


一方で、82点の人には派手な一撃必殺の武器はないかもしれませんが、優しくて誠実で、話がちゃんと通じる。


つまり「致命的な減点(違和感)がない」のです。


生活を共にする「結婚」において、一時的なトキメキ(加点)よりも、日常のストレスがないこと(減点ゼロ)の方が遥かに重要です。


相対化のステージでは、この「減点のない安心感」が何よりも高く評価されます。


③「素の自分」でいられるリラックス感という付加価値

完璧すぎる95点のお相手を前にすると、人間はどうしても「自分も良く思われなきゃ」と緊張し、背伸びをしてしまいます。


結果として、デートが終わった後にドッと疲れてしまうことに。


対して、82点の親しみやすいお相手の前では、無駄な力を抜いて「素の自分」でリラックスして過ごすことができます。


婚活において、「相手の前で素の自分でいられること」は最強のアドバンテージです。


自分が自然体でいられるからこそ、相手の良さも素直に受け入れられる。


このリラックス感という見えない付加価値が、82点の人を相対的な上位へと押し上げるのです。

結び:『絶対評価の相対化』を味方につける婚活戦略

私たちはつい「少しでも条件が良い人を」と、絶対評価の点数を上げる(=高スペックな人を追いかける)ことに躍起になってしまいがちです。


しかし、婚活のゴールは「一番点数の高い人を捕まえること」ではありません。


「自分を一番幸せにしてくれる人と、温かい家庭を築くこと」のはずです。


もし今、婚活で行き詰まっているなら、一度この『絶対評価の相対化』の視点を取り入れてみてください。


条件(絶対評価)は、あくまで最初の足切りライン。80点の基準さえ超えていれば、あとは数字の優劣なんて関係ありません。


そこから先は、あなたの心と直感が感じる「自分との化学反応(相対評価)」を信じるステージです。


あなたが本当に結婚すべき人生のパートナーは、プロフィール検索画面の最高得点者ではなく、あなたを一番自然な笑顔にさせてくれる「82点のお相手」かもしれません。


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代表カウンセラー 佐野 利昭

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