30年の面接で培った婚活にも有効な「対等な対話術」の秘密
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はじめに
こんにちは! 横須賀・湘南地域、横浜を中心に活動している Pacific Bridal の佐野です。
私はこれまで30年間、企業内採用プランナーとして数多くの採用の現場で人に向き合ってきました。
そのキャリアの中で一貫して大切にしてきたのが、応募者の方と「常に対等な立場で接する」ということです。
その結果、採用になった方の入社後のモチベーションが高かったのはもちろん、残念ながら不採用となった方からも、「あなたに面接してもらえて本当によかった」と感謝の言葉をいただくことが何度もあったのです。
不採用の相手からも感謝される面接、その根底にあったものこそが、最近注目されている『アサーティブ・コミュニケーション=自分も相手も大切にする誠実で対等な対話術』です。
選ぶ側と選ばれる側という、上下関係になりがちな採用面接で成果を出してきた、この対話術は、実は、婚活で一生の大切なパートナーを見つけるためにも、強力な武器になります。
今回は、その秘密を凝縮してお伝えします。
「選ぶ・選ばれる」の罠 ~ なぜあなたの婚活は疲れてしまうのか?
「デート後、どっと疲労感が押し寄せてくる」
「お相手から値踏みされている気がして、気分が悪くなる」
「お相手の欠点ばかりが目に付いて、自分が嫌になる」
婚活でそんな風に心がすり減ってしまうのは、あなた自身がそうさせている訳ではなく、お見合いやデートの場を、無意識のうちに『ジャッジする、反対にジャッジされる = 一方的な上か下かの関係の場』にしてしまっているからです。
人のコミュニケーションには、大きく分けて3つのタイプがあります。
1. 攻撃的(アグレッシブ)
相手より上の立場に立ち、自分の条件を押し通そうとする「品定め」の姿勢
2. 受動的(ノンアサーティブ)
相手より下の立場に甘んじ、本音を我慢して合わせすぎる「受動」の姿勢
3. アサーティブ
立場や条件の違いを超えて、自分を尊重しつつ、相手も尊重する「対等」に向き合う姿勢
婚活が長期化して疲弊してしまう人は、「品定め(上の立場)」か「我慢(下の立場)」のどちらかのスパイラルに陥っています。
これでは、どちらに転んでも心がすり減ってしまうのは当然です。
実は同じ!「採用面接」と「婚活デート」の本質
これまで多くの方の人生の転機に立ち会ってきた私から見れば、「就活」と「婚活」は驚くほど共通しています。どちらも、「自分の人生を、どの相手と共に歩むか?」を決める、真剣な『縁結びの場』だからです。
面接の本質は、企業が上から優秀な人間を品定めする場ではありません。「会社のビジョンと、応募者の価値観が、お互い心地よく響き合うか」を確かめ合うフラットな場にすることです。
だからこそ、不採用になった方からも「今回はパズルのピースが合わなかっただけ」と納得し、感謝していただけたのです。
婚活もまったく同じです。結婚は「条件の良い相手を勝ち取るゲーム」でも「誰かに選んでもらうシンデレラストーリー」でもありません。
人生の共同経営者(パートナー)を探す旅です。
出会いの段階から、どちらかが上、どちらかが下という関係性でスタートして、幸せな結婚生活が送れるわけがありません。
初期段階からアサーティブな関係を築けたカップルこそが、結婚後も強い絆を維持できるのです。
明日から劇的に変わる!「アサーティブ婚活術」2つの実践ステップ
お相手と「対等で誠実な関係」を築くために、次回のデートですぐに実践できる2つのステップをお教えします。
①「品定め(ジャッジ)」を「答え合わせ」に変える
デートの最中、お相手を「合格か、不合格か」と品定めするのをやめてみましょう。
その代わりに「私の人生観と、お相手の価値観と、どこか重なり合うところはないか?」という『答え合わせ』の感覚を持ちます。
【品定めの視点】
「お店の予約の手際が悪いな」~ 不合格
【答え合わせの視点】
「要領は悪い人かな。でも、私の行きたい場所を嬉しそうに聞いてくれるから、お互いの凸凹がハマるかも」~ 合格
ジャッジをやめると自分の緊張も解け、お相手の「ありのままの良いところ」が見えてくるようになります。
② 我慢も攻撃もしない「I(アイ)メッセージ」で伝える
アサーティブな対話のコツは、主語を「私(I・アイ)」にして伝えることです。
婚活で、自分の希望や少しネガティブな気持ちを伝える時に威力を発揮します。
例えば、連絡頻度についてお相手にリクエストしたい時、
×攻撃的(相手が主語):
「あなたは、なんでいつもLINEの返信が遅いんですか?」
×受動的(我慢):
「忙しい人だから、私が我慢しなきゃ」
○アサーティブ(私が主語):
「私は、マメに連絡を取り合えると、すごく安心できて嬉しいなと感じるんです」
「あなたは○○○○だ」と、相手を主語にすると非難に聞こえてしまいます。
しかし「私は○○○○だと嬉しい」と自分を主語にすれば、相手を責めることなく、自分の素直な気持ちを誠実に伝えられます。
そうすることによって、相手も前向きになり、対等な解決策を考えやすくなります。
結び:あなたは、出会いの最初から「対等でいていい」
婚活をしていると、時にはお断りが続いて自信を失いそうになる夜もあるでしょう。
しかし、お相手に選んでもらうために自分を曲げる必要は一切ありませんし、相手を品定めする必要もありません。
最初から対等で、お互いをリスペクトできる関係こそが、一生大切に思い合える夫婦になるための唯一の土台です。
不採用になった方にすら「出会えてよかった」と言われた30年の対話の秘密を、今度はあなたの婚活の成功のために全力で注ぎ込みます。
自分を否定せず、相手を恐れず、心地よい『対等な対話』で、あなただけの最高のパートナーを、一緒に見つけていきましょう。
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結婚相談所 Pacific Bridal
代表カウンセラー 佐野 利昭