経営者が婚活を後回しにして失う3つのもの
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こんにちは!
結婚相談所・縁橋〜ENBASHI〜の坂本です。
経営者の方とお話しすると、婚活の話題では決まって同じ言葉が出てきます。
「事業が落ち着いたら」「時間ができたら」。
事業の意思決定はあんなに速いのに、結婚だけが年単位で止まっている。
今日はその構造と、失っているものの話をします。
経営者の成婚率は、実は「平均並み」です
意外に思われるかもしれませんが、IBJ成婚白書(2024年版)によると、
経営者・会社役員の男性の成婚率は33.7%。男性全体の平均(34.6%・2025年版)とほぼ同じです。
収入も決断力もあるのに、平均並み。理由ははっきりしています。
・時間を確保していない。婚活が常に「空いた時間で」の扱いになっている
・出会いが偏っている。日常の出会いが経営者会・会食・仕事関係に限られている
・人を条件で見る癖。事業では正しい「費用対効果」の物差しが、人選びでは逆効果になる
つまり、能力の問題ではなく設計の問題です。
失うもの①:年齢という選択肢
データを一つだけ。
IBJ成婚白書(2024年版)では、男性30〜34歳の成婚率は約50%で、最も動きやすい年代とされています。
35歳を過ぎると、男女ともに数字は下がっていきます。
「事業が落ち着いたら」の1年は、この最も有利な期間を静かに削っています。
そして経営者の実感としてご存じの通り、事業が完全に落ち着く日は来ません。
失うもの②:「年収があれば後からでも」という前提
「稼いでおけば、歳をとってからでも若い相手と結婚できる」という通念があります。
データはもう少し現実的です。
IBJ成婚白書2025によると、男性の年収が上がるほど年下との成婚は増えるものの、
年収1,500〜2,000万円台でも平均の年齢差は7歳。
そして男性が10歳以上年上の成婚は、全体のわずか4.6%です。
年収は年齢差を少し広げますが、時間を巻き戻してはくれません。
失うもの③:家庭という「見えない資本」
もう一つ、決算書に載らない損失があります。
経営は孤独な意思決定の連続です。
家庭を持つ経営者の方がよく言うのは、「大きな判断を相談できる相手が家にいること」「失敗しても立て直す気力が戻る場所があること」の大きさです。
家庭はバランスシートに載りませんが、長期の経営を支える資本になります。
後回しにしている間、この資本は積み上がりません。
婚活は効率化できません。でも「設計」はできます
経営者の方に一番お伝えしたいのはここです。
婚活は、外注も自動化もできない領域です。人と向き合う時間そのものは圧縮できません。
ただし、設計はできます。
・時間をカレンダーで固定する。「空いたら」ではなく、週に1コマを婚活に予約する。経営会議と同じ扱いにする
・会う相手の基準を先に決める。都度迷わない。判断基準を先に言語化しておく
・即断即決の癖を人選びに持ち込まない。事業と逆で、人は数回では分かりません。「切る速さ」ではなく「擦り合わせる時間」に価値がある
・進捗を第三者に報告する仕組みを持つ。一人でやると、婚活は必ず後回しになります
つまり、婚活を「気合い」ではなく「経営課題」として扱うことです。仕組みにした経営者から、決まっていきます。
経営者の出会いルートが枯れていく構造
経営者の方の相談で共通するのは、「出会いのルートが実は全部詰まっている」という現実です。
・経営者仲間への「誰か紹介して」は、頼みすぎると気まずくなる。しかも不成立の後が怖い
・紹介で来る相手が取引先の関係者だと、仕事の火種になりかねない
・社員経由の紹介は、ガバナンス的に論外
・経営者向けパーティーは、真剣に結婚を考える層と噛み合わないことが多い
さらにもう一つ、口に出しにくい警戒があります。
「肩書きに寄ってくる相手と、自分に向き合ってくれる相手の見分けがつかない」
という不安です。
この2つ(ルート枯渇と真剣度の見極め)は、独身証明・収入証明を全員が提出し、第三者が間に立つ仕組みでほぼ解決します。
経営者にとっての結婚相談所の価値は、実は「出会いの数」より「土俵の安全性」にあります。
多忙な週の「婚活時間モデル」例
イメージが湧くように、実際にご提案している時間の組み方の一例を挙げます。
・平日夜・30分×2回:会員システムでの検索と申し込み。移動ゼロ、スマホで完結します
・土曜午前・90分×1枠:お見合い(オンライン可)。午前に固定すると、午後の予定と競合しません
・日曜夜・15分:カウンセラーへの週次報告。進捗を人に話す仕組みが、後回しを防ぎます
週に合計3時間弱です。
新規事業の検討会議1本分の時間で、婚活は回り始めます。
「時間がない」の正体は、総量ではなく「枠を切っていないこと」であるケースがほとんどです。
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よくある質問
Q. 経営者であることは、婚活で有利ですか?
入り口では興味を持たれやすい一方、「多忙で家庭を顧みないのでは」「生活が不安定では」という不安もセットで見られます。
つまり、肩書は追い風にも向かい風にもなります。
効くのは、肩書の主張ではなく「家庭の時間をどう確保するつもりか」を自分の言葉で語れることです。ここが語れる経営者は強いです。
Q. 仕事の話ばかりしてしまいます
多くの経営者に共通する傾向です。お見合いは商談ではないので、実績のプレゼンは要りません。むしろ「休日に何をしている人か」「弱っている時にどんな顔をする人か」が見られています。仕事以外の自分を3つ、言葉にできるよう準備しておくことをおすすめします。
Q. 相手も経営に理解のある人がいいのですが
「理解」を「同業の知識」と捉えると、対象が極端に狭くなります。実際に必要なのは知識ではなく、「波のある働き方を面白がってくれる姿勢」です。ここを条件の言葉に翻訳し直すだけで、出会いの幅は大きく変わります。
まとめ
・経営者の成婚率は33.7%と平均並み。能力ではなく設計の問題(出典:IBJ成婚白書2024)
・30〜34歳男性の成婚率は約50%。「落ち着いたら」の1年が最有利期間を削る(出典:同上)
・男性10歳以上年上の成婚は4.6%。年収は時間を巻き戻さない(出典:IBJ成婚白書2025)
・婚活は効率化できないが、時間の固定・基準の言語化・伴走者という「設計」はできる
縁橋は、経営者・自営業者の婚活をオンライン完結で伴走する結婚相談所です。多忙な方向けに、動き方の設計からご一緒しています。
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出典
・IBJ成婚白書2025「男性の年収と成婚」:https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/seikon-hakusho/538/
・IBJ成婚白書2025「年の差婚と経済力」:https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/seikon-hakusho/610/
・経営者・会社役員の成婚率/年齢層別成婚率:IBJ成婚白書2024