婚活パーティーで会話が続く人、続かない人
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30代・40代の婚活で感じる意外な違い
こんにちは!千葉県木更津の結婚相談所、婚活コンシェルジュ Raiseの小林です。
婚活パーティーで初対面の人と話すとき、なぜか自然に会話が続く人もいれば、質問と回答だけで終わってしまう人もいます。
特別に面白い話をしているわけではないのに、楽しそうに会話をしている人。一方で、相手からの質問にはきちんと答えているのに、なかなか話が広がらない人。
この違いは、いったい何なのでしょうか。
私は30代・40代を対象とした婚活パーティーを開催しています。
先日も男性8名、女性8名にご参加いただき、1対1でお話しいただく機会がありました。
今回は、そうした現場での経験をもとに、婚活パーティーで会話が弾む人と、なかなか続かない人の違いについて考えてみたいと思います。
婚活では、異性との会話に悩む人も少なくない
婚活パーティーの参加者に、恋愛や結婚に関する悩みを伺うことがあります。
女性からは「年齢が気になる」「婚活に疲れてしまった」「理想の相手に出会えない」といった声が聞かれる一方、男性からは「異性との会話が苦手」「何を話せばいいのかわからない」という悩みが比較的目立つ印象があります。
会話が苦手な人ほど、沈黙を避けようとして必死に話題を探したり、質問を考え続けたりすることもあるのではないでしょうか。
ところが、会話を途切れさせないように頑張っているのに、なぜか盛り上がらない。そんなこともあります。
「きちんと答えている」のに会話が止まってしまう
婚活パーティーで見かける会話のひとつに、一問一答のようなやり取りがあります。
例えば、女性が男性に休日の過ごし方を尋ねたとします。
女性:「休日は何をしているんですか?」
男性:「家で映画を見ています」
女性:「どんな映画が好きなんですか?」
男性:「洋画が多いですね」
ここで会話が止まってしまう。
この男性は、質問にきちんと答えています。失礼な態度を取っているわけでもありません。
ただ、答えたところで会話が完結してしまうため、質問する側は次の話題を考えなければなりません。
これが繰り返されると、質問する側ばかりが会話を進めているように感じて、疲れてしまうこともありそうです。
では、会話が自然に続く人はどうでしょうか。
女性:「休日は何をしているんですか?」
男性:「旅行に行くことが多いです。〇〇さんは旅行好きですか?」
女性:「好きです!最近、北海道に行きました」
男性:「北海道いいですね。海鮮もおいしいですよね。何を食べたんですか?」
女性:「海鮮丼を食べました。海鮮が好きなので、それが目的で行ったんです」
ここから、お互いの旅行や食べ物の話へと広がっていきます。
この男性が特別に話上手というわけではありません。質問に答えるだけで終わらず、相手にも話を振り、自分の話も交えながら会話を続けています。
私は、このように会話のキャッチボールができているかどうかが、ひとつの違いなのではないかと感じています。
婚活パーティーは、限られた時間の中でお互いを知る場です。質問と回答だけでは面接のようになってしまいますし、反対に、どちらか一方が一方的に話していても、お互いを知ることにはつながりません。
単に会話が盛り上がればいいというわけでもない。
相手のことを知り、自分のことも伝える必要があるからこそ、難しさがあるのだと思います。
共通点がない相手とは、どう話を広げる?
会話が弾むきっかけとして、共通の趣味や好きなものがあることは大きいですよね。
旅行が好き、好きな音楽が同じ、出身地が一緒。そんな共通点が見つかると、自然に話が盛り上がることがあります。
では、相手との共通点が見つからない場合はどうでしょうか。
例えば、相手がディズニー好きでも、自分は何十年も行っていない。普段の生活でディズニーに触れる機会もなければ、どこに興味を持って話を聞けばいいのかわからないかもしれません。
しかし、最初は自分にとって馴染みのない話題でも、相手が好きな理由を聞いていくと、思いがけない共通点が見つかることがあります。
以前、ディズニーが好きな理由を尋ねたところ、パレードのダンサーに魅力を感じているという話になったことがありました。
さらに聞いていくと、キレのあるダンスがかっこいいから、という理由がわかりました。そこから、実は自分も昔ダンスをやっていた、という話につながったのです。
最初から同じ趣味を持っていたわけではありません。相手の好きなものについて話を聞いていくうちに、共通する部分が見つかったのです。
婚活では「共通点を探そう」「共通点を質問しよう」とよく言われますが、最初から共通点が見つかるとは限りません。
共通点を探すために質問するというより、相手が何を好きで、どんなところに魅力を感じているのかを知る。その過程で、自分との接点が見えてくることもあるのだと思います。
会話が上手な人は、話し始め方が違う
もうひとつ、婚活パーティーの現場で感じるのが、会話の始め方の違いです。
プロフィールを見ながら、「どんなお仕事をされているんですか?」「趣味は何ですか?」と質問していくのは、ごく自然な流れです。
ただ、プロフィールに書かれた情報を順番に確認していくだけでは、どうしても面接のような雰囲気になりがちです。
一方、会話が自然に始まる人は、ちょっとした雑談を上手に取り入れているように感じます。
例えば、席に着いたときに「アップルウォッチ、同じですね」「そのスマホケース、かっこいいですね」と声をかける。
あるいは、「さっき水をこぼしちゃって(笑)」と、何気ない出来事を話題にすることもあります。
こうした話は、プロフィールに書くような内容でも、相手を深く知るための質問でもありません。
それでも、最初の緊張をほぐし、自然に話せる空気をつくるきっかけになることがあります。
プロフィールに書いてある情報は、あとからでも確認できます。最初からすべてを聞こうとするよりも、まずはお互いが話しやすい雰囲気をつくることも、婚活パーティーでは意味があるのではないでしょうか。
以前、会社に勤めていた頃、社長が部署に来て「元気か?どう?」と声をかけてくれることがありました。
でも、「どう?」と聞かれても、業績のことなのか、部署の様子なのか、何を答えればいいのかわからない。結局、「今月は順調です」といった当たり障りのない返事になってしまうんですよね。
今振り返ると、これも会話のハードルが高い状態だったのだと思います。
婚活パーティーでも、最初からきちんと答えなければならないような質問が続くと、相手も構えてしまうのかもしれません。
もちろん、お見合いのような場面では、くだけすぎた雑談が適さないこともあります。
大切なのは、場面に応じた会話の距離感なのだと思います。
会話の上手さは、話題の豊富さだけではない
婚活パーティーで会話が弾む人と、なかなか続かない人。
その違いは、面白い話ができるかどうか、話題が豊富かどうかだけではないように感じます。
質問に答えたあとに相手にも話を返すこと。共通点がなくても、相手が好きなものについて聞いてみること。そして、最初からきちんとした会話をしようと構えすぎず、何気ない雑談から始めてみること。
こうした小さな違いが、短い会話の印象を変えるのかもしれません。
「異性との会話が苦手」「何を話したらいいかわからない」と悩んでいる方にとって、今回のお話が何かのヒントになればうれしいです。