婚活中、借金はいつ伝えるべきか
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交際相手に借金を伝えるならいつ?結婚を考えたときに大切なこと
婚活をしていると、「このことは相手に伝えた方がいいのかな」と悩む場面があります。
特に、結婚を意識して交際している相手には、後から知るよりも先に伝えておいた方がいいこともありますよね。
家族の事情、持病、宗教、お金のことなど、内容によっては「いつ話せばいいんだろう」「まだ早いかな」と迷ってしまうものです。
今回は、実際にあった30代男性からのご相談をもとに、交際相手に借金を伝えるタイミングについて考えてみます。
「借金があることを、いつ伝えればいい?」
今回のご相談者は、現在交際中の女性がいる30代男性。
複数のローンがあり、すべてを完済するまでにはあと3年ほどかかる予定でした。
その中には車のローンもあれば、以前利用していたネットサービスがきっかけでできた借入もありました。
当時、そのサービスの料金体系を十分に理解しないまま、少額のサブスクのような感覚で利用していたところ、想定以上の費用が発生。
支払いが難しくなり、借入をすることになったそうです。
ご本人も、自分の知識不足や確認不足が原因だったと認識していました。
現在はそのサービスを利用しておらず、返済も毎月きちんと行っています。
このまま予定どおり返済できれば、3年後には完済する予定です。
そこで悩んだのが、
「この借金について、交際相手にはいつ伝えたらいいのか?」
ということでした。
インターネットで調べると、「仮交際から真剣交際へ進むタイミングがいい」という意見も多くあります。
では、実際にはどう考えればいいのでしょうか。
私の考えとしては、今回のケースなら真剣交際に進む前くらいが一つのタイミングになると思います。
ただ、これは「必ずこの時期でなければいけない」という意味ではありません。
借金の金額や種類、返済状況、できた経緯などによっても、適切なタイミングは変わるからです。
プロフィールの段階で伝える方法もありますし、真剣交際に入ってから伝えるという考え方もあります。
早い段階で伝えれば、後になって「どうしてもっと早く言ってくれなかったの?」と思われるリスクは減ります。
その一方で、まだお互いの人柄も十分に分からない段階では、「借金がある」という情報だけが強く残ってしまうこともあります。
反対に、ある程度関係性ができてから伝えれば、相手もその人自身を知った上で話を聞くことができます。
そのため、結婚相談所であれば、単純にシステム上のステータスだけを見るのではなく、
「この人と、これから結婚を前提にもう一歩進んでいきたい」と双方が考え始めた頃。
そのあたりが、一つの目安になるのではないかなと思います。
「いつ伝えるか」だけで決まるわけではない
ただし、ここで忘れてはいけないのが、伝えるタイミングが良ければ、それですべて解決するわけではないということです。
借金があることを知ったとき、相手が気にするポイントは人それぞれです。
「借金があること」そのものを不安に感じる人もいれば、
「なぜ借金ができたのか」
「今も借金が増えているのか」
「きちんと返済できているのか」
「結婚後の生活に影響しないのか」
などを気にする人もいるでしょう。
つまり、相手が知りたいのは「借金があります」という一言だけではないのかもしれません。
実際に「借金を打ち明けられた側」のケース
以前、交際相手から借金があることを打ち明けられた方から相談を受けたこともあります。
そのお二人は、それまで関係が良好でした。
相談を受けた方も、「この先も一緒にいられたらいいな」と思えるところまで気持ちが進んでいたそうです。
その意味では、借金を伝えるタイミングとしては、決して悪くなかったと思います。
ところが、実際に「借金があります」と伝えられたとき、すぐには答えを出せませんでした。
それまで普通に交際していた相手から突然そう言われれば、驚くのは当然ですよね。
しかも、その場では借金があるという事実だけ。
「どうして借金ができたのか」「どのくらい残っているのか」「現在の返済状況はどうなのか」といった説明がなかったため、聞いた側には、
「これから私たちはどうなるんだろう」
という不安が残りました。
その後、詳しく話を聞いてみると、借金の理由には、友人から誘われて始めたネットワークビジネスと奨学金の返済があったそうです。
もちろん、奨学金があること自体は珍しいことではありません。
また、過去にネットワークビジネスを経験したことだけで、その人を判断するべきだという話でもありません。
ただ、聞いた側が気になったのは、借金の理由だけではありませんでした。
以前からの会話も含め、
「人から勧められたことを、そのまま信じてしまうところがあるのでは?」
と感じる部分があったそうです。
さらに、本人が借金についてあまり深刻に捉えていないように見えたことも、不安につながりました。
本人からすると「もう返していけばいいこと」だったのかもしれません。
でも、結婚を考える側からすると、
「結婚した後も、誰かに勧められたことを始めてしまわないかな」
「大きなお金のことを、二人で相談して決められるかな」
と考えてしまうことがあります。
結果として、このお二人は交際終了となりました。
ただ、これは単純に「借金があったから別れた」という話ではないと思います。
結婚後には、場合によっては二人で返済について考えることになるかもしれない。
そう考えたときに、借金そのものだけでなく、その人のお金に対する考え方や意思決定の仕方まで含めて、結婚生活を想像したのだと思います。
借金を伝えるときは「今」をきちんと伝える
今回の30代男性の場合も、「借金があります」とだけ伝えるのではなく、具体的な状況まで説明することが大切だと思います。
例えば、
・どのような経緯で借入ができたのか
・現在はいくらくらい残っているのか
・毎月きちんと返済できているのか
・今後どのように返済していくのか
・同じことを繰り返さないために何を考えているのか
といったことです。
車のローンのように、購入したものに対する一般的なローンと、想定外の出費から生じた借入では、お相手が受ける印象も違うかもしれません。
だからこそ、必要以上に取り繕うのではなく、過去の経緯と現在の状況をきちんと伝える。
その方が、お相手も自分なりに判断しやすくなります。
例えば、
「これから先のことを真剣に考えたいと思っているからこそ、先に伝えておきたいことがあるんだけど……」
と切り出して、事実を説明する。
このとき、
「自分は悪くない」
「全部相手やサービスのせいだった」
と長く弁解するより、
「こういうことがありました。自分にも確認不足があったと思っています。今はこういう状態で、こうやって返済しています」
と伝えた方が、誠実さは伝わりやすいのではないでしょうか。
大切なのは「借金があるか」だけではない
婚活では、「借金がある=結婚できない」という単純な話ではありません。
一方で、結婚を考える相手だからこそ、相手が判断するために必要な情報を隠さないことも大切です。
今回のケースでいえば、私なら伝えるタイミングは**真剣交際に進む前くらい**を一つの目安にします。
でも、それ以上に大切なのは、
いつ伝えるかだけではなく、何をどう伝えるか。
そして、お相手がその話を聞いてどう感じ、どう判断するかは、お相手に委ねるしかありません。
「このタイミングなら大丈夫」という正解があるわけではないからこそ、結婚を考え始めた段階で、自分の状況と向き合い、相手にもきちんと伝える。
それが、これから先の関係を考える上で大切なのではないかなと思います。