「感情」と「環境」の視点で選ぶパートナー
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目次
- 二人称になる(なれる)のがパートナー
- 「感情」と「環境」の視点で選ぶパートナー
二人称になる(なれる)のがパートナー
こんにちは。東京国立市の結婚相談所きずなコンシェルジュの寺西です。
恋愛はお相手と相対してお付き合いする一人称同士の傾向が強いですね。
だからこそ、お相手の心を惹くための駆け引きも必要になるのかもしれません。
では、結婚とは?
夫婦になると、人生の選択と決断が二人称以上になります。
「私たちにとって、幸せな選択とは?」という視点です。
結婚生活は良いことも悪いことも、予期せぬことも起こります。
予期できる人なんていないのが人生です。
婚活で出会われるお相手とは、ちゃんと二人称で物事を考えていける方でしょうか?
婚活開始直後は自分だけの希望で活動し始めていても、お相手との交際が始まる中では「二人にとって」という視点に切り替えなければなりません。
好き嫌いや価値観はピッタリ合わなくてもいいと思います。
でも、「二人にとって」という視点と視座の高さが合わないことは致命的な問題になります。
交際の最終段階では、「私」が幸せになるための婚活ではなく、お相手と一緒に「二人で」幸せになるための擦り合わせに意識を変えていかなければなりません。
「結婚はしたけれど、目線が合わなかった、、、」
「相手とぶつかってばかりで、お互いの気持ちを理解し合えなかった、、、」
「なんで私だけ、、、という夫婦間の嫉妬で関係が崩れてしまった、、、」
こういったケースは多くあります。
「感情」と「環境」の視点で選ぶパートナー
では、二人称になれるパートナーをどういった視点で判断していけばいいのでしょうか?
二人称で方向性を合わせていくために必要なことが、「感情」と「環境」の相性です。
恋愛関係は感情が高ぶったり、ドキドキしたり、不安定を楽しむものでもあります。
でも、長い結婚生活では、夫婦間での安定した関係が大切です。
黙っていても、外部から様々な問題がくるからです。
出産、子育て、転居、転職、親の介護、金銭問題、怪我・病気など、生きている限り回避することはできません。
安定した夫婦関係のための「感情」と「環境」を意識したいものです。
でも、感情は分かるけど、環境って何?
環境は、心で感じる以外の具体的に改善しやすいことをいいます。
・仕事
・住まい
・お金
・食事
・健康
など、改善できるものは全て環境要因です。
環境要因を適切に保つことで、ある程度の感情の安定はもたらされますが、そもそもの感情的な相性というものが重要です。
多くは、感情の相性が悪く、結果として環境悪化、そして離婚という流れをとります。
特に結婚適齢期は、仕事面でも忙しくプレッシャーも多い時期かと思います。
安定した家庭だからこそ、高いパフォーマンスを発揮できます。
もちろん、異性としての魅力は結婚愛として必須だと思います。
その必要条件を満たした上で、十分条件として「感情」と「環境」が安定できるパートナーを選ぶ。
こういった視点も持ち合わせると、バランスの良い人生になるのではないでしょうか。
・「環境」(年収条件や外見など)ばかり優先して、感情の相性を重視していない
・「感情」だけで盛り上がってしまう
最初からバランスが取れている人はほとんどいません。
結婚後も、「感情」と「環境」のバランスはとても大切です。
むしろ、結婚後の方が大切になってきます。
恋愛は非常識、非日常もありかも知れませんが、結婚生活は淡々とした日常の中で幸せを感じられるパートナーでなければなりません。
「感情」と「環境」の安定。
「感情」と「環境」の相性で選ぶパートナーという視点を婚活でもお持ちいただけますと幸いです。