カウンセラーとして、決断を促すことは重要な仕事です！

そのためにカウンセラーとしてやるべきことは沢山ありますが、会員さまごとであったりケースバイケースでカウンセラーとしての判断やアドバイスは変わってくるので、なかなか判断やアドバイスの仕方や助言については難しいところがありますが、会員さまの人生を前に進めるためには何をするべきかを常に考えることで、おのずと取るべき行動や言動が決まってくるものだと思います。

私の場合は、助言やサポートをする際に、会員さまと自分との関係性は重視しないようにしています。要は仲良しになろうとか、良い関係を築きたいといったことは考えません。言いたいことが言えないとか、言う必要があることが言えなくなってしまう危険性があるからです。それによって会員さまの人生を前に進めることが出来なくなるということは、モットーに反することになるので選択はしないようにしています。

会員さまと仲良しになるのではなく、会員さまの人生を少しでも早く前に進めて頂いて、早く卒業をして頂くことが大切だと思っています。結婚相談所に長居をしてはいけないと思っているので、短期間でパッと活動してご成婚をして人生を前に進めて頂きたいと思っています。

一つの例を挙げると、仮交際中のお相手さまがいて、何度かお会いをする中で、真剣交際が見えてきたとします。そのような状況では、カウンセラーとしてお相手担当者様と連携を取ってお気持ち確認をすることが多いです。その際にお相手様の反応がとても良く、前向きに交際を考えてくださっていて次ぐらいには真剣交際へステップアップする感じであった時に、新たにお申込みをしてお見合いを組んだりしてしまうのです。

当然のこととして全力でお断りをする方向でお話をするのですが、出来ればお見合いでお会いした人も良いのでそれぞれと何度か会っていきたいという考えを提示してきます。なぜ、交際が進んでいるお相手と向き合おうとしないのか全く分からないのですが、交際希望を出してきます。

そんな時に私は、１件１件の交際を大切にしてください。何度かお会いをして真剣交際が見えてくているお相手様と、まだお見合いをしただけのお相手と、今後どのように進展していくのか、途中で破断してしまうかといったリスクがあるので、その辺りも考慮して判断をしてくださいと助言をしています。

結婚相談所の婚活は、理想的なお相手と結婚が出来るかどうかという戦いではありません。結婚自体が出来かどうかといった戦いになるのです。目の前の交際相手が人生のラストチャンスかもしれないという事も理解をして、いつまでもご縁があるものだという勘違いは排除して欲しいと思います。今あるご縁を大切に出来る人がご成婚が実現することになります。