婚活がこじれる「先過ぎる心配」とは?
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
- お見合い
お見合いをして、まだ一度しか会っていない時点から、
「もし結婚したら、この人とうまくやっていけるかな」
「今は優しいけれど、もしも実はすごく裏表のある人だったら?」
「この先、もしこの人の親を介護することになったら?」
そこまで先のことを考えてしまうことがあります。
もちろん、結婚を考えるための婚活ですから、将来を考えることは大切です。
特に一度結婚を経験している方なら、
「もう同じことを繰り返したくない」
という気持ちがあるのも、とても自然なことだと思います。
でも私は、婚活をしている方とお話ししていて、
「その『もしも』、今考えていたらもったいない」
と思うことがあります。
起きてもいない「先過ぎる」ことを心配することで、婚活がこじれてしまうことがあるからです。
将来を考えることと、まだ起きていないことを心配するのは違う
結婚相談所での婚活は、結婚を考えられる相手かどうかを見ていく場所です。
だから、
仕事のこと。
住む場所のこと。
お金のこと。
子どものこと。
親のこと。
これから一緒に暮らしていくうえで大切なことは、きちんと確認していく必要があります。
でも、
「もしかしたら、この人には今見えていない一面があるかもしれない」
「10年後、20年後にこんなことが起こるかもしれない」
と、まだ起きていないことまで考え始めると、心配には終わりがありません。
どんなに考えても、未来のすべてを確認してから結婚することはできないからです。
大切なのは、未来を想像して心配し続けることではなく、今の段階で確認できることを、一つずつ確認していくことだと思います。
一度会っただけでは、まだ分からなくて当たり前
お見合いのあと、
「どうでしたか?」
と聞くと、
「悪い人ではなかったんですけど……」
「でも、もし結婚したら……」
と返ってくることがあります。
でも、一度会っただけの相手です。
その人がどんなときに笑うのか。
どんなことに腹を立てるのか。
人にどんなふうに接するのか。
困ったときに、どんな考え方をするのか。
まだ分からないことのほうが多くて当然です。
だからこそ、二度、三度と会っていく。
そして、ただ何となくデートを重ねるのではなく、疑問に思ったことがあるなら、それを確認できるデートをする。
そうして会っていく中で、
その人がどんなときに笑うのか、どんなことに腹を立てるのかも、少しずつ見えてきます。
「違和感」と「先過ぎる心配」は分けて考える
ただし、私は「とにかく何度も会えばいい」と思っているわけではありません。
一度のお見合いでも、
話していてどうしても引っかかることがあった。
こちらへの態度に違和感があった。
大切にしている価値観が明らかに違った。
そんなこともあると思います。
Instagramでお伝えした、
「前の結婚と同じ『空気』を感じた」
という感覚も、その一つです。
話し方なのか、こちらへの態度なのか、何気ない一言なのか。
うまく説明できなくても、一度結婚を経験しているからこそ感じ取れる、
「空気」に気づくこともあると思います。
それは、
「この先、こんなことが起きたらどうしよう」
という、まだ起きてもいない未来への心配とは少し違います。
今、目の前にいる相手から感じている違和感だからです。
そういう違和感があるのに、
「せっかくのご縁だから」
と何度も会い続ける。
そこに時間をかけ過ぎるのも、もったいないと思います。
先過ぎる心配で、ご縁のタイミングを逃してしまわない。
でも、今感じている違和感を無視して、必要以上に時間をかけない。
この二つを分けて考えることは、婚活ではとても大切です。
気になったことは、次のデートで確認する
婚活をしていると、
「この人のこういうところが少し気になった」
「これについて、もう少し知りたい」
ということが出てきます。
そんなとき私は、会員様からその都度状況を報告していただきながら、
「次に何を確認するのか」
「そのために、どんなデートをするのか」
まで一緒に考えます。
気になったことと、次のデート先をリンクさせることもあります。
例えば、
「人への接し方をもう少し見てみたい」
ということであれば、レストランなどで一緒に過ごす中で、店員さんへの接し方を見てみる。
真剣交際中であれば、相手の友人と一緒に食事をする機会をつくることで、二人でいるときとはまた違う一面が見えることもあります。
何を知りたいのかによって、会う場所や過ごし方を変えることで見えてくることがあります。
婚活では、一回一回のデートに貴重な時間を使います。
だからこそ、ただ会う回数を重ねるのではなく、その時間を、お互いを知るためにきちんと使ってほしいと思っています。
今、見るべきところを見る
お見合いの段階で、結婚を決める必要はありません。
次のデートで、10年後まで見通す必要もありません。
今、目の前にいる人と、
「もう一度話してみたいか」
「もう少し知ってみたいか」
まずは、そこを考えてみる。
そして、気になることがあれば、次に会ったときに確認してみる。
関係が進んだら、その段階で必要なことを一つずつ確認していけばいい。
婚活には、そのときに考えるべきことがあります。
まだ一度しか会っていない相手とのずっと先のことまで心配していたら、目の前にあるものが見えなくなってしまいます。
ご縁は、タイミング
婚活では、
「あのとき、もう一度会っていたら」
と思っても、その方はもう別のご縁へ進んでいることがあります。
もちろん、すべての出会いをつなぎ止める必要はありません。
一方で、違うと思ったご縁を、無理に追いかける必要もありません。
先のことを考えられるのは、大切なこと。
でも、先を心配するあまり、今の見るべきことを見失わないでほしい。
私はよく、
「ご縁はタイミング」
とお伝えしています。
目の前にあるご縁のタイミングを、まだ起きていない「もしも」で逃してほしくないなと思います。
もう一度、あなたらしい未来へ。
Re:Connect