ある男が婚活で成功した理由を探ってみました<後編>
- 成婚者エピソード
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
目次
- 彼が立てた計画は1年で結婚すること
- マッチングアプリで快調にマッチング成立!
- 選んだのは日本酒5合女
- 結婚することは期限を決めること!これだけ!
- 6ヵ月で成婚できなければ初期費用返金します!
彼が立てた計画は1年で結婚すること
60歳のある男性が婚活に成功したお話です。今、婚活で苦労している男女のお役に立てると幸いです。 前編はこちら<>
ずっと独身を貫こうとおもっていたところ、コロナ禍が世界を席巻しました。
この先、一人で生きていくことに心細さをを感じた彼は、独身主義をやめて結婚しよう、と思い立ちました。
彼の持論は、ゴールから逆算すればモノゴトは上手くいく、ということでした。
今回の婚活でいえば、ゴール=結婚ですので、「1年後に結婚する」とう期限つきのゴールを決めたのです。
マッチングアプリで快調にマッチング成立!
偶然の出会いにたよる恋愛では1年という期限を達成するのは難しい。
そう考えた彼がとった選択肢は出会い系マッチングアプリ。ここからは彼の手記です。
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これまでまったくネットの出会い系には縁がなかったので、何がよいのかよくわからなかったし、どうせどこも一緒だろうと思ってろくすっぽ調べもせず、フェースブックに広告が出ていたからという理由だけでPアーズに入会しました。
いい加減なやり方でも、どんどんマッチングは成立していったので、なんだか自分がモテるような気がしてうれしくなりました。
マッチングしたあとは「選んでいただきありがとうございます」から始まるメッセージを、その女性に合わせてどんどん送っていきました。
「〇〇が趣味なんですね」
「お仕事はどんなことされてるんですか」
「休日は何をされているのですか」
「最近何か面白いことはありましたか」
それに対して返信が来ます。それにまた質問を返します。あるいは同じ質問に自分の方が答えます。 そんなメッセージのやりとりを1週間くらい続けたあと、LINEで直接お話しませんかと持ちかけるのです。相手のノリがよければ1週間待たずにすぐに会うことをもちかけました。 OKならばLINEのID交換。ダメならばさらにメッセージのやりとりをマメに続ける。
メッセージのやりとりはおもに帰宅後の夜だですが、朝夕の通勤時や昼休みにもアプリをチェックしてレスが遅くならないように常にすばやい返信を行いました。
LINEがつながると話が早い。そこから「実際に会ってお話しませんか」とデートのお誘いをする。それまでPアーズでのメッセージのやり取り+LINEのやりとりでお互いの距離感が相当縮まっているので、デートのアポはほぼ100%成功。 なかには、LINEの交換は拒否されたがデートの約束はOKだった女性もいました。LINEによる身バレが怖いのでしょうね。 その場合はPアーズのアプリを開いてメッセージを確認して送るという作業になるのですが、どちらにせよ頻繁にPアーズアプリは開くので特に問題はありませんでした。
会う場所や時間は全くバラバラ。相手の来やすい場所を選んでお店を予約。土日であればランチ。平日なら夜になるのでディナー。いきなり高級レストランではおたがい緊張するので、カジュアルだけれども大人っぽい雰囲気のお店をチョイスしました。
知ってる店だとホームグラウンドのようにふるまえるから良いのですが、彼の場合は相手の通勤経路や住んでいる場所を最優先していたので、初めてのお店も食べログの点数と店内写真で判断して使っていきました。
一休の格安ランチコースでの店選びも重宝しました。事前に一度そのお店に一人で行って雰囲気を掴んでおくか、中に入らないまでもいちおう外から偵察しておくか、当日出たとこ勝負でいくかは、お相手とのそれまでのコミュニケーションの内容と期待値でどれで行くか決めました。
コロナ禍でなかなかお店選びはたいへんでしたが、全部のお店が閉まっているわけではないし、どのお店も空いていたので、そこはよかったですね。
選んだのは日本酒5合女
結局、2ヵ月で10人くらいの女性と会ったように思います。 こちらがほとんど会話に参加できないほどしゃべりまくる明るい人。 逆にこちらが常にしゃべって話題をふらないと場がもたない無口な暗い人。 顔は綺麗だけど話す内容がちょっとおかしい人。 会話がはずんでその場は楽しいのだけれど顔が好みではなくて次に会いたいと思わない人。 思っていたよりもスレンダーすぎて次に会いたいと思わない人。 逆に太りすぎで(体型は「ふつう」とプロフに表記されてあったのだが)それはちょっと。。。と思った人。 初婚ではなくバツ1で子供がいる人(プロフには書いてなかった)。 やたらと酒が強くすすめたらガブガブ飲んで酔っ払って、その後やたら陽気になった人(自分よりも強いのかなと思ったら以外に弱かった)。 本当にお酒に強くいくら飲んでも変化がなく、こちらがヘロヘロになってしまうような人(彼女に言わせると、日本酒で5合飲んでからやっと本当の「飲み」が始まるらしい)。 最初からラム酒をストレートでがんがん行くような猛者(もちろん私はハナからひいてました)。 小さな会社で事務をしている地味な女性で顔も名前も覚えていない影の薄い人。
百点満点の人はいなかったけれど、もう一回会っていろいろ話したいなという人を4人選んで(それ以上選ぶとさすがに日々のメッセージのやりとりやデートの段取りが面倒だと思ったので)2回目、3回目のデートを重ねていきました。
1人目は顔が綺麗だけれど話がおかしい人
2人目はバツ1の人
3人目は日本酒5合の人
4人目はラム酒の人
この中で、日本酒5合の30歳の女性に一番惹かれました。 歯並びは悪いのですが顔が深田恭子に似てるし、週5日スポーツクラブに通ってハードなエアロビを2クラスこなして体脂肪率10%以下のスタイルを誇っている(体脂肪がないだけで筋肉ムキムキではない)。 自分も昔はトライアスロン完走を目指して水泳、バイク、マラソンのトレーニングを毎日やっていた経験があったので、意気投合。毎週デートをするようになり、LINEも毎日。 しかし彼女は365日お酒を欠かさないので(年に1回くらい体調が悪いときだけ断酒するらしいが、ジムから帰宅後ビールのロング缶を最低2本飲むのが日課)LINEのやりとりやLINE通話するときには酔っていることが多いのが玉に瑕。 彼女は会社の秘書さん。上司は会社の社長さんで、社長の人脈から有名人にもちょくちょくお目にかかっていたらしい。
自分の方は最初の出会いから結婚を意識していたのだが、正式に「付き合ってください」的な告白をしたのが2ヶ月後で5回目のデートの時。 それから10ヵ月後にはお互いの両親に紹介し合うことが実現。彼女の実家は埼玉県なのですぐに行くことができました。あとは結婚に向けて、新居や式の準備など動き始めたところです。 ==================
結婚することは期限を決めること!これだけ!
以上、マッチングアプリで出会った女性と結婚を決めた男性の話でした。
彼はラッキーだったのでしょうか? 彼は身長は170cmでけっして高くありません。体重は66kg。顔は特別イケメンでもなく、中の上くらい。収入はまあ、そこそこありました(1000万円超)。コミュニケーション力はそこそこ高くスペックで見ると条件的には恵まれていたと思います。 でも、本当の決め手は「期限を決めたこと」です。
60歳になり、あと1年で結婚する。
そう決めて行動を起こしたこと。つまり優先順位の1番は「期限だった」ということです。
あなたの優先順位がすぐにわかる質問をします。答えてみてください。
1年以内で結婚できる女性がいます。顔、スタイル、性格、その他、あなたの基準で点数化すると、彼女の総合評価は70点です。
さて、あなたはこの女性と結婚しますか?
Yesなら期限を本気で考えている人です。
Noならあなたの優先順位は期限ではないということです。
彼の場合は期限を本気で決めて、そこで考えられるやり方を見つけて、実行に移したこと。手記にもあったように、遊ぶ女性、恋愛するための女性を選ぶつもりはなく、結婚したいと思っている女性をたんたんと選択していったこと。
彼がやったことを客観的に見るとわかりやすいのですが、Pアーズでマッチングした最初の10人の中から4人を選び、その中の1人と真剣交際して成婚した。・・・これだけのことです。
これは、まるっきり結婚相談所のパターンなのです。最初の入口がマッチングアプリだっただけの話。 結婚相談所だとお相手の情報がかなり正確かつ詳細にわかりますし、交際の進行度にあわせて結婚相談所の婚活コーディネーターがサポートしてくれるので心強いというメリットはあります。 まあ彼の場合ならコーディネーターのサポートは必要なかったでしょうから結婚相談所から見たら超優良会員だったでしょうね。
彼が成婚した日本酒5合の女性のような活発でコミュニケーション能力も高い女性が、そもそも結婚相談所に登録するのか?登録していたとしてもうまく出会えるのか?という反論があるかもしれませんが、それはマッチングアプリであっても全く同じ。 むしろマッチングアプリの方が競争率が高いので(男性が圧倒的に多いから)逆に難しいともいえます。ただし、彼は、日本酒5合女が最初の10人の中に入ってなかったとしても、他の人の中で結婚相手を選んでいたでしょうね。そんな気がします。
みなさんも、まずは第1優先順位として「期限を本気で決める」に挑戦してみてはいかがでしょうか?そうすれば必ず結婚できると思います。これがコツです。