人を好きになったことがない32歳女性、でも結婚したいワケ
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
- 女性向け
目次
- 「好きになりにくい体質」なら、相手に興味を持たれる努力を
- 好きなタイプはなくても嫌なタイプはある
- 会う相手を選ぶ際の「2つのポイント」
- 人気がある男性を避けるべき、本当の理由
- 嫌じゃなく3回続けて会える人を逃してはいけない
「好きになりにくい体質」なら、相手に興味を持たれる努力を
こんにちは。
婚活アドバイザーの平健次です。
今回は、ある婚活コンサルタントさんが受けた相談のうち、「婚活がうまくいかない方の中で”好き”という気持ちがよく分からない」というお悩みをご紹介します。
最近、そのようなご相談が増えているそうです。
32歳女性のKさんは恋愛経験がありません。漫画で恋愛シーンが出てきても感情移入ができず、そのまま大人になったそうです。
大学のコンパで、恋愛話の好きな同級生が「どの人がタイプ?」と踏み込んで聞いてきました。
人を好きになったことがないKさんが言葉を濁していたら「まだそういう人に出会ったことがないだけだよ」と言われてモヤモヤし、それ以来、恋愛話をしない人と親しくするようになりました。
ただし、結婚しないつもりはなく、マッチングアプリも登録したことはあったそうですが、誰のことも良いとは思えずマッチングしませんでした。
昔からお見合いというものはありますが、同時並行で複数人とデートしながら会いますし、男女両方またはどちらかの「好き」という思いが原動力で、結婚にむけてスタートします。
恋愛と結婚は別だけれども、今の主流の婚活は「恋愛結婚したい人向け」にできているのです。
好きなタイプはなくても嫌なタイプはある
人を好きにならないKさんですが、「嫌な人」はいるそうです。
その特徴を聞いたら
「コミュニケーションが取りにくい人」
「普通を押し付けてくる人」
「下ネタを言う人」
「お節介」
「絶対に子どもが欲しい人」
だそうです。
Kさんは恋愛というより結婚がしたいので、結婚相談所を利用することにしました。
会うまでにメッセージでのやり取りはなく、プロフィールの年収等も証明書の提出が必要なため偽りがありません。
またお節介を焼かれるのが嫌いなので、オンラインで登録できて、AIによる紹介がある相談所を選びました。
いいなと思う男性はいなくても、男性側からKさんに「会ってみたい」と思ってもらう必要はあるので、人気の写真スタジオで男性から人気がでそうな写真を撮ってもらいました。
ある程度は人気が出そうなプロフィールにして登録したところ、50人ぐらいの男性から申込みが来ました。多くの女性は結婚相談所に入会しても自分から申込みをしません。
おそらく、Kさんも申込みはしないと思っていたので、申込み数が多くその中から嫌じゃない人を省いて選べるようにしました。
会う相手を選ぶ際の「2つのポイント」
お相手を選ぶ際にもポイントがあります。
①「会ってもいいと思った相手には、すぐに返事をする」
マッチングアプリの「いいね」は30日間ぐらい有効で、結婚相談所の申込は1~2週間ほどが回答期限です。回答期限ぎりぎりで「YES」の回答をしても、相手は優先順位が低そうな補欠扱いを感じ取ります。そのため、会う前から相手のモチベーションが下がることもあります。
②「ゆっくりペースでちょっとずつ距離を縮めていける人を選ぶ」
Kさんは他人と話していて、リアクションが大きいタイプではありません。女性の場合、会ってすぐに「タイプ! 好き!」となるお見合いはレアケースです。3回ぐらい会ってから「いいかも」と徐々に気持ちが上がっていく人が多いです。
ただし、人気がある男性だとライバルも多く、初回で反応が薄い女性は2回目に進めないこともあります。そうなると、ライバルが多く人気のある男性とは結婚につながりにくいのです。
Kさんは土日のどちらかは一人で過ごしたいそうで、友達とでも毎週会うのはしんどいというタイプ。そういうペースを尊重する男性もいるかもしれませんが、ライバルが多い男性だと他の女性がかっさらっていくのが今の婚活です。
人気がある男性を避けるべき、本当の理由
結婚相談所で人気がある男性は、大卒、年収500万円以上、身長165センチ以上といった“NG要素がないバランスが良い男性”です。そして人気の職業は、公務員、銀行、商社など。
Kさんに申込みが来た男性の中で、まずは距離と年齢で断ると50人→38人ぐらいまで減りました。
カウンセラーさんは相手の人気レベルもだいたい見積もれるので、38人を「人気がある人」「そこまで人気がない人」「人気がなく婚活苦戦してそうな人」の3つに分類して、人気がある人はお断りしました。
通常の女性は38人から申し込みが来れば、人気がありそうな人を選び、厳しい競争を強いられます。
なお、人気がないからダメな男というわけではありません。婚活は身長とか髪の毛とか本人にどうしようもない要素で不人気になっている男性もいて、それらは結婚生活の幸福度と大きな関係がないのです。
結婚相談所の場合、お見合い前のメッセージのやりとりがないので、コミュニケーション能力は会ってみないと分かりません。
ただし、チームスポーツをしていたとか、接客業の経験、離婚歴があるなどで、コミュニケーション能力があるのかもと予想できる男性はいます。
Kさんに申込みをしていた男性の中に、交通機関に勤めるシフト勤務の男性がいました。異性をデータで見るタイプの婚活において、シフト勤務は不人気要素の一つ。しかし、Kさんは「毎週末デートするよりいいです」とむしろ肯定的でした。
もう一人、離婚歴がありお子さんがいる男性もいました。婚活でバツイチはOKとしても子どもがいることを受け入れられる人は少ないため、子どもがいる方はかなり苦戦します。でもKさんは「産んでほしいと言われなさそうなのでいいですよ」と、そこも肯定的だったのです。
嫌じゃなく3回続けて会える人を逃してはいけない
こうしてKさんは、6人の男性と会ってみることになりました。
「嫌じゃないなら会ってみよう」とカウンセラーさんがお伝えして会ってみたのですが、はじめは4人連続で“お断り”する結果になりました。「初対面なのに子どもが何人欲しいか聞いてきて嫌悪感を持った」という人もいたそうです。5人目の交通機関勤務の男性だけ「嫌じゃなかった」そうです。
「嫌じゃないって貴重なんですね。どうなるか分かりませんが、また食事に行く約束してます」とKさんから連絡が来ました。
最初に相談に来たときのKさんが「私は結婚に向いていないとは思うけど、一生独身の覚悟を持てるほど活動もしていないので」と言っていたのを思い出します。
高望みもしないしKさんが、結婚に向いていないとは思いません。ただし、今の婚活サービスはあまりKさんに向いていないものが多いなと感じています。夫婦も家族も多様でいいはずなのに、婚活サービスは多様なカップルを作れるようにできていない。歯がゆいなと思います。
とのことです。
→今は、マッチングアプリや婚活パーティーなどの婚活サービスが増えてきて、出会いの機会も多種多様になってきています。
その中でも、早く結婚したい人にとっては、結婚相談所での活動が一番効率的だと思います。
その理由は以下の3つです。
(1)恋愛ではなく結婚をしたい人のみと出会える
(2)第三者(仲人)から見たお人柄が分かる
(3)本人確認・収入確認・独身である等、プロフィールに偽りがない
特に、(1)と(2)は結婚相談所で活動する大きなメリットだと思います。
結婚したい人は、結婚相談所での活動をぜひご検討下さい。
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女性向けですが、男性も参考にしていただき、女性の気持ちを理解して婚活に役立ててください!
出典記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/dd88d98b9fce7077bdeb2c515ff7ad601d41a421?page=1