年収1200万円男性も困惑する?変わる婚活の財布事情
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目次
- 婚活女性の「おごられ癖」「男性が支払う」から割り勘へ
- 「ご馳走になって当然」の40代女性
- 「甘いものは別腹」に、イラッ
婚活女性の「おごられ癖」「男性が支払う」から割り勘へ
こんにちは。
婚活アドバイザーの平健次です。
今回は、ある仲人さんが担当している、変わりつつあるカップルのお財布事情をご紹介します。
ひと昔前は、デート代を払える男がカッコよいとされていました。ところが、時代は変わり、若い世代では割り勘デートも浸透してきているそう。
恋愛における男女の金銭感覚も変わりつつあり、婚活市場では、 “デート代は男が払って当然”という風潮がまだまだ残っています。ただ、それを当たり前だと思っている女性は、男性から敬遠されるようになってきているようです。
41歳男性のQさんは、外資系企業に勤める年収1200万円のバツイチです。最初の結婚は同じ会社に勤めていた同い年の女性で、恋人時代のデートは割り勘でした。結婚してからも家賃や生活費などは折半し、家事も分担していました。
2人は30歳で結婚しましたが、奥さんは家庭よりも仕事に興味があり、子どもが欲しいと願うQさんと、徐々に反りが合わずにケンカが絶えなくなりました。そして、40歳を前にして協議離婚をしました。
「ご馳走になって当然」の40代女性
「子どもを間に挟んで、いつも笑い声が絶えないような家庭を築きたい!」と、Qさんは再婚を決意。そして、結婚相談所に入会し婚活を始めます。
入会する時のQさんは、「今の時代ですから、女性も仕事を持って社会参加をしていたほうがいい。ただ、できることなら仕事より家庭を優先する女性との結婚を希望します。家庭に入りたいなら、それはそれで構いません」とを言っていましたが、お見合いを始めて3カ月経った頃、こんな感想を漏らしました。
「婚活ってお金がかかるんですね。前妻とは全て割り勘だったから、食事や遊びに行っても、自分の分だけ負担すればよかった。今は何にでも2倍かかります。結婚して相手が専業主婦になったら、家庭の経済をすべて男が担うのは大変だというのを痛感しました。できることなら専業主婦ではなく、家計の足しになる程度の仕事は続けてくれる女性のほうがいいと思うようになりました。」と。
ここまで言うと、苦笑いしながらこう続けます。「あと、払ってもらって当たり前、みたいな顔を女性からされると、ちょっとムッとくることがあります」そして、先日お見合いから交際に入った39歳の女性について、こんなことを言いました。「結婚していた頃に、元妻とよく行っていたステーキハウスにランチに行ったんですが・・・」
そこは、ランチコースが2500円、3500円、5000円と3段階あり、肉のグラム数やランクによって値段が違っていたそう。
「メニューを見て、彼女が『どうせだから、ランクの高いものかな』と言ったんです。そうしたら一番いいコースを頼むしかないじゃないですか。元妻とのランチでは3500円のコースを頼むことが多く、5000円のコースは食べたことがありませんでした。しかも、割り勘だったので3500円を払えば良かったけれど、“今回はランチに1万円か”と、セコイことを心の中で思ってしまいました・・・」
結局、5000円のコースを2つ注文。さすがに高いだけあって、いつも食べていた3500円のコースよりも美味しかったのです。「ただボリュームもあったので、彼女は付け合わせのポテトやご飯を残したんです。」
元妻のときは残しても、「彼女が払うのだから」と気にならなかったが、今回は「残すなら真ん中のコースで良かったのに」と思ってしまったそうです。「我ながらセコイと思いましたけど、それが正直な気持ちでした。」
とのこと。
「甘いものは別腹」に、イラッ
Qさんたちが食後にそのレストランを出て、「少し散歩しましょう」と歩いていると、テレビにもよく登場する有名なパティシエのケーキ屋があり、それを見つけた彼女がこう言いました。
「ここ、有名なお店ですよね。この間も朝の情報番組でやっていたのを観ました。」ただ、先ほどランチを終えたばかりです。それも、付け合わせやご飯を食べきれずに残していたのだから、さぞお腹いっぱいなのだろうと思い、Qさんは言いました。
「そうですか。僕はスイーツにあまり詳しくなくて。じゃあ、次回のデートはここにきましょうか。」と。すると、彼女はこう言います。「甘いものは別腹ですから(笑)。ここはシュークリームがすごく有名なんですよ。」
その言葉に「じゃあ、入りますか?」と言わざるをえず、入店しました。満腹だったQさんはコーヒーだけを注文。彼女はシュークリームとコーヒーのケーキセットを頼んだ、といいます。
そこで1時間くらいお茶をし、Qさんが会計していると、店内の棚から選んできたクッキーを持った彼女が後ろについて、「これ、お母さんにお土産に買っていこうと思って」と言ったそうです。
もちろん、それを彼女に支払わせても良かったのですが、ちょうどお財布を取り出したところだったので、Qさんは「じゃあ、それも一緒に僕が買いますよ。」と言いました。
すると、彼女は無邪気な笑顔を作りながら言いました。「えーっ、本当ですか?ごちそうさまです。」このデートを終えた後で、連絡を入れてきたQさんが仲人さんにこう言いました。
「女性も39歳ですよ。20歳そこそこの学生なら分かるのですが、派遣社員とはいえ社会で働いているわけですから。無邪気で可愛いとはどうしても思えなくて。ちょっとちゃっかりしすぎていませんかね」と。そして、このデートを最後に彼女には“交際終了”を申し出たそうです。
→女性よりも男性の方が平均年収でみると高いので、男性が全て支払うべきだ、と考える方もいるようです。
また、Qさんのように、割り勘が普通と考える方もいます。お見合いやデートの時の飲食代をどちらが支払うかということは、考え方の違いからもしばしば議論されています。
私自身は、自分の分は自分で、お相手の分はお相手が支払うとすれば、一番問題がなく済むのではないかと考えています。
しかし、現実はそうもいかない状況も多々あります。ですので、最終的にはご本人同士が納得している形で支払いができていれば問題はないはずです。
年収に大差があれば、収入の多い方が支払っても良いのかもしれませんが、初めからそれをあてにし、さらに上記の女性のように、多く頼んだ食事を残しておきながら、直後のスイーツは平気で食べ、なおかつお土産も買ってもらうとは、モラルにかけると思います。
そういう態度でお見合いやデートを進める方は、結婚が遠のくばかりでなく、良いお相手は見つからないのではないでしょうか。
お金にケチすぎる方は、男性・女性に限らず良い印象を与えませんので、注意しましょう。
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女性向けですが、男性も参考にしていただき、女性の気持ちを理解して成婚を目指しましょう!
出典記事;https://news.yahoo.co.jp/articles/11946c44cb4509db768ef20232c176bc2b489706