男性仲人が語る「塩対応女子、実は押しに弱い説」

神対応女子と塩対応女子、男はどちらを狙うべきか？

男性が合コンや婚活パーティに行くと、当たり前ですが色んな態度の女性に遭遇します。愛想が良くこちらの話にも乗ってきてくれる「神対応」の女性（以下「神対応女子」とします）もいれば、素っ気ない態度でこちらの話にも反応が悪い「塩対応」の女性（以下「塩対応女子」とします）もいます。男性としては当然、愛想が良くて話しやすい神対応女子のほうが自分に好意を持ってくれていると思い、神対応女子にアプローチしがちです。

しかし、本当にそれで良いのでしょうか？神対応女子は本当にあなたに好意を持っているのでしょうか？塩対応女子は本当にあなたを嫌っているのでしょうか？それを今一度、いっしょに考えましょうというのが今回の趣旨です。

塩対応なのは「押しに弱いのを自覚しているから」説

合コンや婚活パーティで女性に塩対応をかまされると、一般的に男は「あっ、オレこの子に嫌われてるんだな」と考え、スゴスゴと引き下がりがちです。

もちろん、本当に嫌われてることも十分にあり得ます（笑）その場合はスッパリあきらめるしかないですが、例えば場をよく観察してみてその女性が「自分だけでなく他の男にもおしなべて塩対応をしている（当然男性のスペックによって塩加減は異なるので個体差を補正した上で）」場合、あきらめずにむしろチャンスだと考えたほうが良いと私は思います。その女性は「押しに弱いのを自覚しているから塩対応バリアを張っている」可能性があるからです。

そもそも人間、特に女性は社会的な生き物なので、笑顔で楽しくおしゃべりするほうが本来は楽であるはずなのです。それなのにあえて塩対応をする理由は、自分が「親密度と恋愛感情が比例してしまう」、つまり「押しに弱い」ことを無意識に自覚しているからだと私は考えています。

（「無意識に自覚」って日本語が変ですが、他に良い表現が思いつかないので・・）

塩対応女子の攻略は「ひたすら押すのみ」！

以前、ショップの販売員をされていた人が「積極的に店員に話しかけてきたり、何着も試着したりするお客さんに買わせるのは難しい。店員の目を避けるように商品を見ていたり、話しかけても『あっ、見てるだけなんで』という人のほうが買わせやすい」と話されるのを聞いたことがあります。

塩対応女子は、この「見てるだけなんで女子」と同じだと私は思っています。つまり「見てるだけなんで女子」は、店員のセールストークを押し返す力がないからバリアを張っているわけです。同様に合コンや婚活パーティでの塩対応女子も、親密になってしまった男性をあしらう自信がないから塩対応というバリアを張っているのです。

なので塩対応女子の攻略法は、単純にひたすら押しの一手です。このタイプの女性は親密度と恋愛感情が比例するわけですから、とにかく粘ってライン交換する。交換したらマメにラインしまくる、誘いまくる。それだけでソシャゲのログインボーナスのごとく、塩対応女子の恋愛感情は高まります。

神対応女子へのアプローチはコスパが悪い

それでは逆に、初対面から愛想の良い「神対応女子」はどうなのでしょうか？

まず神対応女子は、たいていの場合あなただけではなく他の男にも神対応なので、その女性本来のスペック以上に男性からの倍率が高まります。なので単純にコスパが悪いです。

そして神対応女子の厄介なところは、親密度と恋愛感情を完全に切り離しているところです。切り離しているからこそ、全く恋愛対象でない男にも愛想をふりまけるわけです。そういう女性は、どんだけ課金してガチャ回してもSランクキャラが出ないソシャゲのようなもので、ムキになればなるほど廃人に追い込まれます。なので半端な覚悟で手を出してはいけないのです。

塩対応にへこまないメンタルを備えよう！

とはいえ男にとっては、塩をバンバン撒いてくる女性にアプローチをかけるのはかなりメンタルを消耗します。しかしながら、一度修行のつもりで塩対応女子にアプローチしてみるのは、男性にとって良い経験になるのではないかと思います。

そして首尾よく交際に持ち込めた後は、その塩バリアが今度はちょっかいをかけてくる男から2人を守ってくれます。なので初めに苦労した分、後で得るものは多いと思いますよ。