婚活は結婚したくなったら?前の恋を忘れられたら?
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忘れることより大切なことがあります
「前の恋人を忘れられたら婚活を始めます。」
「結婚したい気持ちになったら連絡します。」
男女ともにこういうお話をよく耳にします。
「元恋人を忘れられない。」
「新しい人と会っても、どうしても比べてしまう。」
「こんな気持ちのまま婚活をするのは、相手に失礼な気がする。」
そんなふうに悩んでいる方は、決して少なくありません。
そのお気持ちは、とても自然なものです。
ただ、私はこのお話を伺うたびに、一つ感じることがあります。
本当に婚活を始められない理由は、「元恋人を忘れられないこと」なのでしょうか。
今回は、私が考えたこの気持ちの正体についてお話ししたいと思います。
「前の恋人を忘れられたら婚活したい」という言葉の本音
本当に大好きだった人を忘れられないことはごく普通のことです。
長くお付き合いをしていた相手であれば、なおさらです。
ただ、お話を聞く中で感じるのは、「前の恋人を忘れられたら婚活したい」という言葉の奥には、別の気持ちが隠れていることも多いということです。
それは、
「まだ婚活を始める覚悟ができていない。」
そんな本音です。
婚活を始めれば、新しい出会いがあります。
うまくいくこともあれば、お断りされることもあるでしょう。
ときには、自分自身と向き合う場面も出てきます。
その一歩を踏み出すのは、誰にとっても勇気がいることです。
だからこそ、「元恋人を忘れられたら」という理由が、自分の背中を止める言い訳になってしまうことがあります。
元恋人を忘れられないのは、決しておかしなことではありません
私は、「前の恋人を完全に忘れられる人」のほうが少ないのではないかと思っています。
好きだった人との思い出は、その人の人生の一部です。
楽しかった時間や幸せだった記憶が残るのは、ごく自然なことではないでしょうか。
だから、
「まだ思い出してしまう。」
「ふと元恋人のことを考えることがある。」
そんな自分を責める必要はありません。
婚活を始めるために、過去の恋愛をきれいさっぱり忘れなければいけない、ということはないのです。
立ち止まっているほど、思い出は美化されていく
ただ、一つだけお伝えしたいことがあります。
婚活を始めず、その場に立ち止まっている時間が長くなるほど、人は過去の恋愛を少しずつ美化してしまいます。会っておらず、現実を見ていないのですから当然です。
「あの人以上の人はいない。」
「あの頃が一番幸せだった。」
そんな気持ちが、少しずつ大きくなっていくのです。
でも、本当にそうでしょうか。
その恋愛にも、悩んだことやすれ違ったことがあったからこそ、お別れという結果になったはずです。
時間が経つと、不思議なことに楽しかった思い出ばかりが心に残ります。
そして、まだ出会ってもいない未来の相手を、思い出の中で理想化された元恋人と比べてしまう。
それでは、新しいご縁の魅力に気づきにくくなってしまいます。
婚活は、忘れてから始めるものではありません
私は、婚活は「元恋人を忘れてから始めるもの」ではないと思っています。
忘れられない気持ちがあってもいい。
少し心に引っ掛かりが残っていてもいい。
そのままの自分で、一歩踏み出してみてほしいのです。
新しい人と出会い、さまざまな価値観に触れ、自分自身と向き合う。
そんな経験を重ねる中で、少しずつ気持ちが整理されていきます。
婚活は、相手を探すだけの活動ではありません。
「自分はどんな人といると安心できるのか。」
「本当に結婚相手に求めているものは何なのか。」
それを知る時間でもあります。
そうして少しずつ自分の気持ちが見えてくると、不思議と元恋人への思いも変わっていくことが少なくありません。
忘れられない自分も認めながら、未来へ進んでいく
私は、ご相談者様に無理に忘れることを勧めることはありません。
「早く忘れましょう。」
「もう吹っ切りましょう。」
そんな言葉で気持ちが整理できるほど、人の心は単純ではありません。
だからこそ大切なのは、
「私はまだ忘れられないんだな。」
そう素直に認めてあげることです。
そして、その気持ちを抱えたままでも、未来へ向かって歩き始めること。
気持ちは、立ち止まっているだけでは変わりません。
新しい経験をしたり、新しい人と出会ったり、新しい景色を見たりする中で、少しずつ動き始めるものです。
まとめ|結婚したいと思った今こそ、一歩踏み出してみませんか
「元恋人を忘れられたら婚活したい。」
そう思う気持ちは、とてもよく分かります。
でも、忘れられる日を待ち続けている間にも、時間は少しずつ過ぎていきます。
もし今、「結婚したい」という気持ちがあるのなら、その想いを大切にしてあげてください。
忘れられない自分を否定する必要はありません。
そのままの自分で、一歩だけ前へ進んでみる。
その一歩が、新しいご縁につながることもあります。
婚活は、完璧な状態になってから始めるものではありません。
「結婚したい。」
そう思えたその気持ちこそ、新しい未来への第一歩なのだと思います。