# お見合いで何話したらええねん問題。
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# お見合いで何話したらええねん問題。
お見合い前の会員様から、よく聞かれることがあります。
「何話したらいいですか?」
分かる。めちゃくちゃ分かる。
だって考えてみてください。今日初めて会う人と、ホテルのラウンジなんかで向かい合って、コーヒーを飲みながら、
「さあ、今からお互いが結婚相手としてアリかナシか判断しましょう」
という時間を過ごすわけです。
いや、緊張せんほうがおかしい。(笑)
とりあえず「趣味は何ですか?」から始めてみましょう。
男性
「趣味は何ですか?」
女性
「映画を見ることです」
男性
「へぇ〜」
女性
「……」
男性
「……」
女性
「……」
終了。
いや待って。映画という、あれだけ巨大なコンテンツを与えられて、「へぇ〜」で全部終わらせた。
せめて聞きましょう。
「最近何見ました?」
これだけでいいから。
ところが緊張していると、その一言が出てこなかたりしませんか。
そして焦った結果、
男性
「休みの日は何されてるんですか?」
女性
「家でゆっくりしてます」
男性
「そうなんですね」
女性
「はい」
男性
「……」
女性
「……」
また終わった…。
開始10分で、すでに二つの話題を失いました。
そして突然始まる「面接」
沈黙が怖くなってくると、人は質問を連発し始めます。
「お仕事は何されてるんですか?」
「何年くらいされてるんですか?」
「休みは土日ですか?」
「兄弟はいらっしゃいますか?」
「どの辺に住まれてるんですか?」
「料理はされますか?」
「転勤はありますか?」
「結婚後も仕事は続けたいですか?」
面接官?面接受けてるのか?
お見合いに来たはずなのに、気づいたら最終面接。
しかも相手が答えるたびに、
「そうなんですね」
「なるほど」
「へぇ〜」
そして次の質問。
これでは会話というより、
**婚活版・一問一答クイズです。**
「沈黙したら終わり」と思わなくて大丈夫です。
お見合いで一番怖いもの。
それは、
沈黙。
会話が途切れた瞬間、頭の中で緊急会議が始まります。
「ヤバい!!」「何か喋れ!!」
「次の話題!!」
「天気か!?」
「いや天気は最初に使った!!」
「趣味も使った!!」
「仕事も使った!!」
「食べ物いく!?」
脳内は大忙しになることでしょう。
そして追い詰められた結果、
「……好きな食べ物は何ですか?」
小学生のプロフィール帳に戻る。
でも大丈夫です。
少しくらい沈黙しても、誰も死にません。(笑)
コーヒー飲んだらいいんです。
「緊張しますね(笑)」
って言ってもいいと思います。
むしろ、
「私こういうの慣れてなくて、何話そうってめっちゃ考えてました(笑)」
くらい言ってしまったほうが、相手も
「僕もです(笑)」「私もです(笑)」
となって、一気に空気が柔らかくなることもあります。
会話は「質問」より、その答えに乗っかりましょう。
例えば相手が、
「休みの日はよくラーメン食べに行きます」
と言ったとします。
ここで、
「そうなんですね。ちなみにご兄弟は?」
待て待て待て。
ラーメンを置き去りにするな。せっかくラーメンが出てきたんです。
拾おう。
「ラーメン好きなんですね!何系が好きなんですか?」
「おすすめのお店あります?」
「私、こってり好きなんですよ」
これだけで会話になります。
質問をし続けるのではなく、会話を広げましょう。
そして、
「じゃあ今度そこ行ってみたいですね」
なんて話になれば……
ラーメンが次のデートを連れてきてくれる可能性すらある。
ありがとう、ラーメン。
となるでしょう。
「正解を言わなきゃ」と思わなくていいんです、正解なんてないし。
婚活になると、急にみんな優等生になります。
「休日は何してますか?」
本当は、昼まで寝て、起きてスマホ見て、お菓子食べながらNetflix見て、気づいたら夕方。
なのに、「休日はカフェ巡りや読書をしています♡」
誰やねん。
もちろん、全部をさらけ出す必要はありません。
でも、多少その人らしさが見えたほうが、会話って面白いんです。
「休みの日、気づいたら夕方までゴロゴロしてることあります(笑)」
と言われたら、「分かります!僕もです(笑)」となるかもしれない。
婚活で探しているのは、面接で100点を取る人ではありません。
これから何年、何十年と、しょうもない話を一緒にする人です。
ちなみに結婚したら、もっとしょうもない話しかしません。
私は旦那と今日の屁は臭かったみたいな本当にクダラナイ話をしたりします。
結婚生活10年以上の私から言わせてもらうと、夫婦の会話なんて毎日、
「牛乳ないで」
「今日ゴミの日やで」
「ティッシュどこ?」
「知らん」
「冷蔵庫に入れたプリン食べた?」
「食べてない」
「じゃあ誰?」
知らんがな。(笑)
毎日、人生観について語り合っているわけではありません。
本当にしょーもない会話が9.5割です。
だからお見合いでも、「何か素晴らしい話をしなきゃ」と思わなくていいんです。
大事なのは、何を話したかより、その人と話していてどう感じたか。
「もう少し話したかったな」
「なんか笑えたな」
「変に気を使わなかったな」
そんな感覚のほうが、案外大切だったりします。
お見合いで何話したらええねん問題の答え
結論。
何でもええ。(笑)
ただし、質問して、答えてもらって、すぐ次の質問へ行くのではなく、その答えをちょっとだけ広げてみる。
これだけ意識してみてください。
そして沈黙したら、コーヒーを飲みましょう。
大丈夫。
コーヒーは逃げません。
相手もたぶん逃げません。
……たぶん。(笑)
お見合いは、「この人に気に入られなきゃ!」という試験ではなく、
「この人ともう一回話してみたいかな?」を知る時間。
完璧な会話なんてしなくていいんです。
ちょっと噛んでもいい。
沈黙してもいい。
変なこと言って、帰り道に
「あぁぁぁ!!なんであんなこと言ったん私!!」ってなってもいい。(笑)
それも含めて婚活です。
そして案外、そんな不器用な会話から始まった二人のほうが、数年後には同じ家で、
「私のプリン食べたやろ」
「食べてないって」
なんて言い合っているのかもしれません。
婚活って、そう考えるとちょっと面白いですね。