地獄に落ちるわよから学ぶ結婚基準
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- 恋愛テクニック
- 婚活のお悩み
少し前に話題になったNetflix『地獄に堕ちるわよ』。
印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
作品自体は、細木数子さんをモチーフにしたフィクションですが、単なる“実録ドラマ”ではなく、「人は何を求めて生きるのか」「なぜ孤独になるのか」を描いた作品として、多くの反響を呼びました。
実際、婚活カウンセラーとして会員様のお話を伺っていると、この作品に出てくるテーマは、婚活や恋愛にも驚くほど共通していると感じます。
・出会っているのに決めきれない
・いい人だけど結婚がイメージできない
・比較が止まらない
・やり取りだけで疲れてしまう
・恋愛感情ばかりを優先してしまう
特にマッチングアプリ中心で婚活を続けている30代前半の方ほど、こうした悩みを抱えやすい傾向があります。
今回は『地獄に堕ちるわよ』から見えてくる、「婚活で本当に大切なこと」について、IBJカウンセラー視点でお話ししていきます。
なぜ『地獄に堕ちるわよ』が印象に残るのか
この作品が多くの人の記憶に残った理由は、単純な成功物語ではないからだと思います。
主人公は、貧困や裏切り、孤独を経験しながらも、強烈なエネルギーで人生を切り開いていきます。
しかしその一方で、
「欲しいものを追い続けても、心が満たされるとは限らない」
というテーマが全編を通して描かれていました。
特に印象的だったのは、「人との関係」がいつの間にか“信頼”ではなく、“支配”や“執着”に変わっていく描写です。
これは婚活でも、実は非常によく起こります。
例えば、
・「条件はいいのに安心できない」
・「好きになろうと頑張っている」
・「失いたくなくて無理をする」
・「選ばれるために自分を作ってしまう」
こうした状態が続くと、恋愛そのものが苦しくなってしまいます。
婚活と似ているところ、違うところ
婚活と似ている点
『地獄に堕ちるわよ』では、多くの人が「相手に何を求めるのか」で人生が大きく変わっていきます。
婚活でも同じです。
特に30代になると、
・条件
・年収
・年齢
・見た目
・価値観
・安心感
など、見るポイントが増えます。
その結果、
「自分が本当に大切にしたいこと」が分からなくなる
方が非常に多いです。
実際、梅田や西宮エリアで活動されている会員様でも、
「会っている人数は多いのに、誰とも進まない」
という相談は少なくありません。
これは出会い不足ではなく、“判断基準の整理不足”であるケースが多いのです。
ただし婚活で大切なのは“刺激”ではない
一方で、ドラマのような強烈な感情の揺れを、現実の結婚相手探しに求めすぎると苦しくなります。
婚活では、
・ドキドキする
・振り回される
・忘れられない
・追いかけたくなる
よりも、
「自然体でいられる」
「安心して話せる」
「未来の生活が想像できる」
ことの方が、実は結婚には重要です。
恋愛と結婚は、似ているようで違います。
特に結婚生活は、“感情の強さ”より、“安心して続けられる関係性”が土台になります。
婚活中の方がつまずきやすいポイント
ここで、実際によくある婚活疲れのパターンをご紹介します。
① いい人だけど決め手がない
これは非常に多いです。
優しい。
誠実。
会話も問題ない。
でも、
「好きになれるか分からない」
で止まってしまう。
ただ、この時に大事なのは、
“恋愛の盛り上がり”だけを基準にしていないか
です。
結婚生活で本当に大事なのは、
・一緒にいて疲れない
・話し合いができる
・価値観をすり合わせられる
といった“生活相性”です。
② 比較が止まらない
アプリ婚活で特に多い悩みです。
「もっと合う人がいるかも」
と思い続けるうちに、誰も選べなくなってしまう。
これは選択肢が多い時代だからこそ起きやすい問題です。
しかし実際には、
比較を続けるほど、“相手を見る目”ではなく“減点する目”になっていく
ことが多いです。
③ 深い話をする前に終わる
プロフィールや趣味の話だけで終わり、関係が深まらないケースも非常に多いです。
・休日の話
・仕事の話
・食べ物の好み
だけでは、結婚相手としての相性は見えてきません。
実際に成婚につながる方ほど、
・将来の生活
・働き方
・家族観
・お金の価値観
を自然に話しています。
カウンセラー視点で感じる“うまくいく人の共通点”
以前、30代前半の女性会員様で、アプリ婚活に疲れてIBJへ来られた方がいました。
その方は、
「毎週誰かと会っているのに、全然進まない」
「会話を頑張っても疲れる」
「いい人はいるけど決められない」
と悩まれていました。
詳しくお話を聞くと、相手を見る基準が、
・会話が盛り上がるか
・恋愛感情が強く動くか
・フィーリングが合うか
に偏っていたのです。
そこで一緒に整理したのが、
・どんな家庭を築きたいか
・どんな時に安心できるか
・どんな相手だと無理をしないか
という“結婚基準”でした。
すると、その後に出会った男性に対して、
「最初は恋愛的なドキドキは少なかったけど、毎回自然に話せる」
と感じるようになり、交際が安定。
現在は成婚退会されています。
婚活では、
「好きになれるか」だけでなく、「穏やかに関係を築けるか」も大切
なのです。
婚活がうまくいかない本質的な理由
婚活が長引く方に共通しているのは、“魅力不足”ではありません。
本質的には、
「自分の判断基準が整理できていない」
ことが多いです。
例えば、
・恋愛したいのか
・結婚したいのか
・安心が欲しいのか
・刺激が欲しいのか
が混ざってしまう。
すると、相手選びがブレやすくなります。
特に婚活疲れを感じている方ほど、
「何が正解か分からなくなっている状態」
になっているケースが少なくありません。
明日からできる改善ポイント3つ
① “好き”より“安心”を確認する
デート後に、
「楽しかった」
だけで終わらせず、
・無理していなかったか
・沈黙が苦しくなかったか
・素直に話せたか
を振り返ってみてください。
結婚向きの相手は、“テンション”より“安心感”で見えてきます。
② 条件ではなく“生活”を想像する
年収やスペックを見ることも大切ですが、
「この人と日常を過ごした時に、自分らしくいられるか」
を考えてみてください。
婚活は、“イベント”ではなく、“結婚生活”の相手探しです。
③ 会話を一歩深くする
次回のデートでは、ぜひ以下のような質問を自然に入れてみてください。
・どんな家庭に憧れますか?
・休日は一人時間も欲しいタイプですか?
・仕事と家庭のバランスはどう考えていますか?
・落ち込んだ時、どう過ごしたいタイプですか?
・パートナーに求める安心感って何ですか?
こうした会話から、“結婚後の相性”が見えてきます。
婚活では「進め方」で結果が変わる
『地獄に堕ちるわよ』は、人の欲望や孤独を描いた作品でした。
だからこそ、
「自分は婚活で何を求めているのか」
を考えさせられた方も多いのではないでしょうか。
婚活では、頑張り続けることよりも、
「どんな基準で相手を見るか」
の方が結果を大きく左右します。
出会いの数だけでは、結婚は決まりません。
大切なのは、
・自分の価値観を整理すること
・感情だけで判断しすぎないこと
・安心して関係を築ける相手を見極めること
です。
婚活は、“頑張り方”より、“進め方”で結果が変わります。
もし今、
「出会っているのに決まらない」
「婚活疲れを感じている」
という方は、一度“相手選びの基準”を整理してみると、見える景色が変わるかもしれません。