夫婦喧嘩の今と昔
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夫婦喧嘩の「今と昔」
若い頃は、夫婦喧嘩を「解決しよう」としていた。でも今は違う。
若い頃の私は、夫婦喧嘩をすると、とことん話し合おうとしていました。
「私はこう思う」
「あなたはどう思っているの?」
「じゃあ、どうしたらお互い納得できる?」
お互いの言い分を全部出して、最後にはちゃんと落とし所を見つける。
それが夫婦にとって大切なことだと思っていたんです。
でも、結婚生活20年。
二人の時間、年齡を重ね、今の私は変わりました。
喧嘩をした時に、何が何でもその場で解決しようとは思わなくなった。
だって、お互いに腹が立っている時って、お互いに言い分があるんですよね。
そこは今も昔も変わらない。
妻「なんであんな態度とるん?」
夫「なんであんな言い方するん?」
お互い相手に対して心のなかで叫びながら、感情を制御する。
もうね、そのことに自分の時間や労力を使いたくないです。
言い合いするのしんどいんです。
だから感情コントローラーが機能して、
修行のように、自分の中で怒りが静まるのを待つ。
最近の私は、そんなふうになってきました。
もちろん、どうしても納得できないことはあります。
そんな時は、一旦、自分の言い分は置いておいて、
相手がなぜそんな態度を取ったのかを考えてみる。
「ああ、あの時暑くてしんどくてああいう態度したんやろな〜」
「ああ、私のあの態度が引き金になったんやろな〜」って。
で、おもしろいことに、これだけ一緒にいると、相手がなぜ不機嫌なのか、怒っているのか
そこも、全部わかるんです。相手の怒りの答えがわかる。
しかも、お互いに。
自分の言い分だけを考えていると、怒りはどんどん大きくなる。
でも、こうして相手の側からも考えてみると、見え方が変わります。
それでも納得できなければ、落ち着いてから話す。
(私の場合、別日で夫がごきげんそうなタイミングに言いたいことをすべて言うスタイル)
ただ、今は「絶対にわかり合わなければ」とも思わなくなりました。
夫婦だからといって、すべてを理解し合えるわけではない。
違う人間なんだから、考え方が違って当然。
大切なのは、喧嘩をしないことでも、毎回きれいに仲直りすることでもないのかもしれません。
「今はここで収める」
そう判断できることも、長く一緒にいるための大切な知恵だと思うんです。
ただし、これは相手によって違います。
すぐに話し合ったほうがいい人もいる。
時間を置いたほうがいい人もいる。
だからこそ、結婚相手を選ぶ時には、優しいかどうかだけではなく、
「この人と意見がぶつかった時、私はどう感じるだろう?」
「この人とは、喧嘩をした後も一緒にいられるだろうか?」
そんなところも見てほしい。
若い頃は、喧嘩をしたら「解決すること」が大事だと思っていた。
でも今は、
「自分の心が落ち着くまで、少し離れておく」
それも、夫婦を続けるための一つの方法だと思っています。
長い結婚生活に必要なのは、いつも仲良くいることではなく、
時には、相手を変えようとすることをやめること。
そして、自分の心が静かになるのを待つこと。
そんな「余白」なのかもしれません。
ズッキーニ結婚相談所では、成婚退会でサービス終了ではありません。
ご成婚後もこうした夫婦のお悩み、おノロケ、喜び報告など、ずっと続く関係を築きたいと思います。
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カウンセラー後藤 たまみ