シングルママのあなたへ|あの日、一人で竹馬を支えた私の今
- カウンセラーの日常
- 女性向け
シングルマザーのあなたへ。
あの日、ひとりで竹馬を支えた私が、今、穏やかな幸せを感じるまで
「お父さんと一緒に、竹馬を作ろう」
幼稚園から届いたお知らせを見たとき、少し胸が痛くなったことを、今でも覚えています。
父の日の行事。
私は息子を一人で育てていました。
周りがお父さんの中で、息子の隣にいるのは、私。
当時はまだシングルマザーは少なくて、クラスに1人か2人。
私は竹馬を作ることに不安いっぱい。
子供の頃から工作が苦手で、まともに作品を仕上げた記憶もない。
必死で説明を聞きながら作るも、足を置く部分が甘い。
なんとか出来上がった竹馬は立つだけで精一杯。歩き出すと崩れる。
何度作り直しても、息子が乗ると竹馬が崩れてしまう。
その度、縄で縛り直す。
「どうしよう……」
汗が吹き出る。
息子も心配そうに私を見上げる。
とにかく息子が転ばないように後ろから支えながら、私は必死でした。
すると、近くにいたお父さんが手伝ってくれて力強い竹馬が完成しました。
何とか竹馬に乗れた息子。
私は、ほっとしたのと、「助けてくれてありがとうございます」の気持ちでいっぱいでした。
そのときの写真がこれ。今も私の大切な一枚です。
写真の中の私は、息子が落ちないか、竹馬が崩れないか、後ろから必死に支えています。
きっとあの頃の私は、息子を守ることに精一杯でした。
「私が頑張らなきゃ」
「この子を私が守らなきゃ」
そんな気持ちで毎日を過ごしていました。
シングルマザーとして子育てをしていると、子どものことだけではなく、仕事や生活、将来のことまで、全部ひとりで背負っているような気持ちになることがあります。
本当は、誰かに頼りたい。
誰かと一緒に笑いたい。
子どもだけではなく、自分自身も大切にされる人生を歩みたい。
でも、
「子どもがいる私が再婚なんてできるのかな」
「子どもと相手がうまくいかなかったらどうしよう」
「また失敗するのが怖い」
そんな不安から、再婚や婚活に踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
私も、人生の中で結婚と離婚を経験しました。
そして、子どもを連れて再婚しました。
今の夫と出会い、家族としての時間を重ね、息子も大人になり、今では結婚しています。
あの頃、竹馬を支えながら「この先どうなるんだろう」と不安だった私が、今は夫と穏やかな毎日を過ごしています。
「あのとき、頑張ってよかった」
そんなふうに、過去の出来事を笑って話せる日が来るなんて、あの頃の私は知りませんでした。
だから私は、シングルマザーの方に伝えたいのです。
あなたの人生は、子どもを育てることだけで終わりではありません。
母親であるあなたにも、一人の女性として幸せになる人生があります。
再婚は、寂しさを埋めるためだけにするものではありません。
子どもとの生活を大切にしながら、
「この人となら、この先の人生を一緒に歩いていきたい」
そう思える人と出会うこと。
そして、あなた自身が心から安心して笑える毎日を選ぶこと。
私は、自分自身の経験があるからこそ、シングルマザーの婚活や子連れ再婚への不安を、他人事ではなく考えることができます。
あの日、ひとりで竹馬を支えていた私も、今は誰かと一緒に笑いながら、穏やかな毎日を過ごしています。
もし今、
「もう一度、誰かを好きになりたい」
「子どもがいても、幸せな再婚をしたい」
「この先の人生を一人で頑張るのではなく、誰かと歩きたい」
そう思っているなら、遅すぎることなんてありません。
人生は、何歳からでも変えられます。
あなたにも、あなたらしい幸せを選ぶ未来があります。
あの頃の私が、今の私を想像できなかったように。
未来は、まだ決まっていません。
あなたとお子さま、そしてあなた自身の幸せを大切にしながら、一緒にこれからの人生を考えてみませんか。
私はそんなあなたを、心から応援します。
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後藤 たまみ