仲人の私、57歳で初めてのお見合いをした日
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こんにちは。
心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊
57歳から婚活を始めた話、前回に続いて第2話です。
57歳と2ヶ月、お一人目のお見合いをしました。
仲人さんから紹介していただいた方で、遠距離だったのでZoomでのお見合いです。
婚活で初めて会う人と話すとき、会話の中にはたくさんの「条件」が出てきます。
お仕事、勤務時間、住まい、定年、お酒、休みの日の過ごし方……質問だけを並べれば、まるで面接のようです。
けれど私が知りたかったのは、数字や肩書だけではありませんでした。
その人の生活の中へ私が入ったら、どんな一日になるんだろう。
私は、条件の向こう側にある暮らしを見ようとしていたんです。
お相手は交替勤務の方で、家のこと、定年後の旅行の話、御朱印集めやYouTubeの趣味のことも、日記にはかなり細かく書いていました。
話し方は「ゆっくり」「わかりやすい」、人柄は穏やかで、まじめそうだとも感じていました。
だからといって、すぐに「この人だ」と思えたわけではありません。
相手の暮らしが見えてくるほど、別の問いが生まれてきました。
そこに、私の望む暮らしはあるのだろうか。
翌日、電話で話しました。
日記には、こんな言葉を残していました。
結婚は、一人で完成させた理想へ、もう一人を当てはめることではない。
二人の希望が最初からぴったり同じことなど、たぶんない。
だから、話して、確かめて、少しずつすり合わせていく。
頭では、その通りだと思うんです。
けれど、「すり合わせる」という言葉を考えているうちに、私の中から別の声が出てきました。
私は我慢するの?
相手に合わせることと、自分を抑えることは、同じではありません。
けれど私は、その境目が分からなくなることがあったんです。
相手に喜んでもらいたい、関係を壊したくない、面倒な人だと思われたくない
そんな気持ちが出てくると、「私はどうしたいのか」よりも「相手は何を望んでいるのか」を先に考えてしまう。
コミュニケーション学に、「アサーティブネス」という考え方があります。
相手を尊重しながら、自分の気持ちも同じように大切に伝える、というものです✨
「相手に合わせる」か「自分を通す」かの二択ではなく、その間に、ちゃんと居場所がある。
でも、知識として知っていることと、目の前の人を前にそれができることは、別なんですよね。
私自身、心理カウンセラーとしてこの考え方を人にお伝えする立場でありながら、いざ自分の婚活となると、うまくできませんでした。
ただ、「私は我慢するの?」と書けたことには、意味があったと思います。
婚活を始めた私は、相手に選んでもらうためだけに動いていたのではなく、これまで言葉にしてこなかった自分の望みを、探し始めていたんです。
婚活をしていると、「いい人だった」という言葉をよく使います。
優しい、まじめ、家がある、話をきちんと聞いてくれる。
どれも大切なことです。
けれど、「いい人」と「一緒に暮らしたい人」は、必ずしも同じではないんですよね。
二人がそれぞれに自分の人生を持ちながら、
「自分のままで心地良くいられる」
「一人よりも二人が、より喜びが増える」
そう思える場所を作れるかどうか。
婚活を始めたばかりの私は、まだそのことをうまく説明できませんでした。
それでも日記には、後の私につながる問いが、もう書かれていたんです。
相手に合わせながら、自分が自分のしたいように生きられる人でいられるだろうか。
この問いは、その後の婚活で何度も姿を変えて、私の前に現れることになります。
続きはまた、お話しさせてくださいね。
あすなる愛媛の結婚相談所 中嶋美知