世帯年収の現実。東京での結婚生活は1,000万円必要?
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目次
- 世帯年収の現実。東京での結婚生活は1,000万円必要?
- 世帯年収とは?東京で結婚するにはいくら必要なの?
- 東京で暮らす二人世帯の世帯収入は?東京で暮らす水準は?
- 世帯年収は理想の生活水準から考えよう
- 1年以内の結婚を目指す結婚相談所
世帯年収の現実。東京での結婚生活は1,000万円必要?
本日は 世帯年収の現実。東京での結婚生活は1,000万円必要? というテーマで「世帯年収」について考えてみたいと思います。
結婚相談所である当社では会員の方々から、様々な「異性に求める条件」を聞くことがあります。年齢や容姿、性格や居住地域などを答える人が多い中で、それらと同等以上に出てくる条件が「年収」です。
もちろん多ければ多いに越したことことがないのは分かりますが、中には「そんなに必要か?」と疑問に思うこともあるんです。本日はそんな異性に希望する年収を考える時の参考にして欲しい「世帯年収」という考え方をご紹介します。現実的な婚活になるポイントにもなりますので是非ご覧ください。
世帯年収とは?東京で結婚するにはいくら必要なの?
それではまず世帯年収について意味合いから確認していきましょう。
◆世帯年収とは
世帯年収は字のごとく、生計を共にする人の年間収入を合計した数値です。1人暮らし(単身世帯)であれば一人の収入がそのまま世帯収入になるし、結婚をされていたり共同生活を送っていたらそれらの方々の収入を合計したものが世帯年収となっています。
◆当社会員の理想の世帯年収
結婚相談所の会員である当社で聞く世帯年収は、会員さん自身と結婚する相手の年収を合わせた時の年収を指すことになります。すなわち自分の年収からして、どのくらいの年収の相手と結婚すれば〇〇〇万円の収入になるか?は簡単に計算が可能です。
当社でも「相手に求める年収」をお聞きすることがあります。概ねお答えいただく年収からすると、自分自身の年収と合わせて、1000万円を超える世帯年収になるであろう相手を求めている方が7~8割以上となるイメージです。これが実態です。
東京で暮らす二人世帯の世帯収入は?東京で暮らす水準は?
それではここからは二人以上の世帯の世帯年収の実態を見ていきましょう。本日は「東京都生計分析調査報(告年報)令和2年」よりデータを紹介します。
◆世帯年収1000万年円を超えるのは少数派?
まず、当社の会員の中にもキーポイントになっている「世帯年収1000万円越え」の世帯数からです。
ずばり28.7%が年収1000万円超えの世帯になります。二人暮らしの夫婦の場合、単純計算で一人当たり500万円の年収の方のカップルであれば到達できるレベルではあるため、日本でも所得が多い地域である東京では3割近くになるというのが現実です。
◆世帯年収500万円未満も約3割
一方で、当社の会員が希望することの多い世帯年収1,000万円の半分の世帯年収500万円を下回る人はどのくらいいるのでしょうか。
こちらも結果から報告すると499万円以下の方が、33.3%という結果です。ザックリですが、世帯年収1,000円越えの世帯が3割いますがそれとほぼ同じ割合で500万円未満の世帯年収であっても東京で生活されている二人以上の世帯もいるのが現実です。
世帯年収は理想の生活水準から考えよう
ここまで結婚相談所の会員の思う世帯年収、そして世の中(東京)の世帯年収の実態について見てきました。最後にこの世帯年収も意識しつつ、結婚に向けて出会いを極力減らさない婚活のコツについてアドバイスをさせていただきます。
◆理想の結婚生活から理想の世帯年収を逆算
ぜひ婚活しているすべての皆さんに実施頂きたいことを紹介します。それは自分が考える理想の結婚生活をするのに、いくらお金が必要なのかを計算して欲しいのです。
ザックリの計算でも結構ですのでやってみてください。
食費
外食費
光熱費・水道代
保険料
交通費
交際費
通信費
家賃・ローン返済
医療費
貯金
その他雑費
など書き出してみましょう
ここから毎月どのくらいお金が必要になるのか見えてくるはずです。そしてその数字を12倍したものが必要な手取り額となり、そこからその生活のために必要となる世帯年収も明確になってくるのではないでしょうか。
◆柔軟にならないと後悔する?
そして最後に重要な事もお話しします。これまで多くの婚活をサポートした経験で言うと、「入会時の理想の条件」は成婚退会する頃には変わっていることが大半です。これは別に妥協しているというわけではなくて、「こだわっていた条件はどうでもよくなった」という感情が生まれてくるんです。
婚活を続けていると、年収や年齢、その他いろいろな条件がありますが、「結局一緒にいて幸せならそれでいい。」そんな感情にほとんどの人がなります。中には婚活が長引いてしまって「一番最初にお見合いした人が一番良かったです」なんて後悔のコメントを頂くこともあります。ですからこれから婚活する人には、理想の条件に固執せずに柔軟に自分物本位での婚活に切り替えてもらえればと考えています。
本日は 世帯年収の現実。東京での結婚生活は1,000万円必要? というテーマでお送りしました。
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