婚活をしていると、結婚する相手は今ごろ何をしているのかな…なんて考えたりしませんか。私が独身の時はたまにそんなことを考えていました。そして、その運命の人は意外と近くに住んでいた…なんてこともあります。先日、成婚退会された女性は、徒歩15分の距離に運命の人を見つけました。お仕事はカフェの経営。シフォンケーキが有名なお店で、お一人でのんびりと営業されています。彼女の希望はできれば結婚後もカフェを続けたい…と。そんな彼女には2つのことを提案しました。・近くに住んでいる方にアプローチすること。・お休みが平日なので、平日休みorシフト制のお仕事の方にアプローチすること。その結果、出会った男性は彼女の自宅から徒歩15分のところにお住いの不動産の営業マン（平日休み）でした。

久々の更新になってしまいましたが、今年の順調に成婚退会が相次いでいます。更新が滞った理由はNetflixに夢中になってしまいまして…お勧めは「再婚ゲーム」。韓国の富裕層向けの結婚相談所のお話です。地位とお金が全て…と、「マーズカフェ」とは真逆の運営方針ですが面白いです。さて、2023年最初の成婚ストーリーをUPしました。タイトルは「敵は元彼！消防士の燃える恋」です。結婚相談所で活動されている方にもいろいろな過去があります。元カレに裏切られた…、元カノに浮気された…etc先日成婚退会された消防士さんのお相手女性は仮交際後も元カレを引きずっていました。婚約が破棄になり、傷心のまま活動を続けていたそうです。消防士さんはお相手女性の気持ちの整理がつくまで待つことにしました。

とても明るくて優秀な女性会員さん。コロナ禍でキャリアップし、年収は800万円を越えましたが、新しい職場はフルリモートで一度も出勤したことがありませんでした。編集のお仕事ですが、取材は全てオンライン。「寂しくて…」これが彼女が婚活を始めた理由でした。国立大学卒で30代前半。綺麗な方で「これは人気があるだろう」と誰もが思うような女性でした。活動を開始早々、たくさんの申し込みがあり、たくさんお見合いをし、仮交際も成立しました。ですが、なかなか良いご縁に恵まれず…気持ちが入るような方には出会えず、苦しい婚活が続きました。それでも腐ることなく、お見合いを続け、私からの言葉にも耳を傾けてくれ、活動を続けました。

今夏に成婚退会された会員さんご夫婦と飲みに行きました。前から誘っていただいていたのですが、なかなか予定が合わず、ようやく実現。ついでに同時期に成婚退会された方も誘い、4人で終電までワイワイと。個人的には人生でこんなにお礼を言われたことがないというくらいお礼を言われて恐縮しっぱなしでした。別に私が「結婚させてあげた」なんて微塵も思っていません。困ったときは相談に乗り、落ち込んでいるときは自信を持たせて、嬉しいときは一緒に喜んで…その人に合った最善の幸せを考える。ただ、それだけです。「結婚すること」が特別なことだと思っていません。入口がお見合いというだけで、出会ってしまえば普通の恋愛です。異性として好きになれるかどうかです。好きになれたら結婚する―単純なことです。細かいところを気にし始めたらキリがありません。全てを知ってから結婚を決めることなんて不可能です。だって、価値観は変わるから…活動中はそんな話をしながら、昨晩の飲み会では思い出話の他に保険の話や私の子供の話も…今が苦しい思いをしていても、いつか笑えるときがくる。昨晩の元会員さんの笑顔を見て、そう思いました。

開業して5年。成婚者は100名を越えました。成婚者全員の顔と名前は憶えています。どの方も思い入れのある方ですので…そのなかでも特に思い入れのある方がいます。今日はその一人、Sさんのお話。成婚退会された方、全員言っていること。「入籍したり、お子さんが産まれたり、節目節目で連絡いただけたら嬉しいです」と。で、有難いことにほぼ全員から連絡をいただきます。でも、Sさんからは連絡がありませんでした。Sさんは5年前に入会し、1年の活動の末、成婚退会されました。とても性格が良くて、私も大好きな会員さんでした。入籍したとの連絡がなかったので、ダメになってしまったのではないか…と心配していました。年賀状を送ったのですが返信もありませんでした。すると、先日Sさんからメールがありました。ずっと私に連絡できなかったことが引っかかっていたそうです。連絡ができなかった理由はこうです。入籍して間もなく妊娠。でも、流産…しかも1回2回ではなく…私から年賀状を届いていたのは知っていたけど、気持ちが落ち込んで返信できなかった。それでもようやく昨年男の子を出産し、1歳を迎えて、気持ちが落ち着いたところで私にお礼のメールをしようと思ったのでした。しかも、お礼ができなかったことが引っかかっていたそうでした。そのメールではお礼とともにお詫びも綴られていました。Sさんらしいです。成婚退会された方にもう一つ言っていること。「婚活は終わりましたが、ここからが始まりですよ」Sさんも旦那さんと時々ケンカをしながら3人で幸せな毎日を送っているとのことでした。決して幸せなことばかりではないけど、苦難を乗り越えたときにその喜びを分かち合える「家族」がいるってとても素敵なことだと思います。Sさんへの返信メールで最後にこう書きました。「子供のためにお互い健康で長生きしましょう！」そんな嬉しいことがときどきありながら、楽しくやっています。

お見合いを申し込んだり、受けたりする基準の中でお写真の印象を同じくらい重要視される「年齢」。IBJの全世代の成婚者の年齢差の最頻値は4歳差。男性は4つ上、女性が4つ下のケースが最も多いそうです。女性にとってはお相手の男性が10歳上なら、それなりの年収は求めるのは自然なことです。年収が多い男性なら、ついつい非現実的な年齢差の女性に申し込むこともよくあります。もちろん年齢差があればあるほど成婚は難しくなります。ところが先日、おそらくIBJの成婚者で過去最大ではないかと思うようなカップルが誕生しました。その差、33歳！女性43歳、男性76歳。申し込んだのはもちろん男性からです。

成婚退会される方の年齢差の最頻値は4歳差。つまり、男性が4つ上、女性が4つ下の成婚例が一番多いと言われています。でもこれは全世代の最頻値であって、若ければ若いほど男女間の年齢差は少なくなります。5歳上の男性とデートをして、お相手男性がスマートに振舞えないとがっかりすると思います。一方で、5歳下の男性とデートをして、お相手男性がうまく振舞えなかったら「かわいい」と思える方もいると思います。控えめな女性は「私なんて…」という想いを持っている方もいますし、そもそも年下の男性は「難しい」と決めつけている方もいます。でも、その遠慮や決めつけは婚活には必要ありません。申し込んでみないとわかりません。結果、弊社でも女性が年上の成婚例はたくさんあります。

結婚相談所での出会いは入口が「お見合い」というだけで、出会ってしまえばごく普通の恋愛だと思っています。好きになれるか、なれないか。異性として意識できるか、できないか。これは結婚相談所での出会いも、それ以外の出会いでも同じです。でも、会員さんたちは「結婚相談所」と意識しすぎて、「3回会ったら…」とかいろいろ考えしまうようです。特に真面目な方ほどその傾向が強いようですが、もっともっと楽にいけばいいのに…と思います。「自分らしく…」です。これが一番です。結婚相談所でもその他の出会いでも。

結婚相談所には、言わずと知れた3ヵ月ルールというものがあります。仮交際2か月、真剣交際1か月の計3ヵ月。もちろん人間同士のお付き合いですので、この通りに進まないこともあります。繁忙期で会えない時期が続いたり、一昨年・昨年の緊急事態宣言が出ている時は4か月5か月…もっと経ってしまうこともありました。さらに、展開の早さに気持ちがついて行かないということもあります。そんなときは無理して結論を出させるのではなく、じっくりと自分の気持ちに向き合って、納得して前に進めるようにサポートすることを心掛けています。3ヵ月はあっという間です。最初は皆さん「こんなに早く決められるの？」と思われる方も多いのですが、決まるときはすぐに決まります。始まればゴールはすぐにやってきます。そんなわけで、ほとんどの方は約3ヵ月で成婚退会されています。

IBJのシステムには「紹介する」という機能が付いています。それは、カウンセラーが会員さんに合いそうな方をピックアップして紹介することができるものです。弊社はこれを頻繁に利用して、活動が停滞している会員さんやお見合いを積極的にしている会員さんにたくさん紹介しています。会員さんの傾向を見ながら、どのような方がタイプなのかを分析し、さらにカウンセラー目線で現実的な方をピックアップします。申し込むか申し込まないかは会員さん次第です。ですが、これがきっかけで成婚するケースも多く、私にとっては会員さんを成婚に導くありがたい機能です。