夢見る夢子さんへ
お相手のどこを見ていますか?幹や枝ぶり?それとも葉っぱ?
今年に入り、夢見る夢子ちゃん脱却宣言のメールを3通も受け取りました。
条件はいい、ご性格・お人柄もいい、マイナス点らしきものは見つからない、
だけど・・・・「恋愛感情が湧き上りそうにない」お相手だと無理そぅと思ってしまう。
恋愛感情という存在を持て余してしまい、
現実的視点でのお相手選びができていないことへの反省と、
もどかしさと、苦しさが綴られているようでした。
さて、恋愛して結婚したい!という夢は、婚活界ではとうてい叶わぬ夢なのか、
それとも何か努力をすれば叶うのか、
そこが知りたい、教えてほしいというご相談は後を絶ちません。
恋愛結婚とお見合い結婚の一番の違いは『出会い方』だけ(だと思います)。
出会いのはじまりが夢っぽいか、現実っぽいかだけなのじゃないかと・・・・
恋愛の出会いは「見えないこと」からスタート。
想像は妄想となり、それが恋する気持ちに火をつけます。ぼうぼう燃えます。
一方、お見合いでの出会いは「見えていること」からスタート。
安心感があるのはいいことなのですが、その分刺激が不足したり、
結婚を意識しすぎて心が固く緊張してしまうこともあるようです。
このように出会いスタート時点での心の弾み方は明らかに違います。
出会い方が違うのだから、気持ちが違って当たり前なのです。
まずはこの現実をしっかりと腑に落とし込むことが、婚活ではとても大事です。
初対面でビビビっとこなくても大丈夫です。
笑顔がいいな、誠実そう、お仕事への情熱がステキ、家族思いの優しい人、
こんな小さな発見があれば十分です。
手をつなげるかな、好きになれるかな、愛情いっぱいの家庭がつくれるかな・・・
あれこれ考えれば考えるほど、夢はしぼんでいくばかり。
ふくらみそうな夢に自ら針を刺すようなものです。
お見合いの時点では「恋愛」よりも、「好感」を意識してみましょう。
好感があれば、しだいに「好き」に成長する可能性があります。
実際、お見合いにおいての恋愛感情は少し遅れて芽生えるようですから・・・
好きになった人と結婚したいな。
大丈夫、夢子さんの夢は叶えられる夢です。
これまでご成婚された方も、ちゃんと夢を叶えて幸せになりました。
仲人がついているのですもの。絶対に夢見る夢子ちゃんでは終わらせませんヨ!!