しあわせの最小単位
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ(俵万智)
日々の暮らしは何でもないことの繰り返し。
家族が健康で、ちゃんと仕事ができて、笑顔があること。
それが一番平和で、心安らかで、幸せなことなのだ。
そう、あらためて気づかせてくれる大好きな冬の短歌です。
「おいしいね」と声をかければ「おいしいね」
「きれいだね」とつぶやけば「きれいだね」
「春になったね」と口ずさめば「春になったね」
話しかけて答えるまでの『ま(間)』に幸せは宿ります。
そしてこの『ま』は、一人ではつくれないもの、
かけがえのないものだと思います。
『ま(間)』を作るための最小単位は2人。
『家族』の最小単位も2人。
2人ならば、どんな寒い冬もあたたかな冬に早変わりしそうですよね。
あたたかい冬がおとずれますように・・・。