我が家の卵焼き
ラブリーなトマトがまぎれこんでいました。
仲良きことは美しきことかな。
かの武者小路実篤先生の名言です。
この春ご結婚されたIMA卒業生が目白をたずねてくださいました。
結納から挙式まで慌ただしく過ごす中で、
「結婚するって二人だけの幸せじゃないんだなぁ」と、感じることがたくさんあったそうです。
そして、結婚生活は驚きと発見の連続でとても楽しく充実しています。
とのことです。たとえば・・・・・・・・
-卵焼き-
結婚生活スタートの朝食。
奥さんほやほやの彼女は早起きをして、お味噌汁と卵焼きをつくったそうです。
『いただきま~す』と嬉しそうにお味噌汁をすすり、
卵焼きをぱくりとした旦那様。
「あまいっ。これ甘いよ」
「卵焼きだから甘いにきまってるでしょ?」
「いや、家で焼く卵焼きってしょぱいんじゃないの?」
「まさかっ。どこの家も甘いわよ」
「いや、うちは塩味だった」
「いつも?」
「いつも!」
それで・・・・・最近はどうなっているかというと・・・・
奥様はすっかり塩卵焼きにハマり、
旦那様は甘い卵焼きに心を奪われたご様子です。
スムーズに文化交流がはかれたようで安心しました。
それぞれの文化を持ちより、
受け入れ、
楽しみ、
力を合わせて新しい文化をつくっていく
それが結婚の素晴らしさだと思います。
夫婦になる、家族になるってそういうこと。
お二人が甘くてしょっぱい卵焼きを子どもたちに食べさせる日も近そうですね。