真剣交際へのステップ──婚活で”幸福の扉”を開くために
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目次
- より親密な関係を築くための会話
- ”心地よい時間を作り出す”会話〜3つのステップ
- 感情に触れ・価値観を共有し・未来を想像する
- ■親密さを育てるのは、話すことより「聴く勇気」
- 無料の体験セッションのご案内
より親密な関係を築くための会話
登場人物:
・早川メンター(年齢不詳・婚活メンター歴20年。言葉は柔らかく、指摘は的確。聞くより「気づかせる」タイプ)
・春樹(37歳・会社員。婚活歴3年目。恋愛経験は少なく、慎重で誠実。だが未体験な事柄ほど“どう進めるか”に迷いがち)
(前回のセッションから約1ヶ月。都内・婚活サロンにて)
(再び春樹がカウンセリングルームに現れる。実はこの間、春樹と彼女の間にちょっとした壁があった。お互いに会いたい気持ちはあるものの、2人の仕事の関係で休日がなかなか合わない。予定をすり合わせても、休みのタイミングがずれてしまうことが続いた。そんな中、春樹は“オンラインでの会話”という提案を彼女にしてみたばかりだった)
”心地よい時間を作り出す”会話〜3つのステップ
春樹: 先日、お話しした通り、気持ちは固まりました。 でも……実際に「関係を深める会話」って、どんなことを話せばいいのか。いざ会っても、ふと何を話せばいいのか分からなくなってしまう瞬間があって……。
早川: いい質問です。春樹くんのようなタイプは、「正解を言わなきゃ」と思うほど、言葉が遠のいてしまう。 でも大事なのは、“正しい会話”ではなく、“共に過ごす心地よさ”をつくること。
まずは、会話を3つのステップに分けてみよう。
① 感情に触れる会話 ② 価値観を共有する会話 ③ 未来を想像する会話
この順番で積み重ねていくと、自然と親密さが深まっていく。
感情に触れ・価値観を共有し・未来を想像する
■① 感情に触れる会話──「そのとき、どう感じた?」
たとえば: 「○○行ったとき、どんな気持ちになった?」 「最近、ちょっと嬉しかったこととか、あった?」
“出来事”じゃなく、“感情”にフォーカスする。 人は、自分の感情を受け止めてくれる人に、自然と心を許すんです。
■② 価値観を共有する会話──「あなたにとって、大事なことって?」
価値観とは、判断基準のこと。 たとえば: 「忙しいときでも、譲れないことってある?」 「友達と話すとき、つい大切にしてしまう話題って何?」
ここで大事なのは、相手を“理解”しようとするより、“共有”すること。 「自分はこう思うなあ」と、軽く自分の感覚も差し出すと、会話は一気に対話になる。
■③ 未来を想像する会話──「一緒に暮らしたら、どうなるかな?」
この段階に入ると、関係性は“仮”から“本気”に向かっていく。ただ、真剣交際の手前なので、あくまで”一般論のてい”で会話するのが大事。
「もし一緒に暮らすなら、休みの日ってどう過ごすと思う?」 「これからもずっと誰かと歩いていくとしたら、どんな関係が理想?」
こういう問いは、答えを探すためじゃない。 “未来を一緒に想像する”という、共同作業そのものが、心の距離をぐっと近づける。
■親密さを育てるのは、話すことより「聴く勇気」
春樹: ……でも、自分からそんなふうに踏み込んでいいのか、ちょっと怖い気もして。
早川: わかるよ。怖いよね。 でも、親密さを育てるって、話す技術じゃない。 「相手の本音を聞き出す勇気」があるかどうかなんです。
相手の気持ちを聞いて、「うん、それってわかる気がするな」と静かに返す。 その一言に、ものすごく愛が込められる。
春樹: なるほど……。
早川: “好かれる会話”じゃなく、“残る会話”をしてごらん。 相手の記憶に残るのは、派手な言葉じゃない。
──「この人、ちゃんと聴いてくれてた」
この体験こそ、親密さの原点なんだよ。
春樹: 今日の話、すごく響きました……。 彼女と次に会ったとき、この3つの会話を意識して、でも無理せず、心で話してみます。
早川: その姿勢があれば、きっと相手にも伝わるよ。 親密さって、「関わりたい」という気持ちの質で決まるからね。成功を祈ってるよ。
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