【脱・減点方式】婚活で「相手の良いところが見つからない」
―「生理的に無理」と「食わず嫌い」の境界線と、心がふっと軽くなるリフレーミング技術―
「条件は悪くない、むしろ“いい人”なのは分かっている。でも、なぜか心が動かない。
食べ方や服装など、些細なことばかり気になってしまう自分が嫌になる……」
マリッジプロでも、こうしたお悩みを本当にたくさん伺ってきました!
「減点方式をやめたい」「相手の良いところを見つけたい」と思っているのに、いざお見合いや仮交際になると、どうしても粗探しモードに切り替わってしまう方は少なくありません。
最初にお伝えしたいのは、
「相手の良いところをすぐに見つけられない自分」を責める必要はまったくないということです。
この記事では、
・なぜ婚活中は、相手の「あら探し」をしてしまうのか
・「本当に生理的に無理」なケースと、「ちょっと厳しく見すぎているだけ」の境界線
・相手の短所を長所として捉え直す「リフレーミング」技術
・マリッジプロで実際に多くの会員さんが成婚していった、「婚活 相手の良いところ 見つけ方」の具体ステップ
をお伝えしていきます。
「婚活 好きになれない 焦り」でしんどくなっている方や、
「減点方式 直したい 婚活」と感じている方の心が、少しでも楽になればうれしいです!
なぜ婚活では「相手のあら探し」をしてしまうのか?
―脳の防衛本能と“完璧な相手”を求めるクセ―
マリッジプロで会員さまのお話を伺っていると、
・会う人全員に「なんか違う」と感じてしまう
・理想が高いつもりはないのに、誰を見てもピンとこない
・「私は人のいいところを見つけられないダメな人間なのでは」と落ち込んでしまう
こうした声を、とても頻繁に耳にします。
それを「性格の問題」とだけ捉えてしまう方もいますが、実際には脳の仕組みや、婚活という環境が大きく影響していることが多いです。
ネガティビティ・バイアス:欠点が5倍目立って見える脳のクセ
人間の脳には、ポジティブな情報よりネガティブな情報を強く感じ取りやすい「ネガティビティ・バイアス」が備わっています。
簡単に言い換えると、
良いところ1つより、悪いところ1つの方が、ずっと記憶に残りやすい
というクセです。
婚活の場では、
・「この人と結婚して大丈夫かな?」
・「将来、後悔しないかな?」
と、どうしてもリスクを避けるモードが強まりやすくなります。
その結果、
・食べ方が気になる
・服装がちょっとダサく見えてしまう
・話し方が少し頼りなく感じる
本来なら「まあ、そういう人もいるよね」で済むような部分まで、
「この人、本当に大丈夫かな?」と、大きなマイナス材料のように感じてしまうのです。
「もっといい人がいるかも?」マキシマイザー心理
今の婚活市場には、IBJシステムの会員さまだけでなく、アプリも含めると本当に多くの選択肢があります!
その中で活動していると、
「今の人より条件の良い人が、どこかにいるかもしれない!」
という思いが、心のどこかに居座り続けがちです。
こうして常に「最良の選択肢」を探してしまう人を、心理学ではマキシマイザーと呼ぶことがあります。
マキシマイザー傾向が強くなると、
・選択肢が増えるほど決められなくなる
・決めたあとも「もっといい人がいたかも」と後悔しやすい
・その不安を打ち消そうとして、目の前の相手への評価がどんどん厳しくなる
このような悪循環に、あっという間にハマってしまいます。
「私が厳しすぎるんだ」と自分を責める前に、
こうした“脳と環境の影響”がかかっていることを、少し頭の片隅に置いてみてください。
その「無理」はどっち?
「生理的な拒絶」と「ただの厳しさ」を見分ける境界線
マリッジプロで仮交際のご相談に乗るとき、よく出てくるのが
「ときめかないんです」
「なんとなく、違う気がして……」
という言葉です。
ここで大切なのは、
「生理的に無理」なのか、「自分が厳しく見すぎているだけ」なのかを、きちんと分けて考えること!
これは「仮交際 判断基準」を整理するうえで、とても役立ちます!
交際終了を検討してよい「生理的に無理」のサイン
次のような場合は、無理に続けなくて大丈夫です。
・匂いや清潔感に、強い不快感がある(どうしても受け付けない)
・触れられたときに、嫌悪感や恐怖感がわき上がる
・一緒にいると、理由は説明できないのに身体が緊張・萎縮してしまう
・デートが終わると、ぐったり寝込んでしまうほど消耗している
これは、頭での判断ではなく、身体レベルでの拒絶反応です。
こうしたケースでは、「私がわがままなのかな」と自分を責めなくて構いません!
「この感覚は、私を守るためのセンサーなんだ!」
そう受け止めて、交際終了を選択してよいとお伝えしています。
継続を検討してほしい「ただの厳しさ」のサイン
一方で、次のような感覚のときは「もう少し様子を見てみてほしい」とお話しすることが多いです。
・ときめきはないけれど、一緒にいて疲れない
・LINEや予定調整を、まじめにしてくれる
・価値観や将来の話をしても、拒絶ではなく「聞こう」としてくれる
・不快ではないが、「好き!」という気持ちもまだ薄い
この場合、
「恋愛ドラマのような高揚感がない=相性が悪い」
と、ドラマ的なときめきを基準にしすぎていることも少なくありません。
結婚生活で本当に大切になるのは、
・真面目さ
・安心感
・誠実さ
・話し合える姿勢
こういった、じわじわ効いてくる要素です。
ここを落ち着いて見られるようになると、「婚活 相手の良いところ 見つけ方」はぐっと変わってきます。
短所が長所に変わる!
マリッジプロでよく会員さまと一緒に行っているのが、
相手の短所を別の角度から言い換えてみる「リフレーミング」です。
「この人のここがイヤ」と感じたとき、
それをそのまま短所として決めつけるのではなく、別のラベルを貼り直してみます。
よくある「短所→長所」言い換え例
「優柔不断っぽい」
→ 人の意見を尊重できる / 自分の考えを押しつけない / 協調性が高い
「服がダサい・ブランドに疎い」
→ 浪費しない / 見栄でお金を使わない / 結婚後の家計が安定しやすい / ふたりの色に染めていきやすい
「会話が静かで、あまり自分から話さない」
→ 人の話を遮らない / 感情的になりにくい / 穏やかな家庭を築きやすい
「LINEの返信がいつも早いわけではない」
→ 仕事にちゃんと集中している / 依存的ではない / 連絡に一喜一憂しない落ち着いた生活になりそう
「初回デートのお店選びが普通」
→ 見栄を張りすぎない / 背伸びデートを続けて消耗するリスクが少ない
もちろん、「何でもポジティブに塗り替えればいいですよ」という話ではありません。
ただ、
自分が「短所だ」とラベルを貼っているものの中に、
実は結婚生活でありがたい「長所」が紛れ込んでいることも多い
この視点を持てるだけで、相手の見え方がふっと柔らかくなることがあります。
マリッジプロで見てきた「考え方を変えて成婚した」会員さまたち
マリッジプロでも、
「人のいいところを見つけられない」と悩んでいた会員さまは、決して少なくありません。
結婚相談所での活動初期は、
・食事マナー
・話し方
・見た目の雰囲気
こうしたポイントが気になりすぎて、どうしても減点ポイントばかり目についてしまうことがあります。
その結果、仮交際がなかなか続かない時期が長く続いた方もいらっしゃいました。
ところが、あるタイミングから考え方を少しずつ変えていかれた方々がいます。
・「この人の良かったところを1つだけ探してみよう」と決めてお見合いに行ってみる
・「短所だと思ったところを、別の言葉で言い換えてメモしてみる」
・「自分の“怖さ”や“傷つきたくない気持ち”が、相手への厳しさになっていないか、一度立ち止まって考えてみる」
こうした小さなチャレンジを重ねるうちに、
穏やかであたたかいお相手と成婚されたケースを、何度も見てきました!
だからこそ、
自分は人のいいところを見つけられない、と自分を責める必要はありません!
むしろ、
「怖さゆえに厳しくなってしまう自分」
「傷つきたくないと守りに入っている自分」
そんな自分の存在に気づき、そこにそっと寄り添ってあげる。
その瞬間から、婚活は少しずつ動き出していきます!
どうしても良いところが見つからない時は「婚活疲れ」を疑って
一度立ち止まる勇気も、立派な婚活戦略です―
「誰の良いところも見つからない」「誰と会ってもイライラしてしまう」
ここまで来ているときは、相手の問題というより、あなたの心のエネルギー残量が限界に近づいている可能性があります。
結婚相談所の婚活では、
・毎週のように新しい人と会う
・プロフィールを読み込み、お見合いに備える
・仮交際の相手との連絡をとる
・お断りされたり、お断りしたりを繰り返す
こうした目に見えない負荷が、ずっとかかり続けています。
この状態が長く続くと、心が「婚活バーンアウト(燃え尽き)」のような状態になりがちです。
・何をしても楽しく感じにくい
・相手の良いところが頭に入ってこない
・会う前から「どうせまた同じだろう」と感じてしまう
まるで、心のドーパミン切れのような状態に近づいていきます。
そんなときに必要なのは、
「もっと頑張らなきゃ」ではなく、「一度しっかり休もう」
という発想です。
マリッジプロの会員さまの中にも、
一度2〜3週間だけお見合いをお休みして、趣味や友人との時間を増やし、
意識的に心を休めていただいた方がいらっしゃいます。
その結果、
・「久しぶりのお見合いが、純粋に楽しかった!」
・「相手の良いところが、前より自然に目に入るようになった!」
こんな感想を話してくださる方が、とても多いです!
今日からできる「婚活 相手の良いところ 見つけ方」3ステップ
―減点方式から“じわじわ加点方式”へ―
最後に、マリッジプロがおすすめしている
「婚活 相手の良いところ 見つけ方」の具体的なステップを3つご紹介します。
ステップ1:デート前に「見るポイント」を2つだけ決める
お見合いや仮交際デートの前に、心の中でこう決めてみてください。
・「今日会う人の良かったところを最低1つは見つける」
・「特に、行動と人への接し方に注目する」
たとえば、
・店員さんへの態度
・道が混んでいるときの一言
・会計や席の気遣い
こうした場面は、その人の「人となり」がにじみ出やすい瞬間です。
あらかじめ意識をそこに向けておくと、良いところを拾いやすくなります。
ステップ2:デート後は“反省会”ではなく「良かったことメモ」を書く
デートが終わったら、スマホのメモなどに
・良かったところ(最低1つ、できれば3つ)
・気になったところ(それも、できればリフレーミングしてみる)
を書き出してみてください。
例:
「会話がゆっくりで、少し物足りなさもあった。
でも、こちらの話を最後まで遮らずに聞いてくれた。
→ 穏やかで、聞き上手になってくれそう」
このように「見つけた良いところ」を文字にして残しておくと、
次に会うとき、プラスの視点からスタートしやすくなります。
ステップ3:仮交際の判断は「100点満点」ではなく、この3つで見る
仮交際を続けるか迷ったときは、次の3つだけに絞って考えてみてください。
・一緒にいて、身体レベルの拒絶はないか?(匂い・恐怖感・強い疲労感など)
・誠実さ・約束を守る姿勢はあるか?
・この人となら、もう1回だけ会ってもいいかな、と少しでも思えるか?
この3つが「はい」なら、
たとえドキドキがなくても、もう1〜2回だけ会ってみる価値は十分にあります!
結婚は、「ときめき100点」の人とするものではありません。
「安心感60〜70点を、じわじわ80点に育てていける相手」を選び、育てていくプロジェクトとも言えます。
一人で抱え込まなくて大丈夫です!
―「人の良いところを見つける練習」は、仲人と一緒にできます―
ここまで読み進めてくださって、
・「まさに今の自分のことだ……」
・「減点方式をやめたいのに、頭では分かっていてもなかなか変えられない」
と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
改めてお伝えします。
自分は人のいいところを見つけられない、と自分を責める必要はありません!
婚活は、これまでの恋愛経験や家庭環境、自己肯定感の揺れ……
いろいろな要素が一気に浮かび上がってくる“心のプロジェクト”のようなものです。
だからこそ、
・一緒に「生理的に無理」と「ただの厳しさ」の境界線を整理する
・相手の短所を、一緒にリフレーミングしてみる
・婚活疲れのサインが出ていないか、一緒に点検する
といったサポートが、とても大切だと感じています!!
マリッジプロでも、
「最初は誰の良いところも見つけられなかった」という会員さまが、
少しずつ考え方を整え、自分の心とじっくり向き合いながら、
安心できるパートナーと成婚されていったケースを、たくさん見てきました!
もし今、
・相手の良いところを見つけられず、婚活が苦しくなっている
・減点方式から抜け出したいけれど、一人では難しいと感じている
そんなお気持ちがあるようでしたら、
一度、今の状況をお話ししてみませんか。
一緒に「あなたの心が安心できる婚活の進め方」と、
「相手の隠れた魅力の見つけ方」を整理していければと思います!
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