結婚相談所のプロが教える「クリスマスプレゼント
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―「重い」と「ケチ」を回避して、交際終了を防ぐ“ちょうどいい”選び方―
もうすぐクリスマスですね!
結婚相談所を運営していると、毎年この時期に必ず増えるのが、
「仮交際の相手にクリスマスプレゼントって、何をいくらくらい渡すべきですか?」
というご相談です。
* 高すぎると「重い」と思われて交際終了になりそう
* 安すぎると「ケチ」「大切にされていない」と思われないか不安
* 将来の結婚相手として、自分の「金銭感覚」が厳しく見られていそう…
この“塩梅の難しさ”に、毎年多くの会員さんが頭を抱えています。
ただ、いちばん最初にお伝えしたいのは、
「クリスマスプレゼントのセンスだけで『結婚相手としてなし』と決めつけないでほしい」
ということです。
もちろん、極端に非常識なプレゼントは問題ですが、多くの場合は、
・不器用ながらも「喜ばせたい」と考えてくれた気持ち
・寒い中、仕事の合間にお店を回って選んでくれた行為
ここに目を向けられるかどうかが、結婚生活の満足度にも大きく関わってきます。
その上で、この記事では「結婚相談所 クリスマスプレゼント」の“ちょうどいい正解”を、
・仮交際
・真剣交際
という婚活フェーズ別に、具体的な予算感・おすすめブランド・渡し方まで、仲人の視点で整理してお伝えします!
婚活のクリスマスは「査定」の場?失敗=交際終了を防ぐ心構え
結婚相談所で活動していると、クリスマスはどうしても、
「この人と、結婚を見据えた交際を続けていけるか?」
をお互いに測りやすいタイミングになります。
・プレゼントの金額
・選んだアイテムのセンス
・当日の言葉がけ・渡し方
こうした一つ一つが、相手の目には、
・「一緒に暮らしたら、こんな金銭感覚なのかな」
・「モノの価値より、気持ちを大事にできる人かな」
・「相手の負担や立場を考えられる人かな」
といった“結婚後のイメージ”として映ります。
ただ、ここで意識してほしいのは、
相手を査定する場ではなく、
お互いの価値観を知る場
として捉えることです!
プレゼントの選び方で「真剣交際 重い」と感じたり、逆に「安すぎてショック」とモヤモヤしたときこそ、
・「なぜ自分はそう感じたのか?」
・「自分の金銭感覚や、贈り物への価値観はどうなのか?」
を立ち止まって考えてみる良い機会になります!
そして、たとえ“ちょっとズレたプレゼント”だったとしても、
「忙しい中、私のために選んでくれたんだな」
と気持ちや行為に感謝できるかどうか。
ここが、結婚生活に必要な“受け取り上手さ”の練習にもなっていきます。
振り返ると、成婚した会員さんは上手という方が多いです!
【仮交際編】予算3,000円前後が安心ライン
―「重い」と「ケチ」を回避する“消えもの”戦略―
仮交際のプレゼントは「形に残さない」が鉄則
まだお互いのことを探り合っている仮交際の段階では、
・指輪・ブレスレット・高価なネックレスなどのアクセサリー
・部屋にずっと残る大きなインテリア
・明らかに高額と分かるブランドバッグ・財布
といった「形に残るもの」や「高額アイテム」は避けるのが無難です。
このタイミングで数万円のアクセサリーを渡してしまうと、
「まだそこまで気持ちが追いついていないのに、ちょっと重い…」
「交際終了を言いづらくなるから、プレッシャー…」
と感じられ、「真剣交際 重い」という印象につながり、交際終了 理由になってしまうケースもあります。
仮交際の“ちょうどいい”予算感は「3,000〜5,000円」
結婚相談所の現場感覚として、仮交際のプレゼントは 3000円前後がもっとも安心して受け取ってもらいやすいラインです。
・高すぎず、相手に気を使わせない
・安すぎず、「ケチ」とは感じにくい
・万一その後に交際終了になっても、お互いに負担感が少ない
という、バランスの取れた金額帯になります。
仮交際でおすすめの「消えもの」プレゼント例
男性→女性へのプレゼント例
・デパコスのハンドクリーム
例)ロクシタン、Aesop、THREE、Jo Malone London など
香りが強すぎない、シンプルなものだと幅広く喜ばれます。
・ 高級チョコレート・焼き菓子
例)ゴディバ、ピエール・マルコリーニ、ヨックモック など
「自分では頻繁には買わないけれど、もらうと嬉しい」ラインが◎。
・おしゃれな紅茶・コーヒーセット
例)マリアージュフレールの紅茶、スタバのちょっと良いドリップコーヒーなど
女性→男性へのプレゼント例
・めぐリズム、入浴剤などのリラックスアイテム
・ ちょっと良いコーヒー・お酒(ミニボトル)
・ゴルフをする人ならゴルフボール
など
大切なのは、「あなたのことを考えて選びました」というメッセージが伝わるかどうか。
金額よりも、「趣味やライフスタイルに合っているか」を意識してみてください。
【真剣交際編】予算5,000〜10,000円
―「重くない」のに「特別感」のあるプレゼントの選び方―
真剣交際に進むと、お互いが将来の結婚相手として意識し始める段階に入ります。
このフェーズでは、仮交際よりも少し踏み込んだ金額・アイテム選びがしやすくなります。
真剣交際の予算は「5,000〜10,000円」が目安
・あまりに安すぎると「本気度が伝わらない」と感じられる可能性
・逆に3万円を超えるようなプレゼントは「浪費家では?」と不安になる可能性
この両方のリスクを考えると、
5,000〜10,000円前後が、結婚を見据えたお付き合いとしてちょうど良い“生活感+特別感”のバランスになりやすい金額帯です。
男性→女性:おすすめアイテム&ブランド例
1. 冬小物(マフラー・手袋・ストール)
・実用的で季節感もあり、「一緒に冬を過ごす」イメージが湧きやすい
・通勤やお出かけのたびに思い出してもらえる
百貨店ブランドや、シンプルなデザインのセレクトショップのものが安心です。
2.普段買わないガジェット
予算1万円前後で、上品なアイテムが選びやすい物
・ゴリラのひとつかみ
・ベビーゴリラのひとつかみ
・スーパーゴリラのハグ
・ゴリラの腕枕
など
ポイントは、
普段は買わないけど、もらったら嬉しい
こと。
“ザ・記念日感”が強すぎると、「まだそこまでじゃないのに…」と真剣交際でも重いと感じる方もいるため、少し控えめなくらいがちょうどいいことも多いです。
女性→男性:おすすめアイテム例
1. 仕事で使える小物
・ネクタイ(派手すぎない無地・ノーブランド)
・名刺入れ、カードケース
・革のキーケース
ケオキクチ、ポールスミス、ビームスやユナイテッドアローズのオリジナル商品などから、
“毎日使えるベーシックなもの”を選ぶと、長く愛用してもらいやすくなります!
2. 趣味に寄り添うアイテム
・コーヒー好きなら、コーヒーミルやこだわり豆のセット
・お酒好きなら、ちょっと良いウイスキーや日本酒
・ゲーム・漫画好きなら、関連グッズや書籍 など
「あなたのこと、ちゃんと見ていますよ」というメッセージが伝わるプレゼントは、
価格以上に“心の距離”を縮めてくれます。
ハイブランドは逆効果!?
―やりがちなNGプレゼントと「金銭感覚」の落とし穴―
仲人としてご相談を受けていると、クリスマス後の交際終了 理由として、
・「まだ仮交際なのに、数万円のアクセサリーをもらって怖くなった」
・「ハイブランドの財布をもらって、『結婚後もこんなペースでお金を使うのかな…』と不安になった」
・「真剣交際とはいえ、ペアリングはまだ早いと感じた」
というお声も少なくありません。
こんなプレゼントは要注意
・数万円〜数十万円クラスのハイブランドバッグ・財布
・婚約を連想させるような高額ジュエリー
・ペアリングや“ザ・カップル”感の強いペアアクセサリー
・現金・商品券(気持ちが見えづらく、生々しく感じる人も多い)
・相手の趣味と明らかに合っていない高額アイテム
これらは、渡す側としては「喜ばせたい」「大事に思っている証」として選びがちですが、
受け取る側からすると、
「本当にお金、大丈夫かな?」
「ここまで高価なものをもらうほど、まだ関係性ができていない…」
「断りづらくなってしまった」
と、プレッシャーや違和感につながりやすいプレゼントでもあります。
「金額=愛情」ではないことを忘れない
クリスマス前になると、
「この金額だと、愛情が足りないと思われませんか?」
というご相談を本当によくいただきます。
でも、長年会員さんの成婚を見てきた立場からお伝えすると、
・高額プレゼントだから成婚するわけではない
・3,000円のプレゼントでも、心がこもっていれば十分伝わる
というのが実感です。
むしろ、無理をした金額設定は、
・自分の家計を苦しめる
・後から「あのとき、なんであそこまで…」と後悔の種になる
・「見栄でお金を使う人なのかな?」と、相手に誤解される
といったマイナスの方が大きくなりがちです。
失敗しない「渡し方」のコツ
―タイミングと“ひと言”で印象は大きく変わる―
同じプレゼントでも、
・渡すタイミング
・そのときの表情・言葉がけ
によって、相手の受け取り方は大きく変わります。
タイミングは「デートの終わり際」がベスト
おすすめは、
食事やデートを終えて、駅や改札に向かう少し手前あたりで、
「今日はありがとう」の気持ちと一緒にお渡しするパターンです。
・デート中にずっと荷物にならない
・一日の楽しい印象とセットで記憶に残る
・少し“余韻”を残して別れられる
こんなメリットがあります!
魔法のひと言は「高価なものじゃないけれど…」
緊張してしまう方におすすめなのが、こんな一言です。
「高価なものじゃないんですが、○○さんに似合いそうだなと思って選びました」
「ささやかですけど、いつもお会いするのが楽しみなので…良かったら使ってください」
この一言を添えるだけで、
「無理していない金額なんだな」と安心してもらえる
「ちゃんと自分のことを考えて選んでくれたんだ」と伝わる
という、金額以上の好印象を残すことができます。
まとめ:プレゼントの“正解”は金額よりも「感謝できる二人かどうか」
最後に、20代30代専門の結婚相談所 仲人としていちばんお伝えしたいことです。
クリスマスプレゼントは、たしかに
「結婚相談所 クリスマスプレゼント」問題として戦略的に考えておきたいテーマではあります。
・仮交際なら「仮交際 3000円」前後の“消えもの”
・真剣交際なら「5,000〜10,000円」の実用的&シンプルなアイテム
・ハイブランドや高額すぎるものは、「真剣交際 重い」と感じられやすく、交際終了 理由にもなりうる
こうした“相場感”を知っておくことは、とても役に立ちます。
ただ、何十組もの成婚を見送ってきた立場から言うと、
本当に大事なのはそこから先です。
少しセンスがズレていても
→ 「私のために選んでくれたんだ」と受け取れるか?
金額が期待より少し低くても
→ 「無理して見栄を張る人じゃなくて良かった」と思えるか?
自分がプレゼントを渡す側のとき
→ 相手の負担や価値観を想像して選べるか?
こうした“気持ちや行為に感謝できるかどうか”が、
結婚生活での満足度を大きく左右する力になっていきます。
クリスマスプレゼントは、あくまでその一つの“きっかけ”にすぎません。
「この人となら、ちょっとしたすれ違いも話し合って乗り越えていけそう」
そう思えるかどうかを確かめるための、良いイベントとして捉えてみてください!
もし、
・自分のプレゼントの選び方が不安
・相手からもらったプレゼントにモヤモヤしてしまう
・今年のクリスマスをきっかけに、真剣交際やプロポーズに進んでいきたい
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度、私たちにご相談ください。
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