入籍のキッカケは、まさかの！？

結婚とは「人生のミネラル」である

毎週日曜日にゲストをお呼びしリアルな結婚生活の模様を中村とのトーク形式でお届けしている生放送番組「夫婦オデッセイ～泥と花」

第3回目のゲストは西 章江（にし あきえ）さん。

お仕事は、ピラティスのトレーナーとセラピストとしてご活躍。ピアノ演奏家という別の顔もお持ちです。

結婚21年目を迎えたあきえさん。入籍のキッカケはあきえさんのとあるアクションから。お話を聞いてみましょう。

～出会いのキッカケは？～

出会いは大学2年生の時。大学でピアノを学んでおり、友人のコンクール後にダンスパーティに行こうってなったんです。私はダンスをやらなかったので、食べ物を食べながらダンスを見ていて、主人もそういうのに入れないタイプで隣にいました。たまたま隣にいた人ですね。

～どうやって恋人関係に？～

ダンスパーティ後にそれぞれ知り合った人とお茶する流れで、私たちもお茶でもします？となり連絡先を交換しました。それが11月でしたが、クリスマス頃には付き合ってくださいと言われました。はじめて付き合う相手だったのでドキドキで、うちのクリスマス会に招待して家族にいきなり紹介しちゃいました。主人からするとまさかこんな展開にと思ったと思います。ただ私の父がすごく気に入ってくれて親公認の付き合いをすることになりました。

～結婚に至った経緯は？～

付き合ってから結婚までは長いんですよ。8年ぐらいかな。同い年ですが学年は私が1つ上。卒業後、私は就職し主人は大学院に進学。私が社会人で主人が学生という期間が3年ありました。その後も資格試験を受けたいということで主人は働きながら学校に通っていました。主人の中ではまだ結婚したくなかったと思います。資格もとって、ちゃんとした形で結婚を申し込もうと思っていたと思うんですが、私も27歳でまわりも結婚する人が増え、なんとなく結婚したいと思っていたので私の方から一緒に住む家を探しちゃいました。気に入ったマンションがあって、この家を買うためには入籍してないとだめなんだってみたいな感じで話をもちかけて、モデルルームを見に行ったら主人も気に入ってしまい、先に入籍することになりました。

付き合いが長かったので、何かのきっかけがないと結婚はずるずるとのびていたかもしれません。どうしても20代で子供がほしいという願望はずっとあったのでそろそろ結婚しないととは思っていました。意図してやったわけじゃなかったんですけどね。

～結婚生活での価値観の違い～

主人は慎重で、石橋をたたいても渡らないタイプの人。私に対しても家族に対してもすごく心配性で、私のことを思って「あれはやらないで、これはやっちゃだめ」と言ってくれていました。私もその時は嫌だとは思ってなかったけど、やりたいことができないというのがずっと続いているのと運動不足が重なって体調を崩してしまいました。なんでこうなったのかを考えたときに、私は主人のせいとは思っていませんでしたが、主人の方から「僕がいろいろ言いすぎた」と気づいてくれたんです。そこで私ももう少し自分のやりたいことをやった方がいいのかなと思いました。付き合いが長かっただけに自分のことは言わなくても分かるだろうとお互いに思っちゃってたんですよね。それから言いたいことを伝えるのは伝えるんだけれども言い方を気を付けるようにはしてはいます。

私たち夫婦はお互いの価値観ややり方というのは違っています。もちろんお金とか子供など大事な価値観の部分についてはある程度一緒じゃないといけないと思うんですが、私たちはだいぶ価値観は違うと思いますし、価値観は違ってていいんだと思います。

～結婚とは〇〇である～

結婚とは「人生のミネラル」である。

ミネラルって栄養素の中でも地味じゃないですか。タンパク質とか炭水化物の方が目立っていますが、ミネラルは少ない量でもちゃんと支えている。自分の人生は私の中心になっていますが、いざっていうときは支えてもらう、なくてはならない存在。目立たないけれど必要な存在という意味です。

～最後に～

1人じゃできないことっていっぱいあります。自分の人生を楽しみつつ家族、子供と一緒に人生の厚みをもたせるという意味で結婚するのはいいんじゃないかなと思います。