ロールプレイング/ファーストコール編
こんにちは!大阪京橋の結婚相談所NeedYou(ニージュー)代表カウンセラー斎藤千尋です。
お見合いロールプレイングに続き、ファーストコールのロールプレイングも実施しました。
会員様は学生の頃から携帯電話を持つ世代ですから、電話が苦手な人が増えているのです。
私が学生の時分は一家に一台、黒電話があるのみでした。
ジーコ、ジーコとダイヤルを回して電話をかけるアレです。
ジリジリ〜ン、ジリジリ〜ンと呼び出し音が鳴ると母が受話器を取り「はい、斎藤です」と言います。
電話をかけてきた相手は「あ、松山です。千尋さんはいらっしゃいますか?」と言います。
そこで母は受話器の通話口(スマホで言うならマイク)を押さえ、「千尋、松山さんから電話だよ」と取り次ぐのです。
高校生になっても門限が18時だった私は、19時過ぎてからかかってくる電話は取り次いでもらえませんでした。
ましてや男性からの電話に父が出ようものなら「千尋はおらん!」と勝手に電話を切られたものです。
携帯電話のように本人直通ではない黒電話は「挨拶、取り次ぎ、交渉」の練習になったように思います。
さて、IBJで言う「ファーストコール」とは、お見合いをした人と交際することになった場合、男性から女性に初めてする電話の事です。
「先日はお見合いしていただきありがとうございました」とお見合いの御礼を述べ、「このたび交際が決まり嬉しく思っています」と気持ちを伝え、「さっそくですがランチにお誘いしたいのですが、ご都合いかがでしょう」と初デートの約束をする。
たったこれだけなのですが、それがなかなか・・・。
私のことを交際が決まった相手女性だと思って電話をかける練習を、会員様に何度もしていただきました。
はい、やりなおし!
もう1回、電話かけなおりしてきて。
早口すぎてナニ言ってるのかわからん!
もう少しゆっくり!
相手の女性が受け答えできる間を取って!
はい、もう1回!
落ち着いて!
棒読み過ぎる!
まあまあ・・・やな。
これくらいにしとこか。
と、こんな感じです。
このロールプレイング・サポートは強制ではありません。
あくまで、本人から強い希望があった場合に実施しております。
人に見てもらい、聞いてもらい、それから自分でもやってみる。
練習したからと言って、必ず成功するとは限りません。
でも、苦手なことに関して努力をする、という気持ちが自分を進化させるのだと思います。
一緒に進化しましょうね。
NeedYou(ニージュー)「日日是縁結び」、ではまた!