30代後半の医師の女性が5ヶ月で成婚した婚活エピソード(10)

離婚を経験し、悩み、苦しみ、自分と向き合い、それでも結婚したいと決意して結婚相談所に登録しました。共に生きる人と出会いたかったからです。 他のサービスはほぼ検討していません。結婚という目的を達成する上では、結婚相談所での活動がもっとも確実だと思ったからです。

離婚した経験から「違いを認め合える人と出会いたい」と思っていました。これを考えた上で、できれば仲人さんも似た感覚であってほしいと望んでいました。ブログなどを読ませていただき、山田さんであればご自身の考え方や意見を絶対的なものとして押し付けることはないだろうと感じ、決めました。
表面的なアドバイスではなく、どんな時でも私を信じ、私の気持ちを一番に考え、「あなたの中に答えはある。」と言い続けてくださいました。そのことがとても心強く、安心感があるとともに、自分自身への信頼感を高めるきっかけになったように思います。山田さんの発言でいつも大事なことに戻ることができ、アンカーのような存在でした。
山田さんだったから頑張れましたし、山田さんとお話したことは、今後の結婚生活を送る上でも大きな意味があったと感じています。本当にありがとうございました。 いざ、活動を始めると、お見合いのお申込みをすることも、お受けすることも、お断りすることも、私にとってはハードルの連続でした。出来る限り日常のリズムを崩さないように、婚活に生活を支配されないように、心がけていた気がします。そんな中で、彼とのことは最初からほとんど違和感がなく、辛いと思うことがありませんでした。途中からは婚活というよりは、ただ彼と過ごす時間を楽しんでいました。とてもコミュニケーション能力が高く、話やデート先の引き出しも多い彼ですが、何よりも外見や肩書ではないありのままの私を見てくれているという安心感がそうさせてくれたのでしょう。だからこそ私も「自分がどう思われるか」ではなく、ありのままの彼を見ることができたのではないかと思います。婚活を始めた当初は「３か月で結婚を決めるなんて私には絶対無理！」と思っていました。それが蓋を開けてみると、わずか２か月で決めてしまいました。おそらく「どれだけ付き合いが長くても全てを理解することはできない。だからこそ常に目の前の彼を見て、今を共に生きることが全て」と感覚的に思えたからではないでしょうか。

“愛は能動的な活動であり、受動的な感情ではない。そのなかに「落ちる」ものではなく、「みずから踏み込む」ものである。”『愛するということ』（エーリッヒ・フロム）

踏み込むことで初めて見える景色があります。
とても怖いことかもしれませんが、踏み込んでみてください。たとえ思いが通じないことが合っても、ご自身のありのままと向き合うことに大きな意味があります。