【大阪府】結婚支援に関するアンケート調査について
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- 結婚準備
目次
- アンケート集計結果（結婚・婚活に関する部分抜粋）
- 結果総論
アンケート集計結果（結婚・婚活に関する部分抜粋）
こんにちは！
大阪市西区、堀江すぐそばにある結婚相談 ブライダルエージェンシー@LINKS の小林です。
大阪府のホームページに「未婚化・晩婚化等の要因に関する調査分析」というものがありましたので、我が街大阪の状況はどんなもんかいな？と思って調べてみました。
テーマが「少子高齢化に対して、大阪府がどのようなサービスを展開して少子・高齢化に対してどのような対策を講ずるべきか」について検討する資料となっていますが、婚活に関係ある質問もたくさんありましたので、いくつか（自分が興味のあるところ）をピックアップして紹介してみたいと思います。
※ブログ内で紹介していない項目については、リンクを張っておきますのでご自身で読んでみてください。
出展：大阪府における結婚支援策について（方向性まとめ）調査・分析資料
では早速いってみましょう！
１．自身の結婚について
男性
「必ず・出来ればしたい」76.6%
「無理してしなくてもよい」23.4%
女性
「必ず・出来ればしたい」84.3%
「無理してしなくてもよい」15.7%
２．独身でいる理由
２－１．【結婚できない理由】
男性（上位のみ記載）
「適当な相手にめぐり会わない」 52.1%
「結婚後の生活資金が足りない」27.1%
「結婚資金が足りない」 19.8%
「異性とうまくつきあえない」 20.8%
「雇用が安定していない」26%
「仕事が忙しい」18.8%
女性（上位のみ記載）
「適当な相手にめぐり会わない」 50.4%
「結婚後の生活資金が足りない」19.5%
「結婚資金が足りない」 16.8%
「異性とうまくつきあえない」 17.7%
「雇用が安定していない」10.6%
「仕事が忙しい」8.0%
２－２．【結婚しない理由】
男性
「自由や気楽さを失いたくない」19.8%
「趣味や娯楽を楽しみたい」14.6%
「まだ必要性を感じない」11.5%
女性
「自由や気楽さを失いたくない」23.0%
「趣味や娯楽を楽しみたい」10.6%
「まだ必要性を感じない」7.1%
３．婚活の経験
男性
「紹介（合コン、食事会等）」18.4%
「婚活パーティー」7.4%
「街コン等」7.7%
「婚活アプリ」7.4%
「結婚相談所」3.5%
「特になし」72.1%
女性
「紹介（合コン、食事会等）」29.3%
「婚活パーティー」15.2%
「街コン等」8.8%
「婚活アプリ」10.1%
「結婚相談所」5.3%
「特になし」62.0%
４．配偶者と知り合ったきっかけ（既婚者）
「職場・仕事関係」33.7%
「学校」16.7%
「合コン・パーティ」7.0%
「友人・兄弟を通じて」15.7%
「学校以外のサークル、クラブ、習い事」5.3%
「街中、旅先」4.7%
「お見合い、結婚相談所」4.3%
「SNS」4.3%
「婚活アプリ」2.3%
５．結婚に魅力を感じる
男性
「そう思う」16%
「どちらかと言えばそう思う」34.8%
「どちらかと言えばそう思わない」22.8%
「そうは思わない」26.4%
女性
「そう思う」18.8%
「どちらかと言えばそう思う」39.6%
「どちらかと言えばそう思わない」19.6%
「そうは思わない」22.0%
６．結婚相手に求める条件
男性
「相手の人柄」70.0%
「価値観が近い事」64.6%
「一緒にいて楽しいこと」58.6%
「一緒にいて気を使わないこと」55.5%
「相手の容姿」50.6%
女性
「相手の人柄」82.1%
「価値観が近い事」75.3%
「相手の収入などの経済力」74.1%
「一緒にいて楽しいこと」72.2%
「一緒にいて気を使わないこと」69.2%
７．公的な婚活支援の取組みについてどう思うか
25～39歳
「積極的に取り組むべき」27.8%
「ある程度は取り組むべき」29.8%
「最低限必要な範囲にとどめるべき」20.9%
「公的な支援に取り組む必要はない」21.5%
８．公的な取組みとして最も必要・重要と思うもの
18～39歳
「出会いの機会・場の提供」25.8%
「安定した雇用機会の提供」22.9%
「夫婦が働き続けられる職場環境の充実」18.8%
「結婚資金に関する支援」10.3%
「住居に関する支援」9.0%
「出会い、交際、結婚生活など結婚に関する相談・支援や支援者の育成」4.9%
結果総論
ここからは私なりの勝手な解釈をしてみました。
アンケートからの数字だけをみて、私見を交えて書いてますのでその点はご了承ください。
結婚願望は８割となので、多くの人が結婚したいと思っているのですね。
ではなぜ願望はあるけどなぜ結婚していないのか、ですが３つの理由があると考えます。
１つ 理想とする相手と巡り合えない。つまり出会いがなく、恋人が出来ない。
２つ 恋人はいるが収入の面で不安がある。
３つ そもそも異性とお付き合いしたことがなく、どのように交際を進めたらよいのかわからない
１つめ、２つめはわかりやすいですね。３つめの「異性とうまく付き合えない」に約2割の男女が回答をしていて気になったので詳細を調べてみました。
別の調査資料ですが、「ブライダル総研の恋愛・結婚調査2019」によると異性と付き合ったことがない割合は
男性
20代 39.5%
30代 30.8%
40代 25.4%
女性
20代 22.6%
30代 25.3%
40代 20.3%
出展：リクルート ブライダル総研調べ
https://souken.zexy.net/data/ra/renaikan2019_release.pdf
この結果から、異性とうまくつきあえない、とう回答になったと推測しています。
次は結婚したいと思える相手をどう探しているかです。
婚活経験が「特になし」が男性7割、女性6割。ちょっと多すぎるような気がしてますが。。婚活ではなく恋活という位置づけとして回答してるから「特になし」なのかもしれません。
結婚相談所の順位が下位なのは、高額ということや、最後の砦と考えられる傾向が強いのでしょう。
では、結婚した人はどのような出会いだったかというと、「職場・学校・紹介・コンパなど」が約7割です。
20代で若く結婚される方はこれらが多いですね。
逆にいうと、30代になってくると「職場・学校」はグッと減るので、別のフィールドで婚活をしていく必要が出てきます。柔軟に対応出来る人は良いですが、新しい婚活の場に入れない人にとっては活動しにくくなってしまいますね。
結婚に求める条件ですが、男女特融の項目が入りました。男性は外見を、女性は男性の収入を重視する傾向は変わらず入っています。
公的機関への婚活支援を求める点については、意見が割れています。大阪ではある程度出会いがあると思っているので、意見は割れることに理解はできます。地方になるとこの数字も変わってくるのではないかな、と思います。
公的な取組みに求めるものとして「出会いの機会・場の提供」が１位ですが、出会いが少ないと感じてる人が多いことの裏付けですね。
イメージとしてはTV番組の、『ナイナイのお見合い大作戦』のようなお見合い形式でしょうか。
以上、ざっとですが大阪という地域にお住まいで婚活をしている人の悩みや希望が見えてきましたが、とくに大阪特有の課題というものはないと感じます。
これら踏まえて我々、結婚相談所も婚活者の悩みにどのように答えていくべきか考えていかなければいけないと感じます。
また、婚活をされている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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