沖縄ー北海道、超遠距離で結ばれた運命の二人の物語④
- 成婚エピソード
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
目次
- お見合いにも恋の駆け引きは存在します!
- プロポーズしようと決めさせた彼女の行動とは?!
- 絶対に失敗しないプロポーズのすすめ
お見合いにも恋の駆け引きは存在します!
札幌から電車で1時間半、Yさんが住む旭川までの一泊二日のデート旅行を楽しんできたMichi。
Yさんの自宅やお店の場所など、車でドライブしながら案内してもらい、翌日には旭岳登山もして、二人の仲は更に深まりました。
しかし、将来どんな家に住みたいかなど、具体的な話はしてくれるが、「僕は石橋を叩いて渡る慎重派なもんで、結婚はまだ先のこと。しばらくはなるべく沢山会いましょう。」と暗に交際を長引かせることを言われてしまっていた。
札幌に帰った後、Michiからのデートの報告には、
Yさんから、自分は経営者なので、サラリーマンと違い毎月決まった収入があるわけではないこと。ある程度貯金はあるが、お店の借金もあり、今回のコロナのようにいつ何が起こるか分からない不安があることなど、結婚後の経済面のこともお話していただきました。私はそれでも大丈夫です。とお話しているのですが、
『結婚に踏み込めないのって、私に何か足りないんでしょうか。。。』
なんてナーバスな気持ちになってしまっていたのでした(涙)
Michiの気持ちを汲んで、何とかしてあげたい親(仲人)心、、、
しかし、Yさん仲人はYさんの性格を以前からよく知っている為、
「今は結婚話を急かすのは得策ではないと思います。男性は追いかけられるより追いかけたい生き物。Michiさんが積極的に来られているので、いい気になっているのです。少し放っておいて様子をみましょう。」
とさすがベテランの先輩仲人さん、経験値と説得力があります(笑)
私も逸る気持ちをグッとこらえて、「Yさんを信じて、結婚へのお気持ちが固まるのを待ちましょう。」とMichiに伝えました。
これは長期戦になるかもしれない。そんな諦め半分に見守っていると。。。
プロポーズしようと決めさせた彼女の行動とは?!
突然、Yさん仲人から「電話でお話がしたい」と連絡、すぐに電話して話を聞くと、
『作戦は功を奏しました!!Yから連絡があり、9月中にプロポーズします!!』
なんとなんと、Yさん仲人の放っておく作戦は大成功(笑)
いつもは催促しないとなかなか連絡してこないYさんから、自ら電話でお話したいと連絡が来たそうです。
「彼女が旭川に泊りがけで旅行に来てくれたのを、彼女のご両親はどう思っているだろうか?札幌に戻って仕事もせず自宅にいる彼女は、もしかしたら肩身の狭い想いをしているのではないか?ご両親への交際のご挨拶もしていないのは大人として恥ずかしいのではないか…etc」
旭岳に一緒に登ったことで、それまで年齢や性格など、プロフィールやオンラインだけだった彼女の情報がリアルなものとなり、彼女への想いが確固たるものに。
自分が経営者で不安定なこと、年齢が一回りも上のこと、Michiはいつも『なんくるないさ~』と笑顔で言ってくれる。Yさんにとって、Michiがかけがえのない有り難い存在になっていたのでした。
つかさずYさん仲人、
『結婚に踏み込めないのって、私に何か足りないんでしょうか。。。』
って彼女は言っているのよ!ととどめを刺しました(笑)
『あぁ~、なんて俺はバカなんだ、彼女がそんな風に想っていたなんて申し訳ない。ご両親に挨拶して、なるべく早くプロポーズをします。』
ついに、Yさんの気持ちが急発進!!
積極的に、そして根気強くYさんの気持ちに寄り添ってあげたMichiだからこそ、Yさんのハートをギュッとつかみとることができました(嬉涙)
もうシャイボーイなんて言ってられないYさん、男としての見せどころです。どんなプロポーズを用意してくれるのでしょうか?
絶対に失敗しないプロポーズのすすめ
Michiと結婚するという気持ちは決まっていたものの、結婚相談所でのお見合いから成婚までのスピードの速さに戸惑っていたYさん。元々石橋を叩いて渡る慎重派、Michiとの交際もゆっくり時間をかけて進めていくつもりだった。
宮古島から札幌に戻り、仕事もせずに自分の結婚への気持ちが固まるのを待ってくれているMichi。そんな彼女を「結婚に踏み込めないのは私のせい?」と不安にさせてしまっていた。。。
どんなことにも『なんくるないさ~』と笑顔で応えてくれる彼女を、妻として迎え、夫としてしっかりと守っていかなくては!!
Yさんの結婚への決意も固まりました。
そうと決まったら、一世一代の男の晴れ舞台でもある『プロポーズ』です。
結婚相談所では、仲人同士が連携しあって、女性がどんなプロポーズを望んでいるか、いつプロポーズするかと事前に打ち合わせをします。
指輪やブランド物などにお金をかけるタイプではないMichiの希望は、
「結婚指輪は二人で選びたいですが、婚約指輪はつけないので要らないです。サプライズも苦手なので、周りに人がいない二人だけの静かな場所でプロポーズされたいです。」
なんて、謙虚で素晴らしい女性なんだぁ~~~感涙
プロポーズは9月27日と決めたものの、それまでMichiのご両親に心配をかけないよう、9月半ばに札幌のホテルで、真剣交際している旨のご報告を兼ねてご挨拶。
10月半ばにYさんのお父様が北海道に訪れるので、その時にMichiのご両親とも顔合わせをする計画を立てました。
さて肝心のプロポーズです。
10月にYさんのお父様が来るので、その際の打ち合わせをしようとMichiを旭川に招いたようです。
Michiにしてみたら、両親に交際の挨拶はしてくれたものの、結婚の話はまだされていない。お父様が来る前に打ち合わせって何のお話なんだろうと思っていた。
YさんにとってはMichiを連れて行きたい馴染みの店も沢山あるが、未だ緊急事態宣言中で飲食店はどこも営業していない。自宅でケータリングを用意して二人でゆっくり話をしながら食事することにしました。
オードブルを開いて、食事しましょうというのに、「この方がいいよね」と何故か照明を暗くするYさん。「トイレに行ってくる」と席を立ち、ガサゴソと奥の部屋から登場したのは、50本の真っ赤な薔薇の大きな花束を抱えたYさん!!
Yさん 『結婚してください。』
Michi 『よろしくお願いします。』
無事にプロポーズは大成功♡
Yさんはご自身でフルコースの料理を作ろうと考えたようですが、「そんなことしてたらゆっくりお話しもできないでしょ!」とYさん仲人から却下され、シャイなYさんがスムーズにプロポーズできるよう、工程を至ってシンプルにするようアドバイスしたようです(笑)
お洒落で凝り性のYさんのことだから、プロポーズでは凝った演出をしてくるのではないかと思っていたMichiは、シンプルなプロポーズに逆に驚き、思いもよらないサプライズだったようです。