お見合いが成立しない婚活の落とし穴

お見合いが成立しない婚活の落とし穴

こんにちは。

エージェントライフ福岡 サテライト大分店の高木（たかき）です。

婚活のご相談をしていると、

「なかなかお見合いが決まりません」

「申込みはしているのに、成立しません」

というお声をよく耳にします。

詳しくお話を伺ってみると、

ある共通点が見えてくることがあります。

お見合いが成立しない本当の理由

お見合いが決まらないケースの多くは、

お見合いが成立しにくいお相手にばかり申込みをしている

という状況です。

いわゆる「高望み」と言われる状態ですが、

ご本人にはその自覚がないことも少なくありません。

・理想は下げたくない

・妥協はしたくない

・自分はまだ可能性があると思っている

その気持ち自体は、決して悪いものではありません。

「たまに成立する」ことが判断を鈍らせる

実は、

100件申込んで1件くらい、

奇跡的にお見合いが成立することがあります。

すると心の中で、

「ほら、決まるじゃない」

「やり方は間違っていないのかも」

と思ってしまうことがあります。

ですが冷静に考えると、

それは 再現性のある結果 でしょうか。

1件成立するまでに、

どれくらいの時間がかかっているでしょうか。

一番の問題は「経験が積めないこと」

婚活で大切なのは、

お見合い → 交際 → 振り返り

このサイクルを回すことです。

・お見合いで会話をする経験

・交際での気づき

・うまくいかなかった時の学び

この積み重ねによって、

少しずつ「婚活力」は育っていきます。

しかし、

お見合い自体が成立しなければ、

この経験を積むことができません。

成長の機会そのものが、止まってしまいます。

妥協ではなく「妥当なご縁」という考え方

お相手のお話をすると、

男性も女性も、心の中で

こんなふうに感じてしまうことがあります。

「それって、妥協しろってことですか？」

そう思ってしまう気持ちは、とても自然です。

誰だって、

「自分はもっと良い相手と出会えるはず」

と思いたいものです。

ですが、私たちがお伝えしたいのは、

妥協をしてほしい、ということではありません。

「妥当」という言葉が持つ、本当の意味

婚活で大切なのは、

理想を捨てることではなく、

今の自分に合うご縁を見極めることです。

・生活のペース

・価値観

・距離感

・会話のテンポ

こうした部分が自然に合うお相手は、

条件以上に、

結婚後の安心感につながります。

それは「妥協」ではなく、

現実的で、続いていくご縁＝妥当な選択です。

理想を下げるのではなく、視点を変える

「条件を下げる」と聞くと、

どうしてもネガティブに感じてしまいます。

ですが、実際に成婚されていく方は、

条件を下げたのではなく、

・見るポイントを変えた

・大切にしたい軸がはっきりした

・会って確かめる選択をした

そういう方がほとんどです。

視点が変わると、

これまで見えていなかった魅力に

気づくことも少なくありません。

時間は、静かに進んでいきます

婚活で忘れてはいけないのは、

時間は誰に対しても平等に進む ということです。

半年、1年と過ぎる中で、

年齢や出会いの選択肢は、

少しずつ変化していきます。

気づかないうちに、

選択肢が狭くなってしまうこともあります。

お見合いは「ゴール」ではなく「スタート」

お見合いが成立することは、

ゴールではありません。

でも、

スタートラインに立つためには必要不可欠です。

まずは会ってみる。

そこから感じること、学ぶことがあります。

完璧な相手に出会ってから動くのではなく、

動きながら、自分の婚活を整えていく。

それが、成婚への近道になります。

まとめ｜立ち止まっていることに気づくために

お見合いが決まらない時、

それは「ご縁がない」のではなく、

やり方を少し見直すタイミングなのかもしれません。

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