【男女共通】晩婚で増えている不妊治療の現実
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晩婚化と言われても第一子出産年齢は・・?
今日は【男女共通】「晩婚化で増えている不妊治療の現実」というテーマです。
とてもデリケートな内容ですが、婚活者にも知って頂きたい内容だと思います。
晩婚化などの影響で妊娠・出産を希望する年齢が高くなり、不妊の検査・治療を受ける人が増えています。
生殖補助医療の技術の進歩もあり、実際に生まれて来る子供の数も増えているそうですが
加齢とともに妊娠する力は低下し、流産などのリスクも高くなります。
不妊治療さえ受ければ子供を授かれる訳ではありませんし、何年もいろいろな治療を受けても
難しい場合も多く、精神的にも経済的にも負担が大きいのが実情です。
これから結婚を考えている人は、男女共に正しい知識を知っておいて下さい。
安易な考えだと婚活での目標も間違える事にも繋がります。
今日は、第一子の出産年齢について、不妊の定義や原因。不妊治療の種類や流れ。
不妊治療の現実など、4つに分けてお伝えさせて頂きます。
第一子の出産年齢の平均と最頻年齢
初婚の平均年齢が上がっているのと比例して、男女ともに第一子の出産年齢も高くなっています。
1980年(約40年前)は、第一子出産時の女性の平均年齢は26.4歳でした。第2子は28.7歳で、第3子は30.9歳
2021年では、第一子出産時の女性の平均年齢は、30.9歳となっています。
4歳以上遅くなっています。昔の第3子の出産年齢と同じですね。これは厚生労働省の調べです。
30.9歳というのは平均ですが、第一子を授かっている最も多い年齢は29歳で、ついで28歳です。
男女ともに、最も多く結婚されている年齢が27歳というのが影響していると思います。
因みに男性の場合は、平均が32.7歳 最も多い年齢は31歳でした。
生殖医療の専門家は、女性は10代後半から30代前半が妊娠率の最も多い年齢と言っています。
女性は51~52歳で閉経しますので、41~42歳が妊娠の限界とも言われています。
勿論個人差はありますが、どちらにせよ様々なリスクは加齢と共に増えます。
不妊の定義と原因について
まず一番に知っておいて欲しいのは、不妊の原因は女性の年齢だけでなく
男性に理由がある場合も48%と生殖医療の世界では発表されています。
40代50代の男性が、子供が欲しいという理由で若い女性と結婚したいとお考えの方は多いと思いますが、それで可決する可能性は低いという事です。
加齢により卵子も精子も質が低下するからです。
生物学的には30歳を超えると自然に妊娠する力は少しずつ低くなり、35歳を過ぎると急激に低下し、流産率も増加します。これは男性の精子も同じです。
「年齢が高くなると妊娠しにくくなるから不妊治療」ではなく
「年齢が高くなると不妊治療をしても授かりにくい」ということです。
過去に妊娠したから不妊症ではないと思っている人もいるそうですが・・・
時間の経過とともに、妊娠しにくくなるという今の状態を知る事が大切です。
子供を授かりたいと思っている人は、夫婦二人で取り組むことが一番大切です。
「不妊治療は夫婦一緒に!」が基本です。男性も検査を受け、必要な治療を受けることが解決の近道になる事を知っておいて下さい
では、不妊とはどういう状態か?の定義をお伝えします。
避妊をせず、性生活を続けても1年以上妊娠しない場合を「不妊症」と言われるそうです。
不妊治療の種類と流れについて
不妊の原因はさまざまだそうです。
男性側の主な原因は、精子の数や運動率が少ない、勃起や射精に障害があるなどです。
稀に精巣内で精子が作られているのに精液中に出てこない「閉塞性無精子症」もあるそうです。
女性側の不妊原因は、排卵因子(卵子を順調に発育して排卵する機能に問題がある)
卵管因子(卵子が精子と出会う卵管が詰まったり、子宮内膜症などで卵管が狭くなったり)
子宮因子(子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどにより、子宮内膣の変化で受精卵が着床しにくくなる)
頸管因子(子宮の入り口の粘液量が少なくなると射精された精子が卵子に辿り着きにくくなる)
免疫因子(何らかの免疫異常で精子の通過や受精を妨げることがある)
女性の方が項目は多いですが、男性単独または男女両方に原因がある場合も含めて原因はほぼ半々
若いうちから何年も不妊治療に取り組んでいても、妻だけが長い間検査や治療に取り組んだ後で
夫が検査をして原因が見つかった時には、妻は年齢的に妊娠しづらくなっていたという事も多いそうです。
不妊治療の種類と手順は、原因に応じて負担の少ない方法から不妊治療を開始するそうです。
第1段階は、一般不妊治療と言われ タイミング法や人工受精という治療です。
タイミング法 妊娠しやすいと言われる排卵日の2日前から排卵日までに性交のタイミングを合わせる方法。
6回以上で妊娠しなければ、その後の妊娠率は停滞する為、目安は6回。
人工授精 採取した精液中から動きの良い精子を取り出して濃縮し、妊娠しやすいタイミングで子宮に直接注入する方法です。
妊娠成立のプロセスは自然妊娠と同じ。人工授精で妊娠する確率は1回あたり約10%だそうです。
他にも一般不妊治療には、内服薬や注射で卵巣を刺激して排卵を起こさせる薬物治療法、子宮内膜症などに対する外科療法も含まれます。
第2段階は、高度生殖医療と言われ、体外受精や顕微授精が主な治療だそうです。
体外受精 卵子と精子を同じ培養液の中で培養して受精させ、受精卵を子宮に戻す方法です。
顕微授精 動きがよく形の正常な1個の精子を卵子の中に細い針で注入する方法です。
体外受精では、受精が起こらない可能性が高い場合に実施する方法だそうです。
ともに費用は、1回当たり30万~60万で、子供が生まれる確率は平均で11.7%と言われています。
年齢によって異なり、32歳までは約20%ですが、年齢とともに低下し40歳を過ぎると7~8%
この数字は、日本産婦人科学会の発表です。
治療の選択はケースバイケースですが、できるだけ早く取り組むことと健康管理も重要との事です。
不妊治療の現実について
いろいろと個人差もありますが、どんな症状が起こるか?夫婦にとって現実的な弊害なども知っておくべき
です。
長くなったので、続きは本日のYouTube動画で是非ご覧になって下さいませ。
【男女共通】晩婚で増えている不妊治療の現実
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