ちょっとした感動を言葉に乗せる
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言葉にする事が大切
「言葉」にしなければ自分の考えは何も伝える事はできません。
「黙っていても以心伝心で伝わるものだ」と思う人もいるかもしれませんが、そこに「分かってもらえて当然」という思い込みがあるかも知れません。
例えば人間関係でいえば、一言が足りないために、関係をこじらせてしまうことは少なくありません。
また、考えを口にせず自分を抑えながらのコミュニケーションをする事で次第に不満がたまってしまう事もあります。
逆に何かの弾みで今までの不満をぶつけてしまい、自分も相手も嫌な気持ちになり、人間関係を悪くすることも考えられます。
「自分の気持ちを率直に表現する」という意味での自己主張はすべきであり、それは決してわがままではありません。
そこで役に立つのが、自分を大切にし、相手も同じように大切にする精神です。
「言いたいけれど、言えない」という発想を、「言いたいことを言える」に変化させる。
そして状況に応じて「言えるけど、言わない」ことも選ぶ。
何を言うか、言わないか、自分の意志で選ぶことが大切なのです。
例えば、怒っているのに、それを自分で認めないと、感情だけが先走って暴言を吐いてしまったり、声が震えたり…と、意志を正確に伝えることが難しくなります。
一方ねぎらいや感謝の言葉=ポジティブな表現は、気持ちのよいコミュニケーションを生み、よい人間関係につながっていきます。
例えば、エレベータの開ボタンを押して待ってくれている人がいたら、会釈するだけでなく、「ありがとうございます」と声をかけてみましょう。
こうしたポジティブなコミュニケーションも、立派な自己主張です。
そして自分の考えや感謝を言葉にする大切さは、異性に対する感情・好意を伝えるという事にもあてはまります。
その靴おしゃれだね。
ピアス可愛いね。
その髪型恰好いいよ。
その考え方素敵だと思う。
いつも頑張っていてすごいね。
容姿を褒めると相手も恐縮して素直に喜べない事もありますが、パーツやセンス・人間性を褒められると素直に嬉しいものです。
相手を褒めるという事は、相手に対する自分の感動や好意を言葉にする事です。
もちろん何を言わずともお互いが心を寄せ合う事もあるでしょうし、言葉にする必要の無い関係もあるでしょう。
しかし、自分の気持ちを伝えたり相手に喜んでもらうためには、言葉のコミュニケーションはとても大切です。
最初は難しいかも知れませんが、勇気を出して、相手に対するちょっとした感動を言葉に乗せてみましょう。