「お見合い」の会話に関して、男性の会話、女性の会話
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男と女の違い
さて、お見合いの時の会話ですが、最近のお見合いは、婚活している当事者同士が、二人で会う場合がほとんどです。
ひと昔前は、仲人がいてその仲人がお二人を引き合わせるという関係上、お見合いの席にも居合わせることも多かったのですが、最近はそのようなことは稀です。また、結婚相談所を通してお見合いをする場合も同様で、結婚相談所の仲人が同席する場合はあまりありません。
ですから、お見合いでの会話に不安を持つ方もおられると思います。
何しろ、初対面の2人ですし、自己紹介はしたもののその後が続かない…、となってしまうのです。以前はこんな時、仲人が上手に言葉をはさんで、会話をつなげたものですが今はそれもありません。
そんなときの為に、是非、この内容を参考にして、お見合いでの会話をより良いものにしていただければと思います。
男性の会話と女性の会話の違いは?
そもそも、普段男性同士がする会話と普段女性同士がする会話には、大きな違いがあります。
例えば、男性が飲み会で話す内容と言えば、仕事がらみのことが圧倒的に多いものです。仕事の進み具合や出張先での出来事、上司や部下とのやり取りなどが主な内容です。加えて、時にはデート用に素敵なお店があったらそのような情報も入手いたします。
男性の話の特徴は、自分にとって有益となりそうな会話が中心で、仕事や趣味の情報収集も兼ねているのです。
一方、女性の会話と言うと、簡単に言うと井戸端会議的な内容です。特別な話をしなくても、昨日はこんなことがあった、今日はこれをしよう、明日はこんな予定があるから、これを準備しよう。とか、だれだれさんが何をしてこうだった。と言う具合で、自分がみんなと一緒に楽しく話が出来た、と言う事に重きを置いている場合が多いのです。
女性の会話は「雑談中心」ですが、男性の会話は「自己啓発・自己実現」的な内容と言えるでしょう。
また、男性は何でも「勝ち負け」にこだわり、議論をして相手を論破するのが楽しみだという人も少なくありません。
仮に会話で論破できなくても、人との会話によって視野が広がり、新しい考え方を見出したり、充実した時間を過ごしたりすることによって、人間的に成長できたという満足感を得ることもあります。
男性にとっては議論することは、それだけで価値のある事ですが、女性にとっては、議論すると言う事は「喧嘩をする」「自分が受け入れられない」と、とらえられてしまう事が多いものですので、自然と敬遠されがちです。
お見合いの会話は、こういう違いのある男女の初対面の会話なのです。
それを、どうやったら楽しく・うまくすることが出来るのか、考えてみましょう。
お見合いを楽しくする会話術
お見合いをする場合、たいてい「お茶をする」場合がほとんどです。
お茶をしながら、なごやかに話す、というのがいいでしょう。
ところが、せっかくお見合いまでこぎつけたものの、
会話が成り立たなくて困ってしまい、「もうしばらくお見合いはしたくない…」と思ってしまったら、それは自ら『ご縁』を逃すことにほかなりません。
*お見合いしないと、お付き合いもない。結婚もない。…と言う事になります。
お見合いでの会話術を学んで、前進する努力を身に着けてはいかがでしょうか?
1,お見合いでの会話は「雑談」ではない。
お見合いでの会話は、雑談ではないのですが、自己紹介の後に沈黙が続くのを恐れてか、ついつい雑談に走ってしまう…という事もしばしばです。
婚活市場には、会話の不得意な男性で、女性とあまり話したことがない、という男性も多くいますから、女性側が、「会話も、きっと、男性側がリードしてくれるだろう」と、思っていると期待外れになってしまうことが多いものです。
その辺のことは、はじめから理解して、お見合いにのぞむことにいたしましょう。
2,会話をさえぎる勇気を持つ
ときどき、お相手が一方的にしゃべり続けてしまう場合があります。
自分が「気が滅入ってしまったり、うんざりする」前に、次の解決方法を実践してはいかがでしょうか。
解決方法①…「飲み物を勧めてみる」
話し続ける理由の一つに、舞い上がっていたり、沈黙が怖かったりして「とにかく話をしなければ!」と思いこんでいる場合があります。
そんな時は、飲み物を勧めていったん落ち着いてもらう。
「そんなにしゃべると疲れちゃいますよ」と、にっこり笑顔で言ってあげれば我に返る人もいることでしょう。
☆ここでのポイントは、嫌味にならないように、笑顔で言う事です。
解決方法➁…自分の話を気持ちよさそうに話し続ける人に対しては、その人の話に、相槌を打つタイミングで、
「へぇ~そうなんですか…。それじゃー、今度は、私の話にも興味をもっていただけますか…?」などと言ってみてはいかがでしょうか。
たいがい、「アッ」と気が付いて、「そんなにしゃべり続けていたかな?」と思ってくれるはずです。
どちらも少し、「ニコッと笑って、茶目っ気を入れる」のがポイントです。
あまりズバリと言ってしまうと、その場が険悪な雰囲気になってしまう可能性が出てきてしまいますので注意しましょう。
3,自慢話や愚痴の多い人に対しては
自慢話や否定的な言葉が全然ない、と言う人はおりません。
しかし、
「自慢話を繰り返す人」や「愚痴、否定的な言葉」が多い人は、かなり厄介です。
これはその人の持って生まれた性格のことが多いので、無理かなと思ったら、お付き合いは今回で終わりにした方がいいかもしれません。
その人が、どんなにハンサムでも、どんなに美人でも、結婚すると考えた時に、
性格の良し悪しが最優先されます。仮にお付き合いしても、結局嫌になってしまう場合が多いので、避けた方が賢明でしょう。
ただ、「自慢話」の多い人や「否定的な言葉」の多い人は、その話の内容にもよります。
自分の志を高く持っている人や、信念の強い人にこういう傾向が多く見られます。ですから、
その内容が、あなたの「志と信念」に合っているなら、また、お相手の「自慢話」や「否定的な話」がいいわけではありませんが、それを逆に「力」に代えて、将来、とても良いカップルになる、と言う事もあり得ますので、「パッと切り捨てればいい」と言うものでもありません。
自分と同じ「志と信念」を持った人に合う事はそう多くはないと思いますからね。
4, 一問一答タイプの人に対しては
では、一問一答タイプの人にはどうすればいいでしょうか。
お見合いの時や、付き合って間もない時は、まだ緊張しているので、もともと無口なのか、または、緊張していて無口なのかは、分からないこともあります。
口数の少ない人でも、「とても性格がよく」、「優しく、家族思い」の人も沢山います。
また、緊張が解けてきたり、得意な話になるとどんどん話す人もいます。
そういう点を見極めて、お見合いの時の「口数の多い少ない」だけで、判断できない場合が多いです。どういうお相手が自分に合っているのか、を判断しましょう。
5,相手に共感を求めすぎない
お見合いの話の時に、最初から趣味が同じだったり、フィーリングが合ったりする場合は、互いに共感しあって、いい雰囲気で会話をスタートさせることもできます。
しかし、そうでない場合は、人には好き嫌いがあるので、自分の話に必ずしも共感してくれるとは限りません。
ですから、自分のした話にお相手が共感してくれなかったとしても、さほど気にする必要はありませんし、また、無理して、共感してあげなければいけないものでもありません。
たとえば、男性が「僕は、こってりしたラーメンが大好きなんですよ!」
と言った時に、女性が「私も、こってりラーメンが好きなんです」と言ってくれなくても気にする必要はありませんし、気にしないと思います。
女性が「私はパスタの方が好きです」と言っても、全然問題ないわけです。
ですから、必ずしも自分の会話に「そうですよね!」といった共感を最初からあまり期待しない方が、リラックスして話せるというものです。
もちろん、「私は何々が好きです」と言った時に、「私も同じものが好きです」と言ってくれた方がうれしいです。しかし、そう期待しない方が、お互いリラックスして話せると言う事です。
お互いに、違う点があったとしても、相手の考えや言葉を尊重してくれる人なら、今後のお付き合いでもうまくやっていける可能性があります。
6,性格が一番重要
男性の中には、おしゃべりする女性はかわいいと思っている人も少なくありませんが、将来結婚と言う事を考えると、そのおしゃべりの内容に関心が向けられます。
話し方が、分かりやすいかどうか、とか、面白いかどうか…と言う事はさほど重要ではありません。
重要なのは…内容が、将来この人が自分の奥さんになった時、どうなるんだろうか…?
と言う事です。
悪い例として
・元カレ、の話をする。
・または、女友だちと夜遅くまで飲んで、繁華街をうろついているとか、
・男友達が多そう…。
という会話は、十分注意が必要です。わかっていても、お見合いやデートの場で
は決して口を滑らせないようにすることです。
口を滑らせないことも、そうですが、将来、幸せな結婚を希望するなら、
この3点は、何としてでも改善するべきです。
男性は、この女性は将来の自分の奥さん、またはお母さんにふさわしいだろうか、と考えるわけですから…。
話の内容から「男性に好印象を与えるもの」としては、
・家族を大切にしているか。
・ご両親にどういう風に育てられてきたか。愛されて育てられた、という印象。
・兄弟との関係はどうか。
・自分の仕事に誇りを持っているか。
(たとえアルバイトでも)一生懸命働いているか。
・職場での人間関係はどうか。
・学生時代の友達を大切にしているか。
・よく気が付いて、自分をサポートしてくれそうな女性か…、
…などです。
表現の仕方としては、
このような事を、大々的にアピールするとかえって不自然ですので、話の節々に、このようなニュアンスを漂わせるような話し方で、自然にお相手に、自分の良いところが伝わることが出来ればベストです。
いかがでしたでしょうか。
あなたの婚活のより良いヒントと助けになることが出来れば幸いです。