子連れ再婚を考える時、「新しいパートナー＝すぐに親」って思いがちだけど、実際はそんなに簡単なものじゃない。特にお子さんが大きい場合は、いきなり“お父さん”や“お母さん”になってもらうより、最初は“信頼できる大人の友達”くらいの距離感の方が自然とうまくいくケースが多いです。

シングルマザーとして子育てをがんばってきたあなたが、新しいパートナーと再婚を考えるとき。そのときにふと頭をよぎるのが「養育費」のことではないでしょうか。今回は、再婚を考えるシングルマザーさんに向けて、知っておいてほしい養育費の基本と、心の整理についてお伝えします。養育費は、離婚後も親である限り、子どもに対して支払うべき責任です。支払うのは親であり、受け取るのは「親ではなく子ども」というのが法律上の考え方。つまり、養育費は子どもの未来を支える大切な“権利”です。

結婚を意識し始めたタイミングで、彼から「実は転職を考えていて…」と打ち明けられたら、どんな気持ちになるでしょうか。シングルマザーさんにとって、生活の安定はとても大切なポイント。“理想の男性”に見えても、転職がもたらす収入や生活環境の変化は、子どもとの未来にも大きく関わります。「私も働いてるし、支え合えばいいかな…」と思っても、一度立ち止まって、今後の生活や子どもの成長をしっかり想像してみてください。

40代の男性は、仕事も生活も落ち着いている人が多い世代。ドキドキよりも、安心や信頼を大切にしてくれます。毎日の暮らしに「穏やかさ」をくれる。その安心感こそ、子どもを抱えるシングルマザーさんにとって、心強いポイントです。

芸能人の年の差カップルが話題になる一方で、私たちの日常でも「年上の男性と交際したい」という声は少なくありません。シングルマザーの方にとっても、経済的な安定や包容力のある年上男性に惹かれるのは自然なことです。ただ、「年齢差がある恋愛」には、独特の難しさもあることを忘れてはいけません。

再婚相手が過去に結婚経験があると、「私、元奥さんと比べられてるのかな…」とふと感じる瞬間があるかもしれません。でも、それは“思い込み”かもしれないし、逆にあなたも過去の相手と、どこかで比べてしまっていることもあるかも。大事なのは、「今、目の前にいる人とどんな未来を作りたいか」

「再婚したら、養子縁組ってしなきゃいけないのかな…」そんな風に悩むシングルマザーさんは少なくありません。でも、まず知っておいてほしいのは——再婚＝自動的に親子関係ができるわけではないということです。養子縁組をしなければ、戸籍上は“実子”としてのつながりは生まれません。でもそれって、必ずしも「しないといけない」ことではないんです。

シングルマザーというだけで、「恋愛どころじゃないでしょ」なんて言われることがあるかもしれない。でもね、恋人の前では“ひとりの女性”でいてもいいんです。育児や仕事に追われる日常の中で、ふと見せる笑顔や甘えたしぐさ。それが、彼の心を動かすこともある。あなたは「ママ」でもあり、「女性」でもある。そのギャップこそが、あなたにしか出せない魅力なんです。

シングルマザーさんにとって、子どもが最優先になるのは当たり前のこと。だけど——ふとしたときに、こう思ってしまうことはないですか？「こんなに彼の時間が取れなくて、彼は大丈夫かな…？」「子どもが一番だから彼との時間は後回し」そう決め込んでしまうと、彼にとっては“自分は恋人ではないのかもしれない”と不安を感じることもあります。彼と会う頻度はそれぞれ違っても、「私はあなたと一緒にいたいと思ってるよ」っていう気持ちだけは、言葉でも行動でも伝えていけたらいいですね。

婚活をしていると、「年収はこれくらいがいいな」「子どもに優しい人がいい」「できれば同い年くらいが…」——そんな風に、自然と“理想の条件”が浮かんできますよね。でも、たくさんの条件を並べたあと、ふと立ち止まってみてほしいんです。「この人のこと、私は“頼ってもいい”と思えるかな？」この問いは、とてもシンプルだけど、本質をついています。