婚活をしていると、「年収」「年齢」「子どもへの優しさ」など、つい条件に目が向きがちですよね。でも、一度立ち止まって「この人は“頼ってもいい”と思えるかな？」と自分に問いかけてみてください。実はこのシンプルな質問が、一番大事な“本質”かもしれません。

「行きたい場所？子どもが楽しめればそれでいい」「欲しい服？子どものサイズアウトが先。私は去年ので十分」「休みの日？家のことは私がやらなきゃ」――気づけば、自分の希望や願いは、いつも後回し。誰かに強制されたわけじゃない。でも、いつの間にか“母としての正解”を選び続けて、「自分の気持ちを我慢するのが当たり前」になっていませんか？

ある日、ルーチェファータのブログを読んでご連絡くださった女性がいました。シングルマザーとして、4年間お付き合いしてきた彼がいるけれど、「結婚する気はないみたいで…このままでいいのかな」と、ぽつりと打ち明けてくれました。彼女自身も、心のどこかで「未来が見えない関係」だと気づいていたそうです。でも、長く一緒にいると情もあるし、子どもとの関係もあるし、すぐに決断できない——それがリアルな本音でした。

「婿養子」という言葉に、堅苦しいイメージを持つ方もいるかもしれません。でも実は、とてもやさしい家族のカタチでもあるんです。彼女の家族や親御さんとのつながりを大切にしたい——そんな思いから「自分が彼女の家に入る」という選択をする男性もいます。結婚を機に家族として支え合い、新しい未来を作っていく。それは、二人だけじゃなく、みんなで幸せを作っていくやり方のひとつです。

仕事を通じて知り合った、とても素敵なシングルマザーさん。中学生のお子さんがいるとは思えないほど、若々しく明るい方でした。「そろそろ自分の幸せも考えたい」とご相談をいただいたのですが、いざ動き出そうとすると、お子さんの存在がとても大きなテーマになってきます。お母さんの新しい恋や再婚に対して、思春期のお子さんはとても敏感に反応します。「お母さんが誰かに取られてしまうかもしれない」という不安や、受験や学校生活のプレッシャー。心の繊細な時期だからこそ、まっすぐに反発の気持ちが出てくることも少なくありません。

結婚したからって、「好き」の気持ちが言葉にしなくても伝わる——そんなふうに思っていませんか？実は、結婚してからこそ、日々のちょっとした“愛情表現”が大事だったりします。ありがとう、すごいね、今日もおつかれさま。そんな言葉が交わされている夫婦は、いつまでも仲の良い関係を保ちやすいんです。

結婚相談所では、出会ってから成婚までの期間が短く、スピード感のあるお付き合いが進みます。でも、本当に大切なのはその先。「この人と一緒にいると、自分も前向きになれる」「家族として成長していける」——そんな関係こそが、結婚後の幸せを支えてくれるのではないでしょうか。

最近では、女性から「結婚したい」と気持ちを伝える“逆プロポーズ”も珍しくなくなりました。でも、やっぱり「プロポーズは男性からがいいな」と思ってしまう気持ちも、どこかにありますよね。特に再婚で、子どもがいるシングルマザーさんにとっては、「子どもと一緒に、この人と家族になりたい」そんな願いが、ふとした瞬間にあふれてくるものです。

「もうお互い再婚だし、改まった場は省いてもいいかな…」そんなふうに考える方も少なくありません。でも実は、再婚こそ“両家の顔合わせ”をしておいた方が、のちのトラブルが起こりにくいんです。特に、どちらかに小さいお子さんがいる場合——ご両親としても「どんな相手なの？」「どんなふうに子育てしていくの？」と心配になるもの。その気持ちにちゃんと向き合う意味でも、結婚前の一度の機会として“顔合わせ食事会”は価値ある時間になります。

シングルマザーさんにとって、子どもが一番大切なのは自然なこと。でも…ふとしたときに、こんな風に思ったことはありませんか？「最近、彼との時間をつくれていない気がする」「子ども優先で彼は大丈夫かな…？」「彼より子どもが最優先」と割り切ってしまうと、彼の側では“自分は大切な存在じゃないのかも”と不安を感じてしまうことも。会う頻度や時間が限られていても、「一緒にいたい」という気持ちは、言葉や行動でしっかり伝えていけたらいいですね。