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婚活で「いい人がいない」は本当?

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婚活マイスターコナン「婚活で「いい人がいない」は本当?」-1

婚活マイスターコナン、カウンセラーの藤井です


婚活をしている方から、よくこんな言葉を聞きます。

「なかなかいい人がいません」

「申し込んでも成立しないし、だからといって申し込みたい人も少ないです」

「たくさんプロフィールを見ているのに、会ってみたいと思える人がいません」

婚活をしていると、こう感じる時期は誰にでもあります。

でも、ここで少し考えてみてほしいことがあります。本当に“いい人がいない”のでしょうか。

もしかすると、プロフィールをたくさん見るうちに、知らない間に「人を見る基準」が厳しくなっているのかもしれません。

プロフィール検索は便利。

でも、人を「比較」しやすくなる結婚相談所では、

年齢、職業、年収、学歴、身長、居住地、趣味、家族構成など、多くの情報を事前に確認できます。

これはとても便利です。一方で、検索画面では多くの人が横並びになります。

すると、「この人は年齢が希望より少し上」

「年収はいいけれど身長が…」

「写真の雰囲気が好みじゃない」

「趣味が合わなそう」

「住んでいる場所が少し遠い」

と、一人ひとりを見るというより、条件を比較するようになります。

婚活が長くなるにつれて、「この人の良いところは何だろう」ではなく、

「この人の気になるところはどこだろう」という見方になってしまうことがあります。

これが、いわゆる“減点方式”です。

たくさん見るほど「断る目」になる?

この現象について興味深い研究があります。

”PronkとDenissenがオンラインデーティングについて行った3つの研究では、

参加者は候補となる異性を次々と見ていくにつれて、相手を受け入れる可能性が低くなっていきました。

最初の候補と最後の候補を比べると、相手を受け入れる可能性は平均で約27%低下したと報告されています。

研究者はこれを「Rejection Mind-Set(拒絶マインドセット)」と呼んでいます。

つまり、多くの人を見るほど、「この人に会ってみたい」という視点よりも、「この人は違う」と判断する視点が強くなる可能性があるのです。

研究では、プロフィール写真への満足度や「自分はうまく相手を選べている」という感覚が低下していくことも、その背景として示されています。

「申し込んでも成立しない人」も無関係ではありません

ここで、「でも私はそんなにお見合いが成立していないから、選びすぎているわけではない」と思う方もいるでしょう。

確かに、毎月何人もの方とお見合いできる人ばかりではありません。

10人、20人と申し込んでも、なかなか成立しないこともあります。

だからこそ、申し込み先を探すために、さらにたくさんのプロフィールを見る

。ところが、「この人はちょっと年齢が…」

「写真がタイプではない」

「もう少し近くに住んでいる人がいい」と、

検索画面の段階で候補を狭めすぎてしまえば、お見合い成立の可能性はさらに小さくなります。

本人としては、「全然選べる立場ではない」と思っていても、会う前の段階では、意外と細かく選んでいるということは珍しくありません。


プロフィールには「結婚生活」は写っていない

結婚生活で本当に大切なことの多くは、プロフィールには書かれていません。

例えば、

疲れている時に気遣ってくれるか。

意見が違った時に話し合えるか。

自分の家族を大切にしてくれるか。

予定が変わった時に柔軟に対応できるか。

一緒にいる時に無理をせず過ごせるか。

こうした部分は、年収や身長、学歴では分かりません。

むしろ実際に会って、話して、何度か時間を過ごして初めて分かることです。

お見合いの申し込みは「結婚の決断」ではありませんプロフィール検索で迷っている方に、私はよくお伝えします。

申し込みをする時点で、「この人と結婚したい」と思う必要はありません。

「少し話してみたい」

「悪い印象ではない」

「条件的に大きな問題はなさそう」それくらいでも十分です。

お見合いも同じです。一度会っただけで、「この人と結婚できるか」まで決めようとすると、

判断基準はどうしても厳しくなります。

最初は、「もう一度会ってみてもいいかな」くらいでいいのです。

実際、

プロフィール写真ではそれほど惹かれなかったのに、会ってみたら話しやすかった。

最初のお見合いでは普通だったけれど、2回、3回と会ううちに安心感が増してきた。

そんなご縁は婚活では珍しくありません。

「いい人がいない」と思った時こそ、検索条件を増やさない

婚活がうまくいかなくなると、「もっと条件を細かくした方が、自分に合う人を探せるのでは」と思いがちです。

でも、逆かもしれません。

年齢を少し広げる。

居住地を少し広げる

。写真だけで判断しない。

趣味が同じであることにこだわらない。

そうやって検索条件を一つ緩めるだけで、今まで画面に出てこなかった人が候補に入ることがあります。

婚活は、プロフィールの中から「完璧な人」を探す作業ではありません。

プロフィールをきっかけに人と会い、「この人となら一緒に生活していけるかもしれない」と思える相手を見つけていく活動です。

もし今、「検索しても検索しても、いい人がいない」と感じているなら、

一度プロフィールを見る手を止めてみてください。

そして、「本当に合わないのか」それとも「会う前に減点しすぎていないか」を考えてみる。

そこに、今まで見逃していたご縁があるかもしれません。

婚活マイスターコナンでは、プロフィール検索やお申し込みの方法についても、カウンセラーが一緒に整理しながら活動をサポートしています。

「申し込んでも成立しない」

「誰に申し込めばいいか分からない」

「自分の希望条件が妥当なのか分からない」

そんな時も、一人で悩まずお気軽にご相談ください。

【参考文献】Pronk, T. M., & Denissen, J. J. A. (2020). A Rejection Mind-Set: Choice Overload in Online Dating. Social Psychological and Personality Science, 11(3), 388–396.

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