結婚の決め手は自分の年齢or理想の相手?
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目次
- 結婚の決め手は自分の年齢or理想の相手?
- 「自分の年齢」と「理想の相手」が半々
- 「理想の相手」が増加
- 1987年との比較
- 多様性と自己実現が優先される社会
結婚の決め手は自分の年齢or理想の相手?
みなさまこんにちは。黄色い花束の婚活カウンセラー松本キミコです。前回に引き続き厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所による「結婚と出産に関する全国調査」のデータを紹介します。今回のテーマは「結婚の決め手は自分の年齢or理想の相手?」です。みなさまはからどちらを重視されますか?
「自分の年齢」と「理想の相手」が半々
「ある程度の年齢までには結婚するつもり」
男性 49.8% 女性 46.8%
「理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくても構わない」
男性 48.6% 女性 51.7%
【設問】 自分の一生を通じて考えた場合、あなたの結婚に対するお考えは、次のうちどちらですか。
【選択肢】「ある程度の年齢までには結婚するつもり」「理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくてかまわない」
【調査】結婚と出産に関する全国調査 独身者調査(2021)※
【対象】「いずれ結婚するつもり」と回答した18歳〜34歳の未婚者
※厚生労働省 国立社会保障・人口問題研究所による「結婚と出産に関する全国調査」(第1部「独身者調査」第2部「夫婦調査」から構成される。およそ5年ごとに実施され2021年のものが最新。)
「理想の相手」が増加
「ある程度の年齢までには結婚するつもり」と「理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくてかまわない」と考える人の割合は男女ともにほぼ半々です。2015年の前回調査と比べると「理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくて構わない」と考える人の割合が男女ともに増加しています。男性は42.9%から48.6%へ、女性は39.2%から51.7%への増加となります。
1987年との比較
ここでもう一つ注目しておきたいのは、1987年の結果です。
「ある程度の年齢までには結婚するつもり」
男性 60.4% 女性 54.1%
「理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくても構わない」
男性 37.5% 女性 44.5%
特に目を引くのは男性の結果ではないでしょうか。過半数をゆうに超える男性が理想の相手が見つかるかどうかに関係なくある年齢までに結婚するつもりと考えていたのです。これは、1987年当時は結婚とは社会的信用を得たり周囲と対等になるための条件だったからではないでしょうか。男性は結婚して家庭をもって一人前などと言われていたようですから。
多様性と自己実現が優先される社会
これを踏まえて「理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくて構わない」と考える人の割合が男女ともに増加してきた背景を考えてみましょう。社会が多様化しており「男性は家庭をもって一人前」あるいは「女性は家庭を優先すべき」「誰でも結婚して子どもをもつが普通」といったステレオタイプの考え方がなくなり、個人の希望に合わせた多様な生き方が認められつつあるからではないでしょうか。男性、女性としての役割ではなくそれぞれ個人としての自己実現が優先される社会へ変わりつつあるのでしょう。したがって結婚についてもそれぞれ自分の「理想の相手」を求めようとする人が増えているのではないでしょうか。
個人の希望に合わせた多様な生き方が認められるのは素晴らしいことである一方、一人ひとりが自分の判断で生きなければいけないというしんどさも伴うものなのです。自分にとって「理想の相手」とはどんな相手なのか考えなければなりません。そんなみなさまと一緒に考えるのが結婚相談所なのです。黄色い花束の無料相談では「結婚するのかしないのか」「結婚相談所に入るのか入らないのか」といったお悩みから一緒に考えています。ぜひご相談ください。