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男性の何気ない行動に感じたこと。
お料理教室で出会った、素敵な男性
先日、初めてお料理教室に参加しました。
同じテーブルになったのは、私を含めて4人。全員が初対面で、30代の男性が1人、女性が3人というグループでした。
お料理を楽しみ、食事も終わったところで、印象に残る出来事がありました。
食事が終わると、その男性がさっと立ち上がり、腕をまくって洗い物を始めてくださったのです。
「します!します!」と慌てて声をかけても、「いえいえ、します。慣れているので」と。
お仕事で洗い場を経験されたことがあるそうで、
本当に手慣れた様子でお茶碗に水を張って汚れを落としやすくしてから、丁寧に洗われていました。
「この方、本当に慣れていらっしゃるな」と隣で洗い上がった食器を拭きながら思いました。
この話は、洗い物ができるから素晴らしい、という単純な話ではなくて、
私が印象に残ったのは、初対面の人たちが集まる場で、誰かに言われる前に自然と動いてくれたこと。
そして、ただ引き受けるだけではなく、楽しい会話を挟みながら手際よく丁寧に取り組まれていたことです。
同じ男性でも、行動にはそれぞれの違いがある
男性と接していると、本当にさまざまな方がいることを実感します。
同じ年代であっても、考え方や行動は人それぞれ。
例えば同じパターンで、
洗い物はできるけど、この場では「しますよ」が言い出せない方、
洗い物は経験ないから、自信ないからそっと誰かがしてくれるのを待つ方、
洗い物は女性がしてくれるだろうと思っている方、
他にも、洗い物したいけど、格好つけてるように思われるかなとか⋯
誰かがやってくれるだろうと思う方もいれば、自然と自分から動ける方もいます。
今回の男性は、まさに自分から行動できる方でした。
もちろん、洗い物をしなかったからといって、その人の人柄が悪いということではありません。
初めての場所で戸惑うこともありますし、気づいていても遠慮してしまうことだってあります。
その場でどういう行動に出るかが、良し悪しではなくその人が見えると思いました。
だからこそ、たった一つの行動だけで人を判断するのではなく、いろいろな場面で相手を知っていくことが大切なのだと思います。
そして、今回の出来事を通して、改めて感じたことがあります。
それは、人の魅力や人柄は、向かい合って話しているだけでは見えない部分も多いということです。
お見合いの1時間だけでは、わからないこともある
お見合いでは、通常、向かい合ってお話をします。
お互いの仕事や趣味、休日の過ごし方、結婚観などを話しながら、相手のことを知っていきます。
もちろん、その時間はとても大切です。
ただ、会話が弾んだからといって、着席したまま向かい合って1時間。
日常生活での相手の姿までわかるわけではありません。
反対に、緊張して会話が弾まなかったとしても、それだけで相性がよくないと決まるわけでもありません。
実際に一緒に食事をしたとき。
お店の方に接するとき。
何かを選んだり、相談したりするとき。
そんな何気ない場面で、会話だけでは気づかなかった相手の一面が見えてくることがあります。
周囲への気遣い。
相手の話を聞く姿勢。
困ったときの対応。
自然に助け合おうとする気持ち。
こうした部分は、特別なことをしているときよりも、何気ない日常の中でこそ表れるのかもしれません。
「お見合いでも、こういう姿を見ることができたらいいのに」と、
今回のお料理教室での出来事を通して、そんなことを考えました。
迷ったら、もう一度会ってみるという選択肢も
婚活では、お見合いのあとに交際へ進むかどうかを判断します。
そのとき、絶対に無理だと感じたのであれば、自分の気持ちを大切にしてよいと思います。
でも、もし「悪い印象ではなかったけれど、よくわからなかった」「決め手がなかった」「もう少し知ってみたい気もする」と迷っているのであれば、もう一度会ってみるという選択肢も考えてみてほしいのです。
1時間向かい合って話しただけでは、まだ見えていない部分があるかもしれません。
2回目に会ってみることで、最初は気づかなかった魅力を発見することもあります。
一緒に食事をしてみる。
少し違う場所で会ってみる。
お互いの好きなことについて話してみる。
そんな時間を重ねることで、相手への印象が変わることもあるでしょう。
もちろん、もう一度会えば必ず好きになるというわけではありません。
大切なのは、無理に気持ちを変えることではなく、まだ知らない相手の一面を知る機会を持ってみることです。
人との出会いには、発見がある
今回のお料理教室で出会った男性との洗い物のことは、ほんの数分のことでした。
でも、その何気ない行動から、人と接することの面白さや、相手を知ることの大切さを改めて感じました。
婚活も同じではないでしょうか。
最初の印象だけですべてを決めてしまうのではなく、もう少し知ってみることで見えてくるものがあるかもしれません。
もし今、お見合いのあとに迷っている方がいらっしゃったら、ぜひ考えてみてください。
「この人とは絶対に無理」なのか。
それとも、「まだよくわからない」だけなのか。
その違いを少し意識するだけでも、出会いの捉え方は変わると思います。
まだ知らない相手の魅力に気づくために、もう一度会ってみる。
そんな選択が、思いがけないご縁につながることもあると54歳の今になって私は思います。
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後藤 たまみ