「察して」はご縁の壊し屋。結婚相手は「親」ではありません
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「もう、真剣交際を終了します」
先日、成婚間近だと思っていた会員様から、突然の連絡がありました。
理由は「価値観のズレ」。
よくある理由です。
結婚に当たってナーバスになる女性の気持ちも結婚に当たって覚悟を示したい男性の気持ちもよくわかりますが、それは、すれ違いを生んでしまいがちです。
婚活女性が陥る「察してちゃん」の罠
「指輪を見に行った時、彼の発言にモヤっとした」
「住む場所の話で、彼は自分の希望ばかり言ってくる」
「トラブルがあった時の彼の顔が怖かった」
彼女たちが口にする理由は、どれも一見正当に聞こえます。
でも、仲人としてあえて厳しく問いたいのです。
「その気持ち、彼に言葉で伝えましたか?」と。
多くの女性が「言わなくても察してほしい」「私の不安に気づいて、親のように包み込んでほしい」と願います。
しかし、お相手はあなたの親ではありません。これから対等に人生を歩む「パートナー」なのです。
友人に言えないような無理な要求や、説明なしの拒絶を、なぜ結婚相手にだけはぶつけてしまうのでしょうか。
男性側の「当たり前」と、女性側の「覚悟」
一方で、男性側(特にお見合い市場)は、自分の条件を優先するのが当たり前だと思っている節があります。
「俺の職場に近い場所に住むのが当然」
「俺が稼いでいるんだから、少々のことは合わせてほしい」
確かに、これは女性からすれば「頑固」に見えるでしょう。
でも、彼はその分「仕事をやめてもいい、自分が家族を一生支える」という、彼なりの大きな責任と覚悟を背負っている場合が多いのです。
それを「私の気持ちを分かってくれない」と切り捨てるのは、あまりにももったいない。
魔法の言葉は「ダメもとで言ってみる」こと
もし、住む場所に不満があるなら、一度こう言ってみればいいのです。
「結婚当初だけでも、私の職場の近くに住むのはダメかな?」
断られるのが怖いから言わない。察してくれないから諦める。
それでは、この先誰と出会っても、同じ壁にぶつかります。
一度、自分のわがままを言葉にして、ぶつけてみること。
それで話し合いができる相手なのか、それとも本当にただの頑固者なのか。
それを見極めてから幕を引いても、遅くはありません。
仲人からのメッセージ
「1日一緒に過ごして、嫌じゃない相手」というのは、婚活市場では奇跡に近い存在です。
そのご縁を、たった一度の「モヤモヤ」や「察してほしい」という甘えで手放してしまえば、次はもっと条件の厳しい戦いが待っています。
「もっといい人がいるはず」
そう思って戻ってきた場所は、以前よりもずっと厳しい砂漠かもしれません。
今、目の前にいるお相手と、一度だけでいいから「本音」でぶつかってみませんか?
本音で話し合って勝ち取ってこその対等な結婚と言えませんか?
格好悪い自分を見せてからが、本当の婚活のスタートなのです。