コロナ下で運命の相手に出会える人が増えている
- 婚活のコツ
- お見合い
- デート
目次
- 婚活する人は増えている?
- 直接会えないお見合いの方がうまくいく!?
- ZOOMお見合いの際はここに気をつけよう
婚活する人は増えている?
こんにちは!群馬県高崎 前橋の結婚相談所 ブライダルPunonoの清水かなこです。
コロナで私たちの生活は、大きく変わってしまいました。
人と自由に会うこともできない今、入会を考えている方からは「今結婚相談所に入っても、出会いってあるの?」という質問もいただきます。
私たちも1回目の緊急事態宣言が出た2020年4月、そのときはもう新たな入会はないかもしれないと思っていました。
実際はぜんぜん違って、むしろ問い合わせは増えたんです。
今から10年前に東日本大震災が起きたとき、「絆婚」なんて言われたりして、結婚する人の数が増えました。
景気が悪くて先の見通しが立たない、地震など天災があって命の危機を感じたとき、独身の人は家庭を持ちたいと思うものです。
大変なときこそパートナーを得て、助け合って乗り越えたいと思うのは、動物としての本能かもしれませんね。
おかげさまで、2021年1月は、私たちの結婚相談所は過去最高の成約数になりました。
去年のコロナで不安定なときに入会されて、秋頃にお相手の方に会い、年末年始や両親への挨拶を経て、1月に成婚という方が多かったです。
コロナによる不便からは早く解放されたいですが、婚活だけに関して言えば、今くらい危機感があるほうが、人との結びつきが強くなります。
また、飲み会などで気軽に会うことができないので、「会える数人と会ってこの中で決めよう」という形になるのも、成約を後押ししています。
選択肢が多いと選べる自由がありますが、多すぎると迷ってしまい決められなくなるので、選択肢は絞られているほうが実はいい。
「コロナだからうまくいくか不安」な方は「コロナの今が運命の人に出会えるチャンスかも」と思っていただきたいです。
直接会えないお見合いの方がうまくいく!?
今は気軽にたくさんの人と出会えないので、テレビ電話システム「ZOOM」を使ってお見合いをしてもらっています。
ZOOMを使えない人はLINEでの電話です。
ZOOMなどのテレビ会議がよいのは、会うのが簡単なことです。
出かけなくていいので、「○日×時から1時間ほど」というように、簡単に2人の予定を合わせられます。
忙しいお医者さんなどは、そのほうがスケジュールを調整しやすいといいます。
この年末年始も、「今のほうが時間を取れるから」とZOOMでお見合いをしている人がたくさんいました。
「やっぱり実際に会ってじゃないと相手のことはわからないのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
むしろ逆で、私たちはZOOMのほうがうまくいくのでは?と感じています。
I B Jがオンラインで行ったお見合い約316件を調査したところ、交際に進んだ割合は50%、その前に対面で行っていたものは32%だったので、20ポイント近くうまくいく数が増えたといいます。
どういう点がZOOMのほうがいいのでしょうか?
例えば、ZOOMだと人の「サイズ感」がわからないので、背の低い男性は有利ですよね(笑)。背の高いことを気にしている女性も、座って画面越しに映っていればわかりませんから、コンプレックスを隠せて、最初にいい印象を与えられます。
最初にいい印象を与えて、ある程度人となりもわかってきたあとに「実は私、背が低く(高く)って……」と話しておくことで、実際に会ったときに「あれ?」と思われません。
また、初対面の人といきなり会って話が盛り上がるのは、よっぽど馬が合った人くらいで、沈黙が続いてしまう、「何を話したらいいんだ……」となったことを、お見合いをしたことのある多くの人が経験しているのではないでしょうか。
話題が尽きたときのために、話のネタを書いておく、相手のプロフィールを貼っておくといった準備も、実際に会ってだとできませんが、ZOOMでなら可能なのはメリットです。
ちなみに、「時間がもたない」はカフェで会っているときなどであれば、新たに注文したり、お水をお願いしたり、トイレに行ったりして、ある程度なんとかつなぐことができますが、ZOOMではトイレくらいしかできません(笑)。盛り上がらなければ終わるのも簡単ですから、そこはある意味実際に会うよりも大変です。
会うよりも大変な場をなんとか突破できれば、次は楽と言えます。最初にZOOMで話して、いいと思ったら実際に会う、に進むのですが、ZOOM上でいい雰囲気ができあがれば、初めて会う際もやりやすくなります。
結婚相談所に来るような方は、だいたい真面目で奥手です。その部分がリカバリーできれば、結婚できないわけがないと私たちは思っています。
真面目に準備をすれば、ZOOMお見合いも難しくありません。ぜひコロナ時代の出会いの形を、よいものにしてください!
ZOOMお見合いの際はここに気をつけよう
ZOOMお見合いの、ちょっとした注意点をお伝えします。
実際に会っているときと違うところとして、同じ場にいれば自然と伝わるような、ちょっとしたニュアンスなどは伝えにくいところがあるかもしれません。その人の雰囲気、オーラなどは伝わらないかもしれないと感じています。
会っていれば場の雰囲気で伝わることも、画面上では伝わりにくいです。リアクションを普段より大きめにするなどして、しっかり伝わることを心がけてください。
また、話し方もZOOM向きのしゃべり方があると思います。できるだけはっきり、早口でなくしゃべるようにをがけてください。
女性なら化粧も普段より濃いめにする、男性ならあまり画面に顔を近づけすぎないようにし、照明を使うなどしてきれいに映る工夫をしていただきたいと思います。
ZOOMでの会話でダメなのは、自分のことを一方的にしゃべる人。相手が聞き役なのをいいことに、ずっとしゃべっちゃう人もいます。ZOOMはその機能的に、どちらかしか話せないので、片方がしゃべり続けると、いつまでもその状態になっていて、会話のキャッチボールになりませんから、注意してください。
ZOOM お見合いはZOOMで最初に会い、気が合えばZOOMで数回やりとりし、その後実際に会うというプロセスです。
暖かいときは屋外で会い、このところは寒いので室内で、となることが多いです。
実際に会うとなると、コロナウイルス感染のリスクがありますが、そこは後々、運命共同体になる人かもしれないということで、覚悟の上で会ってもらうようにしています。
ドライブに行ったり、人数制限をしている美術館や、温泉で足湯に入るなどといった場所に行くことが多いです。
店には立ち寄らず、2人だけで過ごそうという形のデートですね。
できるだけ会う人を少なくする結果、2人でいる時間が多くなり、相手を知ることができ、うまくいくケースが増えていますから、「コロナで結婚できない」ではなく「コロナだからこその出会い方、結婚への道」をうまく歩んでいただきたいと思います。