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マッチングアプリのトラブルに巻き込まれないための対処法を解説

マッチングアプリの利用を検討している方の中には、
「マッチングアプリって怖いんじゃない?」
「トラブルはないの?」
と、マッチングアプリの安全性を気にされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、マッチングアプリの利用者がトラブルに遭う割合や事例の種類、安心して活動できる対処方法などをご紹介していきます。
目次
- マッチングアプリ利用者の50%以上がトラブルに遭遇している
- トラブル事例としては嘘をつかれる・騙されるケースが多い
- マッチングアプリでトラブルが多い理由
- マッチングアプリでトラブルに巻き込まれないための注意点
- マッチングアプリでトラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法
- 安全な婚活は結婚相談所がおすすめ
- 結婚相談所を選ぶ前に、婚活のプロに相談!
マッチングアプリ利用者の50%以上がトラブルに遭遇している
まず、マッチングアプリでのトラブル頻度はどれくらいあるのでしょうか?
消費者庁のサイトに掲載されている「マッチングアプリの動向調査」によると、マッチングアプリを利用しているときに「何らかのトラブルや困ったことがある」と回答した人は、20代で63.6%、30代で58.3%、40代で51.9%でした。
実に利用者の50%以上がトラブル・困ったことに遭遇しており、若い年代ほど遭遇比率は高くなっています。
男女別でも男性の58.5%、女性の59.7%が何らかのトラブルや困ったことに遭ったことがあると回答していることから、男女を問わずトラブルに見舞われやすいことがわかります。
トラブル事例としては嘘をつかれる・騙されるケースが多い

マッチングアプリ利用者が遭うトラブルには、虚偽のプロフィールや不誠実な対応から、生活そのものをおびやかすものまでさまざまなケースがあります。
よくあるトラブル事例
先のアンケートで回答が多かったトラブル事例は、以下の5つです。
- 顔や体型等の見た目が写真のイメージと明らかに違った
- デート等をドタキャンされた、デート等に現れなかった
- 理想のお相手となかなか出会えなかった
- サクラ(運営側が雇った偽の利用者)がいた
- 年齢、収入、職業、居住地等のプロフィールを詐称された
内容としてはお相手の真剣度の低さや、サービス運営側が雇った偽の利用者が存在したりなど、サービスへの不信感が募るようなトラブルが見受けられます。
深刻なトラブル事例
上記より数は少ないものの、マッチングアプリを利用していた方の中にはより深刻なトラブルに見舞われた方もいます。
主な事例は、以下の6つです。
- 交際や婚姻の状況を詐称された
- 恋活/婚活ではなく性行為を目的としていた
- 商品やネットワークビジネス、投資、宗教等の勧誘を受けた
- お金を貸すよう求められた
- 詐欺にあった
- マッチングした相手からストーカーされた
悪意を持った利用者に遭う可能性はゼロではありません。こうしたトラブルが起こるのは、マッチングアプリのサービスの特性に原因があるといえます。
マッチングアプリでトラブルが多い理由
マッチングアプリでトラブルが起きやすくなる背景には、いくつかの理由があります。
利用目的がバラバラのユーザーが混在している
マッチングアプリは料金が安く誰でも気軽に利用しやすいため、「恋人を見つけたい人」「結婚相手を見つけたい人」「遊びたいだけの人」など、さまざまな目的を持った利用者が混在しています。
遊び目的であれば同じ目的の人とだけマッチングするのであればまだ良いのですが、目的が一致しない人ともマッチングしてしまうのが事実です。
結果として、真剣に恋活・婚活をしている方が遊び目的の方に騙されてしまうことも簡単に起こってしまうのです。
登録情報の真偽を確認できない
マッチングアプリの運営業者も安全性を重視し、身分証明書で年齢確認・本人確認を行っているところもあります。
ただし、多くの会社ではプロフィール写真や掲載内容に嘘がないかまでは確認をしません。
そのため、自分をよく見せたい方が嘘の情報を簡単に掲載できてしまい、お相手の方もそれを信じて騙されてしまうのです。
遊び・金銭目的の利用者を排除できない
マッチングアプリであっても「プロフィールの詐称をしてはならない」「本来の活動の目的以外でサービスを利用してはいけない」等、ルールが定められているのが一般的です。
しかし、アプリの月額費用は数千円もしくは無料のため、違反してアカウントを停止されても金銭的なダメージは大きくありません。
そのため、たとえルールを定めても抑止力にはならないのが現状です。
遊びや金銭を目的とした利用者はアカウントを作り直したり、別のアプリに移行するなどして、同じような行動を繰り返します。
アカウント停止の措置が行われるのはトラブル報告があった後となるため、未然に防げていないケースが大半です。
マッチングアプリでトラブルに巻き込まれないための注意点

トラブルに遭遇する可能性があるとはいえ、それでもマッチングアプリを利用したい場合には、次のような注意が必要です。
さまざまな手段を使って近づいてくる人がいるので、トラブルに巻き込まれないようにあらかじめ特徴を把握しておきましょう。
個人情報やSNSのリンクはお相手を信頼できるまで教えない
マッチングアプリを安全に利用するためには、プロフィールには必要最小限の個人情報のみを記載し、住所や勤務先など特定できる情報は公開しないようにしましょう。
また、SNSのリンク共有も初対面のときは控え、お相手のことを十分に信頼できるまではプライベート情報を教えないことが大切です。
プロフィールに写真を載せる際にも自宅や職場が特定されるような背景が写っていないか確認し、自分のプライバシーをしっかり守るよう心掛けましょう。
メッセージのやり取りで怪しい人物かどうか見極める
マッチングアプリにいる怪しいと思われる人物は、メッセージのやりとりの段階で見極めることができます。
実際に会ってしまうことがないように、回避するポイントを押さえておきましょう。
詐欺や勧誘目的の業者の場合
詐欺や勧誘を目的とした業者には、いくつか共通する特徴があります。
たとえば、出会って間もないにもかかわらず急に親しくなろうとしたり、実際に会うことを急かしたりするケースが挙げられます。また、やり取りを始めてすぐに、LINEやメールなど他の連絡手段への移行を提案してくることもよく見られます。
さらに、投資や副業の話を持ちかけてきたり、「お金に困っている」などと言って金銭的な支援を求めてくる場合も注意が必要です。
こちらからビデオ通話や音声通話を提案しても、理由をつけて断られることも多いです。会話の内容に一貫性がなかったり、話のつじつまが合わないと感じる場合も警戒するようにしましょう。
これらの兆候に気付いた場合は、トラブルに巻き込まれないよう、できるだけ早く連絡を絶つことをおすすめします。
彼氏・彼女がいる人や既婚者の場合
彼氏・彼女がいる人や既婚者の場合は、休日には会えず平日しか会えない、または特定の時間帯しか連絡が取れない、といった特徴が見られます。
休日の過ごし方や家族に関するプライベートな質問をした際に、はっきりと答えずにはぐらかしたり曖昧な返事をする場合も注意が必要です。
これらが複数当てはまる場合は、お相手にすでに恋人や配偶者がいる可能性が高いので、関係を進展させる際は慎重になった方がよいでしょう。
お相手と会う時は、昼間の人が多くいる場所を選ぶ
初めてお相手と会う際ですが、もし会う前にビデオ通話ができるようなら、お相手が本当にプロフィール通りの人物かどうかチェックしておくようにしましょう。
待ち合わせは、昼間の時間帯で人通りが多く、開けた場所を選ぶのがおすすめです。また、自宅や職場から離れた場所を選ぶと安心です。
食事をする場合は、個室ではなく周囲に他のお客さんがいる飲食店を利用し、2人きりで密室になる状況はできるだけ避けるようにしましょう。
また、移動の際にはお相手の車に乗るのは控え、公共の交通機関を使うことで万が一のリスクを避けられます。
マッチングアプリでトラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法
事前に注意していても、トラブルを完全に避けられないことがあります。もしトラブルに遭遇した場合は、慌てず落ち着いて対応することが大切です。
適切な対処法を身につけて、トラブル後も婚活を続けられるように備えておきましょう。
運営に連絡する
マッチングアプリでトラブルが発生した場合は、まず運営会社のサポートチームに連絡しましょう。
多くのアプリには、通報機能や問い合わせフォームが用意されています。報告の際は、次の内容をできるだけ詳しく伝えるようにしましょう。
- トラブル相手のユーザー名やプロフィールID
- トラブルが発生した日時
- 問題となったメッセージや行為の具体的な内容
- スクリーンショットなどの証拠(可能であれば)
運営側は、悪質なユーザーに対してアカウント停止や利用制限などの措置を講じたり、同様の被害を防ぐための対策を行ってくれます。
特に、迷惑行為やハラスメント、なりすまし、詐欺的行為などは、できるだけ早く報告するようにしましょう。
消費生活センターに相談する
金銭的なトラブルや契約に関する問題でお困りの際は、消費生活センターへの相談が効果的です。
全国の消費生活センターでは、消費者トラブルに関する相談を無料で受け付けています。
消費生活センターでは以下のような支援を受けることができます。
- 法的なアドバイス
- 事業者との交渉サポート
- 返金や解約に関する手続き支援
相談の際は、やり取りの記録や支払い証明書、契約内容がわかる書類などを準備しておくと、相談がスムーズに進みます。
消費者ホットライン「188(いやや!)」に電話をかけると、お住まいの地域の消費生活センターにつながります。
警察や弁護士に相談する
深刻なトラブルに巻き込まれた場合は、ひとりで悩まず、警察や弁護士への相談を積極的に検討しましょう。特に、以下のようなケースでは速やかに相談する必要があります。
- 脅迫や恐喝を受けた場合
- ストーカー行為の被害にあった場合
- 詐欺による金銭的な被害を受けた場合
- 個人情報が不正に利用された場合
- 性的な被害にあった場合
警察に相談する際は、やり取りのスクリーンショットや通話記録など、証拠となる資料をできるだけ保存しておきましょう。
また、被害金額が大きい場合や法的な対応が必要な場合は、弁護士への相談もあわせて検討しましょう。専門家の助言を受けることで、適切な解決策を見つけやすくなります。
安全な婚活は結婚相談所がおすすめ

マッチングアプリは気軽に利用できる反面、2人に1人が何らかのトラブルや困りごとを経験しているのが実情です。また、利用者の目的はさまざまで、婚活目的で利用しても結婚願望のあるお相手とマッチングできるとは限りません。
一方で、結婚相談所はこうしたトラブルやミスマッチを防ぐ仕組みが整っています。
まず結婚相談所では、入会の際には本人確認書類や昨年度の収入証明・独身証明書の提出が必須となっていることから、年収を偽ったり、既婚者が独身と嘘をついて活動することができません。
またマッチングアプリと異なり、男女ともに相応の費用がかかるため、金銭的リスクの点でも不正行為が起こりにくい環境となっています。
このような厳格な審査とルールにより、遊び目的・詐欺目的の利用者が入り込みにくく、結婚を真剣に考えている人だけが活動できるのがマッチングアプリとの大きな違いとなります。
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