お金の使い方が違う二人は結婚できる?
お金の使い方が違う二人は結婚できる?
結婚を考え始めると、避けて通れないのが「お金」の話です。
交際中はそれぞれが自分のお金を自由に使っていても、結婚すれば家賃や住宅費、生活費、貯金、旅行、子どもの教育費など、二人で考えなければならない場面が増えていきます。
そのため、
「自分は貯金したいのに、相手はお金を使うタイプ」
「相手は旅行や外食にお金をかけたいけれど、自分はそこまで必要だと思わない」
といった違いに気づくと、
「この人と結婚して大丈夫なのだろうか」
と不安になる方もいるでしょう。
では、お金の使い方が違う二人は結婚できないのでしょうか。
結論から言えば、お金の使い方が違うことだけで、結婚に向いていないとは限りません。
重要なのは、その違いを二人でどのように調整できるかです。
1.見るべきなのは「何に使うか」より、お金に対する考え方
例えば、一方が毎月5万円を趣味に使い、もう一方が毎月5万円を旅行のために貯めているとします。
表面的には、お金の使い方はかなり違います。
しかし二人とも、
「必要な生活費と貯金を確保したうえで、残ったお金は楽しみに使いたい」
という考えであれば、根本的な金銭感覚はそれほど違わないかもしれません。
一方で、同じくらいの金額を使っていても、
「将来に備えて十分な貯金をしてから使いたい人」と、
「今が楽しければ貯金はあまり気にしない人」
では、結婚後に衝突する可能性があります。
つまり、確認したいのは単純な支出額ではなく、
貯金をどの程度重要だと考えているか
借金やローンをどう考えているか
高額な買い物をするときに相談したいか
趣味や旅行にどの程度使いたいか
将来のためにどれくらい備えたいか
といった、お金に対する基本的な考え方です。
2.「違う」ことより「話し合えない」ことのほうが問題
結婚生活では、お金の使い方が完全に一致している必要はありません。
例えば、
男性は車や趣味にお金を使いたい。
女性は旅行や美容にお金を使いたい。
という違いがあったとしても、
「毎月これくらいは貯金する」
「生活費はこの範囲に収める」
「残ったお金はそれぞれ自由に使う」
と決められるのであれば、大きな問題にはならないこともあります。
反対に注意したいのは、
「お金の話をすると機嫌が悪くなる」
「自分の支出について説明したがらない」
「相手の使い方を一方的に否定する」
「話し合って決めたルールを守らない」
といったケースです。
結婚後には、住宅購入や出産、育児、転職など、家計が大きく変化する場面があります。
そのため、今の金銭感覚が同じかどうか以上に、状況が変わったときに二人で話し合えるかどうかが重要になります。
3.交際中に「結婚後のお金」を具体的に話してみる
お金の価値観が気になるのであれば、結婚前に具体的な生活をイメージしながら話してみることをおすすめします。
例えば、
「結婚したら家計はどう管理したい?」
「毎月どれくらい貯金できたら安心?」
「旅行や趣味にはどれくらい使いたい?」
「住宅は買いたい?それとも賃貸でもいい?」
といった話です。
ここで重要なのは、相手に正解を求めることではありません。
自分とは違う答えが返ってきたときに、
「なぜそう考えているのか」
まで聞いてみることです。
例えば、「旅行にはお金を使いたい」という人でも、
「若いうちにしかできない経験を大切にしたい」
という考えかもしれません。
逆に、「できるだけ貯金したい」という人も、
「将来、家族がお金で困らない状態をつくりたい」
と考えているかもしれません。
背景を知ることで、単純な「浪費家」「ケチ」という見方ではなく、その人のお金に対する価値観が見えてきます。
金銭感覚は「同じ」より「折り合いをつけられる」が大切
結婚相手を探していると、
「金銭感覚が合う人がいい」
という条件を挙げる方は少なくありません。
もちろん、大きく違いすぎれば結婚生活に負担が生じることもあります。
しかし、細かいお金の使い方まで完全に一致する相手を探す必要はありません。
大切なのは、
二人の生活を守るお金と、それぞれが自由に使えるお金を分けられるか。
将来の目標について話し合えるか。
相手のお金の使い方を尊重できるか。
ということです。
例えば、
「毎月10万円は共同で貯金する」
「それ以外はお互い自由に使う」
「10万円を超える買い物は相談する」
といったルールを二人で決めることができれば、使い方の違いを無理に消す必要はありません。
結婚前に確認したいのは「金額」だけではない
相手の年収や貯金額は、結婚を考えるうえで分かりやすい情報です。
しかし、本当に見ておきたいのは、
その人がどのようにお金と付き合っているか
という部分です。
収入が高くても、収入以上に使ってしまう人もいます。
反対に、収入が特別高くなくても、将来を考えて計画的に家計を管理できる人もいます。
そして結婚後には、二人のお金について一緒に考えていくことになります。
だからこそ、
「自分と同じ使い方をする人か」ではなく、「二人のお金について一緒に考えられる人か」
という視点で相手を見ることが大切です。
お金の使い方が違っていても、お互いの考えを理解し、二人なりのルールをつくることができれば、結婚生活を築いていくことは十分に可能です。
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