結婚には妥協が必要なの?
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
目次
- 妥協までして結婚したくない!
- 妥協したくない理由
- 妥協できることを整理してみよう
- 結婚で妥協してはいけないところ
- まとめ
妥協までして結婚したくない!
「妥協してまで結婚したくない!」という声を聞くことがあります。確かに一生に一度の結婚、人生最大の決断になる結婚ですから、今夜の食事のメニューを選ぶ感覚で決めることではありません。真剣に悩み、一生懸命に考えて結論を出すことですからそう思うのも当然です。
20代の若いときに出会い、大恋愛の末に結婚した人はよいのですが、30代、40代になると、経験が積み重なり、人を見る目が肥えてきた分、結婚相手への条件も厳しくなります。「ここまで独りできたのだから、結婚相手は妥協したくない」。しかし、悲しいことに年齢が積み重なる分、結婚市場価値はどんどん下がっていき、出会いのチャンスは減っていき、運よく出会ったとしても結婚相手として選んでもらえない、ということが当たり前に起こります。
実際に40代になり、合コンや異性の集まる飲み会のお誘いがめっきりと減ってしまい、結婚相談所に入会してくることは珍しくありません。しかし、40代後半の男性が自分の子供が欲しいという理由で20代の女性に申し込んだところで、お見合いの成立率はほぼゼロというのが現実です。しかし、そういう男性に限って「女性の年齢だけは妥協したくない」などと言い張るのですから、今さらながら、婚活の難しさを実感せざる得えません。
妥協したくない理由
人に羨ましがられたい
「この人と結婚することになったの」と知り合いに紹介するときに、周りから羨ましがられるような人と結婚したい…。まあ、よく聞く話ですよね。とくに女性の場合、先に結婚した友人たちの幸せそうな結婚生活を見ていると、「私はもっといい人を見つけるわ」と心のなかでグッと誓うのでしょう。その気持ち、わからなくもないのですが…。
もっといい人がいると思い込んでいる
ある程度の期間、婚活をしていると良い意味でも悪い意味でも、婚活慣れしてきます。同時に人を見る目が肥えてきてしまい、一つのご縁が終わったとき、それ以上の異性を見つけなきゃ、という気持ちで、前の人よりいい人を探そうとしてしまいます。そして「もっといい人」という頑なな気持ちが「妥協できない」に繋がってしまうのかもしれません。
婚活のために時間もお金もかけてきた
婚活の時間や費用をかなりかけて結婚にかけてきたのだから絶対に妥協したくない、納得できる結婚がしたい…。気持ちはとてもわかります。そんな人は少しでも条件を下げて結婚したのだとしたら、この先悔いが残り、これまでの自分の努力が無駄になるように感じるのです。
妥協できることを整理してみよう
容姿やファッションセンス
◎顔や容姿は年とともに変化します
格好いい男性や可愛くて綺麗な女性…確かに見ていて惚れ惚れしてしまいますが、それだけでは生活できません。しかも、これは悲しい現実ですが、見た目は年とともに劣化していきます。となると優先すべき条件はここではないのではないでしょうか。
◎ファッションセンスは変えることができる
もし、出会った異性のファッションセンスがイマイチだな、と思った場合、その人とお付き合いがはじまったら、一緒に洋服買いに行きましょうと誘って、「この洋服着ている、〇〇さんのほうが好きだわ」とか言って、少しずつあなた好みのファッションに変身させてみてはいかがでしょうか。
趣味や関心事
共通の趣味や興味、関心事があると、一緒に楽しめて良いのですが、そこに固執し過ぎるのはよくありません。絶対に譲れない金銭感覚や根本的な価値観の部分で二人が一致していた場合、趣味などの部分で多少の違いがあったとしても、そこを受け入れて認めて、相手を尊重するという考え方もあります。
結婚で妥協してはいけないところ
浮気しない人であること
これは説明するまでもありませんね。浮気する人は結婚する資格がありません。もし、結婚後、浮気をしたとしたらあなただけでなく、二人の間に生まれた子供はもちろん、お互いの家族や兄弟だって傷つきますし、離婚する場合だって少なくありません。取り返しのつかない過ちです。浮気に関しては妥協するところではありません。
収入額より金銭感覚の合うことが大切
結婚生活の基盤を左右するのが収入です。ほとんどの結婚相談所の場合、男性は年収記載が義務付けられてますので、お見合いの段階である程度の収入面について把握しているはずですが、お付き合いしてみないとわからないのが金銭感覚で、妥協しないでこだわりましょう。
生活するうえで先立つのはやっぱりお金。となるとお金の使い方が大切です。年収1千万円もあるのにお金遣いが荒く、ほとんど貯金をしてないという人よりも、年収は多少低くてもコツコツと貯金をして堅実に暮らしている男性のほうがよかったりする場合だってあります。
子供の教育費や家族の行事など、使うべきところは気持ちよく使う、などの感覚が二人合うかどうかの価値観も大切なので確認しておきましょう。
思いやりがあって人柄が素晴らしいところ
これはもういちばん、こだわりたいところで、ここは絶対に妥協したくない部分ではないでしょうか。結婚してから、すべてが良いことばかりではありません。思いがけないトラブルに巻き込まれたり、家族が病気になってしまうことだってあるかもしれません。
そうしたとき、お互いを助け合い、一緒に乗り越えていこうとする思いやりの気持ちがなければ、家族として成り立たないでしょう。他の条件が多少イマイチであっても相手への思いやりさえあれば、きっと夫婦としてうまくいくはずです。
まとめ
結婚相手を選ぶうえで「妥協したくない」ということは、それだけ結婚について真剣に真面目に考えていて、なおかつ自分の考えを曲げたくないのでしょう。しかし、あまりにも強くこだわりを持ちすぎると、結果として出会いのチャンスを失うことになってしまいます。もちろん我慢して、ということではありません。どうしても譲れないと思う条件だけ残し、あとは柔軟に考えてみると、結婚に向けて進みやすくなるかもしれません。
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