【婚活がもっと楽しくなる】「完成形」を目指さない会話
- 婚活のコツ
「ちゃんと話さなきゃ」「いいところを見せなきゃ」―。
婚活の場で、「ちゃんと話さなきゃ」「いいところを見せなきゃ」、ふとそんな気持ちに縛られてしまったことはありませんか?
実は、親密な関係を築くカギは、むしろ「未完成な会話」にあるかもしれません。
心理学的に見ても、完成された考えよりも、「まだまとまっていないけれど、今、考えていること」をありのままに共有することは、相手との距離をぐっと縮める効果があると言われています。
その理由は、こんなところにあります。
■ 「一緒に考えて」は、最高の信頼の証
未完成な考えを共有するというのは、相手を自分の「思考のプロセス」に招き入れる行為。それは「あなたを信頼している」という、言葉にならないメッセージになります。
■ 「弱さ」を見せられる安心感
すべてをきちんと見せようとするよりも、たまには「わからない」という部分を見せ合える関係。そこにこそ、本当の安心感が生まれます。
■ 二人だけの「共創」が始まる
お互いの考えを出し合い、一緒に思考を巡らせる―。その先に、二人だけの共通の考えや世界観が育っていくのです。
婚活で、さっそく取り入れてみよう
婚活パーティーやお見合いの場では、つい「模範解答」を探してしまいがちです。
でも、少し肩の力を抜いて、「今、私が本当に考えていること」を、そのまま伝えてみませんか?
「将来の夢は?」と聞かれたら…
「そうですね、しっかりとした夢はまだないのですが、最近〇〇に興味があって…」と、思考の途中経過を伝えてみませんか?
「どんな人になりたい?」と聞かれたら…
「まだ漠然としているんですけど、例えば…」と、未完成な考えをさらけ出してみませんか?
それは、相手を「評価する視線」から「共に歩む視線」へと変える、ほんの小さな一歩かもしれません。
「完成形」を探すのを、そろそろやめませんか?
SNSや世間のイメージに流されて、「あるべき姿」を追い求めるのは疲れてしまいます。
婚活は、完璧なパートナーを探す作業ではなく、互いの未完成な部分も含めて認め合い、これから一緒に成長していける伴侶を見つける旅だと考えてみると、気持ちがずっと楽になるはずです。
あなたの「等身大」の想いを、ぜひ次の出会いで活かしてみてください。
きっと、それに応えてくれるような、温かい関係性が始まるはずです。
あなたの婚活が、より本質的で、温かい出会いに満ちたものになりますように。
(追伸)
今日が、この先の人生で、一番成婚しやすい日です!
今日よりも若い日は有りませんからね。