婚活で一緒に歩める人を探しているあなたへ
- 婚活のコツ
「支え合う関係」が幸せを引き寄せる
「やっぱり、うまくいってる会社って、協力し合ってるところなんですよ」
そんな言葉を耳にしたのは、先日、新宿区の交流会でお会いした40代の男性との何気ない対話の中でした。彼は、ある企業を共同で経営されている方でした。ビジネスの話をしていたはずが、その一言が、私の心に強く残りました。
彼の話では、いわゆる“ワンマン経営”では、社員も取引先も息苦しさを感じやすく、成果が長続きしにくいそうです。けれど、パートナーと協力し合いながら、役割分担を明確にし、相談しながら物事を進めるスタイルだと、自然と成果も安定してくるというのです。
その話を聞きながら、私は結婚について思いを巡らせました。
結婚もまた、一人の力だけで成立するものではなく、「二人でつくっていく」営みです。どちらか一方が決定権を握り、相手に従わせるような関係では、時間が経つほどにバランスが崩れてしまいます。特に今の時代は、共働きが一般的です。だからこそ、お互いの強みを活かし、協力して家庭を築いていく姿勢が大切になってきます。
婚活においても、条件の良さばかりに目を奪われてしまうことがあります。「年収が高い」「学歴が立派」「仕事が安定している」─ そうした“スペック”はもちろん魅力的ですが、その中に「俺が養ってやる」「俺についてこい」といった一方的な価値観が隠れていないかも、見極めが必要です。
私が婚活支援をしている中でも、高収入の男性が「自分が正しい」「家庭は自分のルールで動くべき」と思い込んでいるケースを見かけることがあります。その結果、結婚後にパートナーを尊重しない、いわゆる“ワンマン夫”になってしまい、夫婦間の摩擦が生まれることもあります。
でも、だからといって、収入が少ないから婚活に不利だと感じる必要はありません。
むしろ、これから一緒に築き上げていこうという姿勢こそが、現代の婚活においては大きな魅力になります。結婚生活は、「完成された自分」をアピールする場ではなく、「これからの二人の未来」を形にしていくパートナーを見つける場なのです。
新宿区で出会ったあの経営者の言葉 ─「相乗効果で成果が出る」─ これは、まさに理想の夫婦像にも通じる話だと思いました。どちらか一方だけが頑張る関係ではなく、二人が手を取り合って歩むからこそ、安心感も、信頼も、喜びも、大きく育っていくのです。
婚活を始めるというのは、人生のパートナーを探す旅の第一歩です。
経済力の有無だけでなく、「一緒に歩んでいける人かどうか」にも、ぜひ目を向けてみてください。そんな視点が、これからの出会いをもっと豊かにしてくれるはずです。あなたにふさわしい「共に築ける相手」が、きっとどこかであなたを待っています。
(追伸)
今日が、この先の人生で、一番成婚しやすい日です!
今日よりも若い日は有りませんからね。