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心を開ける人が、愛をつかむ──“感情リスク”とのつき合い

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婚活カウンセリングのリアルラブ「心を開ける人が、愛をつかむ──“感情リスク”とのつき合い」-1

「婚活はタイパ悪い」「結婚はコスパ悪い」「結婚はリスク」

──そんな言葉がSNSを飛び交う時代。愛まで“効率”や“損得”で測られるようになった。


一方で、「感情を感じたり、表現するのが苦手なんです」──婚活カウンセリングで、そう打ち明ける人は男女ともに多い。怒りや寂しさを抑え込み、周りに迷惑をかけないようにしてきた人ほど、心のリスクを避ける傾向があるようだ。効率や能率が幅を効かせる経済最優先の社会では、感情は最も非生産的なものかも。そのことが若い人たちの婚活心理に影を落とし、コミュ力の発達を妨げている一面がある。


しかし、実は、“感情のリスク”を取れる人ほど愛を育てやすく、成婚しやすい。なぜなら、感情を交わすことこそが、二人の関係を確かなものにするからだ。絆が深まりやすいという現実がある。

婚活メンター早川の門を叩いた奈央(仮名・婚活2年目)のセッションが始まる──。


「嫌われたくない」から始まる婚活心理


婚活中の奈央さん(35)は、いつも相手の様子を見て、合わせてしまうタイプ。お見合いの席で、相手が一方的に話しても、話題に合わせようと一所懸命になってしまう。無難さを装ううちに、自分のことを後回しにし、相手から「印象が薄かった」と言われたこともある。


奈央:「本当は、自分のことをもっと話したかったんです。でも、きっかけが掴めなくて」「そのうち、なんて気が利かない人だろうと腹が立ってきて、結局お断りをしてしまう。その繰り返しなんです」

早川:「嫌われたくないって気持ちは、誰にでもありますよ。でもね、ホンネや感情を隠すことは、愛の回路を閉じることでもあるんですよ」


感情を見せることは、“信頼”の証


早川:「感情って、弱さを見せることじゃなくて“関係のドア”なんですよ。たとえば、相手がちょっと遅刻してきたのに、お詫びの一言がなかったとします。そんな時、“心配でヤキモキしたんですよ”と、声に出して伝えるだけで関係は深まる」

奈央:「心の中でただ怒るんじゃなくて、心配したって伝えるんですね」

早川「そう。相手のことじゃなくて、自分の気持ちを話すのです」

早川:「怒りの裏にはいつも”正しさからくるジャッジ”がある。でも、”心配でヤキモキ”の裏には、一緒に”この感情を共有したい”というメッセージが込められている。それを伝える勇気が、ふたりの信頼を育てるんです」

奈央「言葉にはしませんが、内心での”正しさからのジャッジ”強いと思います」


早川:「それはそうと、奈央さん 相手の話を中断するのは悪いこと、失礼なことと思ってませんか?それ、勘違いなんですよ。会話って“相手に興味を持っているサイン”が伝わるときが一番盛り上がるんです」

奈央「そうなんですね。子どもの頃、母がそれをやると父がよく怒ってたんです。刷り込まれてるのかもしれません」


“感情のリスク”は、二人の絆を強くする


婚活では、“正しさ”より、ふたりの間の“熱量”が大事なんです。表面上の会話がいくらスムーズでも、感情が通わなければ相手の心は動かないし、話題は尽きてしまう。感情を出すのは怖いけれど、少しずつ出していくことで、関係は現実を帯びていく。コミュ力もグッと上がる。


早川:「心を開くのは一瞬じゃなくて、トレーニングが必要なんです。たとえば、次のデートで一回だけ“ホンネ”を言ってみると決めておく。たったそれだけで、関係が変わることがありますよ」「お相手は、”あっ、この人本気で向き合ってくれてるな。自分も応えなきゃあ”と思うものなんです」


奈央「節度を守って、自分の感情に正直になってみるんですね。仲良しの女友達になら、しょっ中できてる気がします」


早川「そう、そこがコツなんです。結婚相手と意識するより、まずはもっと仲良くなってみる。”この人はどういう人なんだろう?””喜怒哀楽のツボはどこにあるのか”と、人間に興味を持ってみる」


安心は、ちょっとの“勇気”の先にある


セッションのあと、奈央は自分のスマホを開き、先日会った相手に短いメッセージを送った。──「この間はちょっと緊張してたけど、初フルマラソンの体験談めっちゃおもしろかったです」。


それは、彼女にとってほんの小さなリスク。でも、その一文に“リアルな本当の自分”が少しだけ宿っていた。相手から「僕も緊張してたけど、また会って話したいです。今度は奈央さんの体験談聞かせて」と返信が届いたとき、彼女の胸に小さな安心が灯った。


勇気とは、完璧さを捨てること。安心は、踏み出す一歩の勇気の先にしかない。社会人の一年目、新しいことへのチャレンジの連続だった日々。奈央は、20代の頃のあのワクワク感を久しぶりに想い起こしていた。


感情のリスクを取れる人こそ、“リアルな関係”が手に入る──感情を交わし合いながら互いの違いを受け止め、意見がすれ違っても逃げずに、喜怒哀楽を素直に伝える。そんな“手触りのある関係”を築いていけるのだ。




📝今日のステップ:感情のリスクを取るための3つの練習


1. 「本当はこう思った」を1日1回、誰かに伝えてみる。

2. “怒り”の裏にあるホンネ(寂しさ・悲しみ)を書き出してみる。

3. 相手の感情を否定せずに「そう感じたんですね」と受け止めてみる。


コミュ力アップで成婚

感情を交わすことは、傷つくことではなく、“つながる練習”です。身近な人たちに感情を伝えられると、コミュニケーションが驚くほど楽に楽しくなり、成婚を掴めた会員さんがいっぱいいます。ぜひトライしてみて。



💡次回は「安心できる関係って、どう作るの?」──“勇気”と“安心”をどう両立させるかをテーマに、実際の婚活現場でのエピソードを交えながら解説します。

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