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血液型性格診断の罪と罰─プロフィールの記入欄は不要!

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婚活カウンセリングのリアルラブ「血液型性格診断の罪と罰─プロフィールの記入欄は不要!」-1

目次

  • 「血液型で性格がわかる」ウソは、なぜ広まった?
  • でも、科学はどう言ってるの?
  • なぜ私たちは、トンデモ科学に加担してしまうのか?
  • 婚活に必要なのは「分類」じゃなく「対話」
  • 無料体験カウンセリングへのお誘い

「血液型で性格がわかる」ウソは、なぜ広まった?

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「血液型で相性がわかる」って本当ですか?

「婚活サイトのプロフィールの血液型欄、皆さんどう思われますか?」 婚活メンターの早川は、講座の冒頭でそう問いかけた。

多くの婚活者が無意識に受け入れているこの欄。 だがその奥には、日本独特の“血液型信仰”が根を張っているとしたら?──「A型は几帳面」「B型はマイペース」「O型は社交的」…こうした性格分類が、いまなお当然のように信じられているのだ。

では、科学的に見て、これらは本当に根拠のある話なのか?


血液型と性格を結びつける考えは、もともと1920年代の日本の仮説に端を発する。その後、1970〜80年代にテレビや雑誌で盛んに取り上げられ、一気に大衆化。

2007年以降は『自分の説明書』シリーズ(Jamais Jamais著)がベストセラーとなり、「血液型は性格や恋愛傾向を語るための道具」として、若い世代の間でも受け入れられるようになった。

まさに「わかりやすく自分を語りたい」という欲望と、「タイプで相手を理解したい」という安心感の共犯関係。

でも、科学はどう言ってるの?

答えは明快だ。

1991年に松井豊氏が約3,000人を対象に行った大規模調査をはじめ、国内外で繰り返し検証された結果、血液型と性格に統計的な関連はないと結論づけられている。

2014年の縄田健悟氏らの研究でも、日本とアメリカの社会調査データを用いた検証により、有意な相関は見られなかった

つまり、「A型だから几帳面」「B型は自由すぎる」といった言説は、すべて“印象操作”であり、“思い込み”にすぎない。誰にだって両方の面はある。一部の特徴(気質)を切り取って、人格全体の特徴とするのは無理がある。木を見て森を見ない典型例だ。

血液型と性格を結びつける言説──それは、一見無邪気な「話のネタ」のように装いながら、結果的には陰謀論に近い性質を帯びている。

疑うべきところで疑わず、疑う力そのものを手放してしまうこと──若者だけならいざ知らず、結婚支援サイトの企業人も例外ではない。

この恐るべき婚活リテラシーのなさ、そこにこそ、問題の本質がある。

どれほど耳障りがよくても、どれほど安心を与えてくれても、一度立ち止まり、本当にそれが正しいのかを自ら問い直すこと。それが、成熟した個人の責任であり、リテラシーの根幹である。



なぜ私たちは、トンデモ科学に加担してしまうのか?

その背景には、心理的メカニズムがある。

確証バイアス:自分の先入観を補強する情報だけを集めてしまう

自己成就予言:そう言われると、ついそう振る舞ってしまう

社会的同調:「みんなが信じているから、否定しにくい」

だから信じてしまうのだ。 血液型性格診断は、今やTVやマスコミでもトンデモ科学としてしか扱われなくなったが(*)、“共通言語”や“会話のつかみ”として根強く生き延びている。

だが──そのラベルは、いつの間にか人を選ぶ“フィルター”にもなっていないだろうか?

*放送倫理・番組向上機構(BPO)の声明:

BPOの青少年委員会は、2004年に「血液型を扱う番組」について、放送基準に抵触する可能性があるとして、放送局に配慮を求める声明を発表した。

婚活に必要なのは「分類」じゃなく「対話」

婚活の現場で私たちが向き合うべきは、統計でもラベルでもなく、目の前にいる“生身の他者”である。

関係とは、テンプレではなく、予測不能な会話のなかで立ち上がってくるもの。

血液型や16タイプ診断が「共感の入り口」として機能することはあるだろう。だが、それが“選別”のフィルターや、“先入観”のフレームにすり替わったとき──出会いの可能性は、静かに閉ざされていく。


メンター早川から、あなたへ

「婚活に必要なのは、分類ではなく関係性を築く勇気です」

婚活メンター早川は言う。

「皆さんに知ってほしい。科学的根拠がないことを明記せず、特定の血液型の人を差別するような表現を行う場合は、コンプラ違反の可能性があります」

「あなたが誰かに出会うとき、その人を“血液型の代表”として見るのか、“関係のなかでしか見えてこない誰か”として迎えるのか。 その違いが、未来を大きく変えます」

出会いとは、予定調和ではなく、むしろ“わからなさ”を抱えながら育てていく共同作業なのだ。ラベルで決めつけるより、関係のなかで見えてくる本当の個性を、大切にしていきたい。(拍手)


無料体験カウンセリングへのお誘い

私たちの婚活メンタリングでは、“出会いの実践”をサポートしています。

思い込みを外し、個性を理解し合うための対話と振り返りを、プロのカウンセラーがマンツーマンで伴走。

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