婚活寓話:ルミと都会の風
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
- 自分磨き
目次
- 結婚どころか、恋人ができない
- 親への愛そして葛藤が、結婚意識にもたらすもの
- 結婚に向かって、心の風が吹くとき
- 婚活で新しい出会い
- 婚活で彷徨い、今は希望の風に乗って
結婚どころか、恋人ができない
都会の片隅に、ルミという女性がいました。30代半ばのOLで、学生時代は体育会系。今もその延長で、何事も自分で解決する力があります。職場では頼られる存在で、周囲から「自立した女性」として見られていました。けれど、婚活に真剣に取り組む中で、心に抱える疑問が少しずつ大きくなっていました。「どうして私は、恋人ができないんだろう?」婚活イベントに参加しても、どの相手にも「これだ」と感じられません。見た目や会話のテンポ、頭の良さといった相性を気にするのはもちろんですが、それ以上に心のどこかで「両親に会わせたらどう思うだろう?」と考えてしまうのです。親への愛そして葛藤が、結婚意識にもたらすもの
ルミにとって両親は特別な存在でした。幼い頃からたっぷりの愛情を受けて育ち、今でも尊敬しています。特に両親の穏やかで支え合う関係は、彼女にとって「理想の家族像」そのものでした。けれども、婚活を進める中で、ルミはふと思いました。 「私って、親を大事にしすぎているのかな……?」相手を選ぶ際に、つい「この人なら親も納得するかな?」と考えてしまう自分。友人にそのことを話すと、「親を気にしすぎると自分が苦しくなるよ」と軽く言われ、心が揺れました。結婚に向かって、心の風が吹くとき
早川は続けました。その言葉に、ルミの中でふと新しい思いが芽生えました。
婚活で新しい出会い
その後、ルミは婚活イベントでカズキという男性に出会いました。彼は派手さはなく、話し方も穏やかで物静か。最初は「ちょっと地味かも」と思ったルミですが、何度か会ううちに彼の誠実さに引き込まれていきました。ある日、ルミは思い切ってカズキに尋ねました。
カズキは少し考えてから答えました。
その言葉に、ルミは驚きとともに安堵を感じました。
婚活で彷徨い、今は希望の風に乗って
カズキとの時間を重ねる中で、ルミは少しずつ自分の中の「拘り」を手放していけるようになりました。結婚相手に完璧さを求めるのではなく、相手と一緒に新しい家族を作り、互いを支え合える関係を築くこと。その中には、両親への愛も含まれていました。「私は親を大事にする自分を否定しなくていいんだ。そして、自分が幸せになることで、親にも幸せを届けられるんだ。」
そう気づいたとき、ルミの心に希望の風が吹きました。それは、彼女自身が「自分の気持ちを大切にしながら両親も尊重できる」という新しい未来への道筋を見つけた瞬間でした。
あなたへ
もし、あなたがルミのように婚活で迷い、親や自分の気持ちの間で揺れているなら、自分の心にそっと問いかけてみてください。「私はどんな家族を作りたいのだろう?」その答えの中には、きっとあなたの未来のヒントがあるはずです。そして、旅路で迷ったときには、ぜひご相談ください。私たちは一緒に、あなたの心にそっと風を吹かせるお手伝いをします。
*東京・恵比寿 婚活カウンセリングのリアルラブでは、今回お伝えしたような、少しディープな心理分析をテーマに動画を毎週投稿しています。興味のある方はぜひ訪れてみてくださいね。
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